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自己紹介の落とし穴
こんにちは、まるです。
久しぶりに、リアルセミナーに行って来ました。
(ちゃんと検温して消毒して間隔あけて、対策バッチリでしたよ。)
よっこさんこと横川裕之さんの「自己紹介セミナー」。
事前に音声を10本聞いてくる、自己紹介を書いてくる、という宿題が出ていたので、(私にしては珍しく)真面目にこなして参加しました。
よっこさんと言えば、クラハでの辛口の自己紹介添削が有名。
宿題の自己紹介もどれだけボコボコにされるのか、恐怖3/4、期待1/4でした。
早速セミナー冒頭で、「隣同士で30秒間ずつ自己紹介してください」と言われ、お隣の方に、考えて来た自己紹介をしてみせます。考えて来たものの、もちろんソラで言えるわけもなく、ノートを見ながらのしどろもどろ。
「ああ、やっぱり自己紹介を覚えてないなんて、話にならないな」
(すごい、冒頭30秒で、もう勉強になった!)
なんて、ひとつ賢くなった気分でいたら。
「では、別の方に15秒間で今自己紹介してもらったお隣の方を他己紹介してください」
(え!!!!今の私の自己紹介を、お隣の人にしてもらうってこと???
無理無理!全然つかみどころなかったし、しどろもどろだったし、なんのこっちゃわからん自己紹介だったのに!)
その時私の隣に座った方は、たまたまシンクロナイズドスイミングのオリンピック代表だった方で、ご自分の過去と、それに関連して今チャレンジしている仕事について、簡潔に話してくださいました。
なので、私が彼女の他己紹介をするのはすごく簡単だったんです。具体的でわかりやすい。
それに引き換え、私の他己紹介の番になると
「ええ〜〜〜っと、マスクで声があんまり聞き取れなくて、え〜っと、女性に何か働きかけるような?」
で、終了。
その時思いました。
私の考えて来た自己紹介、ゴミや…。
覚える、覚えないの話やないがな。
私自身のこと、これっぽっちも伝わってないがな。
ゴミや…。(2回目)
もともと宿題で聞いてた音声では、
「自己紹介は自分語りをするものではない。聞いてくださる方にとって何ができるかを話すものです」
という内容が語られていたので
そっちのことばっかり考えていた私は、だった30秒の自己紹介で全く自分のことを語らず、、理念のような事ばかりしどろもどろで語ったんですよね。
結果、相手は全く私のことをわからず、興味の持ちようもない状態に。
そもそも、着物着て白髪で、って時点で目立つ風貌だし、人の興味を引ける要素を持っているのに、それを全く活かさない自己紹介って、なんだ。
自己紹介の役割は、つまり短い時間で自分や、やっている仕事に興味を持ってもらうこと。
興味さえ持ってもらえれば、そこからお話をしたり、関係を深めたりすることができる。
その方法論として、「自分のことばっかり喋ってても、聞いてる人は興味を持たないよ、だから聞いてる人が「お?自分にメリットある人かな?」って感じるような自己紹介をしましょう」ってことなんですね。
それを本で読んだり、音声聞いたりして、表面的な「術」の部分だけを受けとって、ゴミを作っていったわけです。
いや、考えて作った自己紹介も時と場合によっては使えるんです。じっくり文字で読んでもらえる時とか。(実際に会わないと私の風貌は意味ないしね)
ただ、今回の場合はこれではなかった、ということ。
効果的な自己紹介をするためには、その場にふさわしい自己紹介をする必要があるっていうことです。
私だったら、着物着た白髪の年齢不詳のおばさんが
「私、登録者1万人越えのYoutubeチャンネル運営してます!」
なんて言ったら、そのギャップで「なになになに?」って思ってもらえたと思うんですよね。
学んだことをただなぞるだけではなくて、腑に落として使いこなす、ということが大事なんだなあ、としみじみ思い知らされたセミナーでした。
ちなみに自己紹介に関する話は、この部分だけで
そのあとはさまざまな体を使うワークを通じて、
「主体的であること」の大切さをこれでもか!というほど体感させていただきました。
いや、楽しかった。久しぶりのリアルセミナー、やっぱりいいわ。
自己紹介をセミナー内で辛口添削していただくことはなかったですが、それは辛口添削を求めて、自らよっこさんのクラハに首を差し出しに行かねばならぬ、ということに他ならないわけで。
うう〜〜。