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あなたの「地雷ワード」は、何ですか?

「本気で、人を好きになったこと、あんのか?」
無口な男が、突然しゃべったので、一瞬、何が起きたのかわからなかった。
「“失恋ぐらい”って言うけど、本気で人を好きになったことあるのかって、聞いてんだよ!」
気の置けない友人たちと、おしゃべりをしていたときだった……

誰かが「失恋ぐらいでさ」と、何気なく言った直後だったと、思う。
気づいたら、無口な彼の目が据わっていた。“失恋ぐらい”は、地雷ワードだったのだろう。

『無自覚な夫のための妻の地雷ワード事典』と言う本には、多くの地雷ワードが紹介されている。

「今日一日、何やってたの?」
「俺も家事とか手伝うから」
「言ってくれればやったのに」
たしかに……「そういう言葉はマズいよ」と、納得できる。

「地雷ワード」には、わかりやすいワードもあれば、そうじゃない場合もある。

ぼくは「意味がない」と言われると、カチンとくる。
一見、冷静に判断しているように聞こえるのが、余計に怒れてくる。

「自分には理解できない」だろ?アンタが理解できないことは、世の中にいっぱいあることを知らないのか?それを、傲慢って言うんだ。“意味がない”ってのはな、“価値がない”って、ことなんだ。自分の価値判断を押しつけるなよ!

なんて……言わないけど、「そう感じる」からカチンとくるのだと思う。

あなたの「地雷ワード」は、何ですか?

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