【インド体験記】ヒマチャルでのボランティア活動⛰️
今回も、前回に引き続き昨年10月にお試しでインドに来た時の話です。
10月は1ヶ月ほどインドに遊びに来ていましたが、夫は平日働いていて暇だし、1ヶ月も1人で家にいるの無理かも、、、と思い、学生の時に関わっていたNGO団体を通して2週間のボランティアプログラムに参加することにしました。
▶︎学生の時に関わっていたのはNICEというNPO団体で、世界各国のNGOと繋がっていて、日本人や外国人のボランティアを受け入れたり派遣したりという活動を行っています。ワークキャンプという2週間のプログラムが主な活動となっています。
学生時代にもNICEを通して、タンザニアやインドネシアに行きましたが、今回の活動場所はインド・ヒマチャルプラデシュというインドの北部にある州の山の上にある村で、RUCHIというNGO団体にお世話になりました。
NICEでのプログラムは、基本的に現地集合現地解散の形となっていたため、今回はデリーから電車に乗って開催地付近まで行きました。そのため、今回は初めて乗ったインドの電車のことや、ヒマチャルでの活動についてを記録していければなと思います。
インドの電車🚃
ワークキャンプ開催地は、ニューデリー駅から電車で4時間ほどのKalka stationという駅まで行き、そこからタクシーで1〜2時間ほど山を登った場所にありました。
電車は事前にネットでチケットが購入出来、外国人は12goというサイトからがチケットを取りやすいと言われたので私も12goから予約をしました。決済が上手くできずかなり苦戦しましたが、無事にチケットを購入することが出来ました!インドでの電車チケットは事前購入が断然おすすめです!!
当日は初めてのインドの電車に、しかも1人で!ということでかなり緊張していました。。
まず、ニューデリー駅に着くと赤い服の人たちが駅から歩いてきて、チケットを見せろと言われ、何もわからず見せると私の荷物を荷物を持って勝手に電車の車内まで案内してくれました。初めてだったので良かった〜とは思いましたが、やはりチップを請求されたので、次からは自力で行こうと思います。。。
電車はこんな感じ!行きは朝なので朝ごはん、帰りは夕方だったので夜ご飯(カレー)にアイスまで出てきて片道3,000円くらいだった気がします!
電車は行きも帰りもなぜか真ん中の対面席だったので、初めは少し気まずいなーと思っていたのですが、隣の人や対面の人たちが話しかけてくれて色々お話が出来たので楽しく過ごせました🥰
ボランティア活動🏫
私は今回、NICEからの派遣で2週間のワークキャンププログラムに参加したのですが、10月ということもあり同じプログラムの他の参加者はいませんでした。ですが、長期で来ている学生の子たちが何人かいたため他の参加者の子たちと一緒に活動をさせてもらいました!常に一緒に動いていたのは、インド人の学生二人とチェコ人の学生一人です。
RUCHIという団体は、環境系や教育系の活動がメインとなっており、今回私も、村の小学校に行って先生のサポートをしたり、中学校で衛生教育の授業をしたり、RUCHIが昔作った水の浄水装置を見に行ったり、、ということをしました。
また、昨年8月に周辺地域で大雨による土砂被害が大きく出ており、その被害を受けた方々への支援もしているとのことで、一緒に視察に行き支援物資を届けたりもしました。
ヒマチャルでの生活⛰️
●宿泊場所
RUCHIにはボランティアハウスがあり、2名一室の共同生活が出来るようになっています。今回は閑散期のため人が少なく、一人一室使用できる環境でしたが、一緒に活動していたインド人の女の子が、一人だと寂しくて寝れない!ということだったので、途中から二人部屋になりました!(インドの北東部の子ですが、とても可愛くて良い子で、今でも連絡を取り合ったり、デリーに来た時は一緒に遊んだりもしています!)
●食事
夜ごはんはRUCHIの人が用意をしてくれて、毎日ベジタリアンのインド料理でしたが、レストランで食べる料理とは違い、優しい味で食べやすくお腹も壊さなかったので良かったです!
ダル(豆)ばかりだったので最後の方は少し飽きましたが、、、宿泊施設から気軽に歩いていける範囲にお店はなく、活動の帰りに少し歩いてスナックを買って帰ったり、、ということもしていました!(宿泊施設から近くのマーケットまでは、片道徒歩1時間くらいかかりました。)
●移動手段
山の上のど田舎なのでUber等はもちろんなく、リキシャーも走っていませんでした。移動手段は基本歩き!30分〜1時間は都会の10分くらいの間隔で歩いていました。
ただ、一本道をひたすら歩きてると高確率で、車が止まってくれて「どこ行くの?」と聞かれますが。デリーの街中等でこのようなことを聞かれたら警戒しますが、田舎の人たちはみんな優しく、座席が空いていれば無料で行き先まで乗せてくれるんです。
これは、インドの田舎もあったかいなぁぁととても嬉しくなりました😌
バスもありますが、1日に1本しか出なかったり、時間通りには来なかったり、そんな1日に1本の貴重なバスがたまに来ないこともあったり、、そんな時はトラックに荷台に乗ってみたりと、とーーっても緩い田舎暮らしでした💭
●プチ観光
活動は平日だけなので、土日は基本的に自由です。私は特に予定はなかったのですが、RUCHIの職員の人がアクティビティを準備してくれていたのでそのプランに参加することにしました!
2週間のプログラムで土日は1回、他に祝日が1日ありました。週末はKasualiという、とてもローカルな観光地へ職員さんに連れて行ってもらいました。
宿泊施設から徒歩30分くらいのところにバス停があり、そこから確か1〜2時間くらい?山を登ったところにありました。
本当にローカルな観光地なので、外国人はほぼ見ませんでしたが、イギリス植民地時代の大きな教会があったり、山の上から景色を見渡せたり、美味しいモモも食べれていい気分転換になりました!!
ちなみに、私とRUCHI職員と、インド人学生2人で行ったのですが、インド人2人は着いてすぐのところにあるヒンドゥー教寺院に行くように言われ(外国人は入れないそう)、そこから中々会えず、帰りのバスにも一緒に乗れなかったのでずっとインド人職員のおじさん2人と観光してました。笑 これもインドっぽい👳🏽♂️インド学生の子たちはめちゃくちゃ怒ってましたが…笑
●ローカルのお祭り
そして祝日はDussehra Festivalというヒンドゥー教のお祭りの日だったため、職員に連れられて村の中でも栄えている場所でローカルなお祭りに参加しました!
カバディやレスリングの大会をしていたり、女性たちは椅子取りゲームやスイカ割りをしたり、そしてやっぱりみんなで踊って歌って、昼頃から始まったのに部屋に戻ったのは24時近くでとても賑やかな1日でした🤩
2週間の出来事を一つのノートにまとめようとするとすごい長くなってしまった…🙃
こんなの誰が読むんだって感じだけど、まぁ体験の備忘録として。。
正直2週間だととても短く、何かをやり遂げる!という感じではありませんでしたが、今回私はインドのデリー以外の地域で生活をしてみたい!現地の人たちと交流をしたい!という想いで参加したので、とても濃い2週間になりました☺️
グルガオンに来てからは何もできていないので、何か活動したいなぁとも思っていますが、、、
そしてまたいつかヒマチャルにも行きたいな⛰️
働き出すと中々2週間も休みが取れないので、この期間に行けて本当に良かったです!
もしも、インドでボランティアしてみたいな〜って人がいたら参考にしてもらえたら嬉しいです🕊️