しずおか こども・若者まんなか会議「遊びの風景のあるまち、外遊びと居場所」を開催しました!
9月27日(金)に「しずおかこども・若者まんなか会議」を開催し、一般社団法人TOKYO PLAYの代表である嶋村仁志さん(めだかさん)をお迎えしました。テーマは「遊びの風景のあるまち、外遊びと居場所」についてです。
プレイワークとは?
前半では、「プレイワーク」とは何か、そして「遊ぶこと」がなぜ大切なのかについてのお話を伺いました。プレイワークとは、「遊ぶことが人にとって根本的に大切である」という価値観を基に、環境や大人の関わり方を考える専門分野であることが説明されました。
また、めだかさんが働いていた川崎市こども夢パークでの事例紹介もありました。そこでの子どもたちは、「答えがなくても、やってみたいからやってみよう」というマインドを遊ぶ中で育んていくことができるという話が印象的でした。
色々な遊びをする中で、こどもたちはあるもので遊びを創り、考えて、やってみる!そんな川崎子ども夢パークでの子どもたちの姿を紹介してくれました。
まち中を遊び場にする
次に、TOKYO PLAYが進めている「とうきょうご近所みちあそびプロジェクト」や「渋谷どこでも運動場プロジェクト」についてお話がありました。これらは、住民主体で道を使った遊びを展開するプロジェクトです。
少子化の進行に伴い、子どもたちの姿がまちから消えつつある現状に対し、みち遊びによって「子どもの存在がまちに見えるようになる」という点が印象的でした。子どもがまちで遊ぶことで、大人の視点や子どもとの関わり方も変わっていくのです。
また、みち遊びは子どもと大人が一緒に創り出すものであり、遊びを一方的に提供するのではなく、地域全体が参加できる空間にすることで、住民同士の関係も深まります。地域に寄り添った遊び場が、みんなで創り上げる「みちあそび」として展開されていきます。
みんなの公民館まるでも遊びと余白を!
「みんなの公民館まる」でも、こちらが何かを決めすぎず、子どもや若者、そして地域の皆さんと一緒に、場所を共に創っていくことが大切だと実感しています。
そして、10代、20代の人生の寄り道ということで、目的がある、学ぶためにやるということでなく、「何かをしても、しなくてもいい」そんな余白を、
そして、「思いっきり遊べる」そんな場をつくっていきたいと思います。
今年11月には焼津駅前通り商店街で「みんなのアソビバ」が開催されます。まるに通っている小学生たちが中心となり、遊びを自分たちで考え、企画しているところです。(5月のイベントに参加した子どもたちが、中心になって、友達を誘いながら準備を進めています。)
その過程や成果も、noteで随時お伝えしていきたいと思います。
まるの中でも、まるの外でも、どこでも自由に遊べる場所を目指して、これからも活動を続けていきます!