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「この場所はこども若者と大人の架け橋になる」片岡一樹/開館に寄せて vol.6
みんなの公民館まるは、静岡県焼津市の駅前通り商店街の空き店舗を活用し、2024年秋にオープンする私設公民館です。
10代20代の「わたし発」がたくさん生まれる場所を目指し、開館準備を進めています。オープンに向けて、協力者の皆さんからの応援メッセージを寄せていただいています。
片岡一樹さん(尼崎市立ユース交流センター)
尼崎の若者向けの公共施設に関わって5年間。 土肥さんが目指してきたものがようやく見えてきた気がしている。 というより、開設当初から参考にし、意識してきた。(寄せてきたといっても過言ではない)
目指してきたのは、年間来場者数が●万人とか、多世代交流とかではなく、 一人ひとりの若者たちが、やりたいことを実現できる場所にしたい。 「やりたいをやろう」というキャッチコピーを付けた。
ニーズがあるからではなく、一人でもいいから「やってみたい」「おもしろそう」となれば、「一緒にやろう!」と声をかけて繰り返してきた。
ただ、それは若者たちだけで、好きなことをするということではない。 若者たちの「やりたい」には、大人と一緒にやればすぐにできることがある。もっとおもしろくなることがある。
そうやって"若者たちのやりたいを大人が応援する"という文化を一緒に培ってきた。
「本気のお化け屋敷をしたい」から壊すだけの地区会館を貸してくれる大人がいる。 「ゲーム大会がしたい」から市職員と一緒に市役所の壁に投影したスマブラ大会が開催された。
結果として若者たちは、まちの大人たちと出会い、ともに過ごしていく。 今尼崎市の若者たちは大人たちのことを、テレビで聞く若者とは少し違って捉えている。
「尼崎は大人たちが自分を応援してくれる」
「世代や地域を越えて、自分に手を差し伸べてくれる」
このプロジェクトはこども若者たちの居場所を作ろうではない。 「みんなの公民館をつくろう」というもの。
この場所はこども若者と大人の架け橋になる。それがまちに広がっていく。 施設内の賑わいだけでなく、こども若者の活動がまちに波及していく、新しい公共の形だと確信している。
応援しない大人はいるのか?
特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー事務局長
尼崎市立ユース交流センターセンター長 片岡一樹
みんなの公民館まるを応援する方法
みんなの公民館まるについて詳しく知りたい方はこちらのnoteをご覧ください。