「プリンティングディレクター」?
話の中に出てくる、2015年に開催された「第40回木村伊兵衛写真賞 受賞作品展」の展示は実際に私も見に行った。
写真の展示を作り上げるときに、カメラマン以外にも様々な人が関わっているんだろうなーというのは思っていたが、「プリンティングディレクター」という肩書きは初めて聞いた。
撮った人の世界観が表現できるよう、プリントする素材やフレーム、色の調子を考えて、作品と作家のイメージに近づけて表現していく。それがプリンティングディレクターなんです。
私は学生のころ、銀塩写真を制作していた。
学校のスタジオや外で撮影し、暗室で現像して焼く。すごく楽しい時間だった。撮る方よりも、そのあとの方が楽しかった気がする。
カメラマンになる気はなかった(インターンで「あ、無理だ」と思ったから)私に、大学の先生が「カメラマンにならずに、フィルムに興味を持って(フィルムを)作る方にいったやつがいたなあ」と話してくれたことがあった。
この記事に出てくる「プリンティングディレクター」を学生時代に知ってたら、もしかしてその道に進みたいと思っていたかも。と思った。
ねこといぬのおやつを買おうと思います。