直前でもOK!TOEICで少しでもスコアアップをするための心得
本記事を開いてくださり、ありがとうございます!
本記事では英語試験の中でもTOEIC対策に集中して、直前のやるべきことをご紹介しています!
是非、この記事を読んでやるべきことを明確にし、最後の最後までスコアアップを目指しましょう!
試験直前の効果的な対策と実践テクニック
TOEICの試験日が迫っているけど、まだ準備が十分じゃない…そんなあなたに朗報です!
直前でもスコアを上げるための効果的な学習法と実践的なテクニックをお伝えします。
この記事を参考に、短期間で効率よくスコアアップを目指しましょう!
試験の基本情報
まずは、TOEICについて基本情報を押さえておきますね!
TOEIC(Test of English for International Communication)は、英語のコミュニケーション能力を測定する国際的な試験です。
試験はリスニングとリーディングの2つのセクションから構成されており、各セクションの満点は495点、合計で990点満点です。
試験時間は約2時間で、200問のマークシート形式です。
必要な参考書
TOEIC模試
単語帳
文法問題集
必要な参考書はざっくりと上記の感じです!
この記事の最後にオススメの参考書を載せておきます!
直前の対策で伸びやすいセクション
TOEICの直前期!
色々なことが不安になって何をやったらいいかわからない方!
最後の最後まで以下の2つのパートの勉強は続けてみてください!
Part2 : 本当に直前期であっても1冊対策本を買っていいくらい最後まで効
果があります!Part5:文法問題です。ここは最後まで勉強をしましょう!
本記事では、各Part の勉強方法よりも、本番でしっかりと自分の実力を時間内に発揮できるような準備の仕方について解説をしています!
もし、あなたが各Part の勉強方法を知りたいのであれば、この記事は合わないかもしれません💦
以降は、直前期にやるべきことをご紹介します!
リスニングとリーディングの重点的な学習法
さて、TOEIC直前期のあなたへ
あれもこれもとは言わず、本当に厳選してやるべきことを紹介します。
リスニング 対策
シャドーイング
先読みの練習
直前期でも英語を聞くことに慣れるために、シャドーイングは必ず取り入れましょう!
シャドーイングの効果については以下の記事で紹介をしています!
シャドーイングをすることにより、音の変化やイントネーションに慣れることができます。
私はいつも試験直前にはリスニングをして、小声でシャドーイングをすることで英語を聞く用意を頭にさせています。
そして先読み!
もうこれにつきます。
『如何に余裕を持って問題を解いていくか』
これに全力を尽くしてください。
『先読みの練習ってなんだよ』
そう思った方もいるかもしれません。
簡潔に言うと、『自分の型』を見つけるということです。
自分が最大限問題を余裕を持って解けるような立ち回り方を、定式化することです。
これを事前に模試を解くことなどで仕上げておくと、試験はそれの再現にすぎません。
Part ごとにやるべきことや意識するべきことは違います。
それぞれのPart で、
自分はどう立ち回ると最適なペースで問題を解いていけるのか
を確立することが重要です。
リーディング対策
とにかく模試を解きまくる
文法問題は1問1分以内に片づけられるようにする
重複しますが、リスニングでもリーディングでも、TOEICで点数をあげたいなら、
問題を解く流れを体にしみこませる
これが一番重要です!
各パートで何が聞かれるか、なんてことは当然頭に入っていないといけません。
そのうえで、常に時間との勝負ですから、TOEIC模試を用いて立ち回り方を体にしみこませておきましょう。
文法問題は、
『わからなければ飛ばす勇気を持つ』
ことが非常に重要です。
文法問題は、わからない問題というよりも、知らない問題といった方が適切かもしれません。
きっぱりとあきらめて次に行きましょう。
以上のことを踏まえて、次のパートで、私がTOEICで945点を取得したときの立ち回り方をご紹介します!
試験当日のタイムマネジメント
リスニングセクションの攻略法
では、試験当日の私の時間配分と立ち回り方を、試験開始から順に追っていきましょう。
今から説明することはあくまで一例としてとらえてください。
しかしながら、是非皆さんも以下のように『定式化した自分の型を作るんだ』というつもりで見ていってください。
まずは、リスニングのPart1です。
冒頭、開始合図直後の問題に関する説明中はPart3の問題文を見る
Part1では写真の描写問題が出てきます。
Part1の説明がされているときに、律儀にその説明を聞くなんてナンセンス!
それか縛りプレイしてる猛者!
ましてやPart1の説明の前にはリスニングセクション全体の説明もあります。
説明がされている間は、とにかくPart3の問題文と選択肢の先読みをしています。
先読みでは次の2点を意識すると良いです。
どこでの会話か(場所)
どんな話の展開になりそうか(流れ)
以上の2点です。
特に、どこでの会話かはある程度予想しておくと、話の文脈を推測するのに役立ちます。
もちろん、問題文や選択肢を見て予想できる範囲には限りがありますが、できるだけ予想しておきましょう!
(過去問をやりこんでるとこの予想の精度が上がり、ある程度話の流れが読めるようになります)
Part1の最初の問題の問題番号が読まれた瞬間にそのページに戻れるように、ペンなどをそのページに挟んで先読みをしましょう。
Part1 は各問題の間の時間が結構ゆとりがあるので、余裕を持って解けると思います。(つまり先読み不要)
続いて、Part2です!
Part2でよく起こりがちなのは、
『あれ...最初 Where って言ったっけ... Whatって言ったっけ...』
最初に言われた疑問詞が分からず、選択肢から答えが選べず、最悪の場合次の問題の冒頭も聞き逃してしまうケースです。
これを防ぐために、以下のことを徹底しましょう。
最初の言葉に全集中する
Part2に特化した問題集で問題パターンを把握する
聞き損ねたらあきらめて次に集中する
とにかくPart2では最初の言葉が肝心です。
1文しか読まれない情報量の中で、最初の疑問詞を聞き逃したら終わります。
また、Part2に特化した問題集でパターンを把握してあげることも重要です。
パターンがつかめると、選択肢がどんな返答になるかも自然と予測出来て、余裕を持って解くことができます!
記事の最後にオススメの参考書を載せておきます!
そして、聞き損ねたらあきらめて次に集中すること。
これが一番重要かもしれません。
リスニングは止まってくれません。
あなたは満点を取りに行く必要はありません。
そうであれば、すぐにあきらめて適当に回答して、次の問題に備えましょう。
また、Part2の問題に関する説明がされているときにも、Part3の問題文と選択肢を見ておくことをおすすめしますが、Part2の1問目は、Part2の説明が終わったらすぐに始まるので注意が必要です。
つまり、Part2の説明がされているときにPart3を先読みするなら、少し余裕を持って切り上げてください!
でないと、いつの間にか始まってしまいます!
Part2 の説明が終わると、すぐに1問目の問題文が読まれるため、不意打ちを食らわないように!
続いて、Part3です。
Part3では、少し長めの会話文が流れます。
私は会話が流れているときに、選択肢に丸を打っていくスタイルで解いています。
しかし、これは少し慣れていないといけませんので、直前ではあまり参考にしない方がいいかもしれません。
先読みをしておいて、
『あ、今これ言ったな』
と会話を聞いている最中に思ったら、答えを選んでいくスタイルです。
ここは好みが分かれるかもしれませんが、TOEICは問題文に書き込みができないので、会話が流れているときに、答えだと思った選択肢をマークシートに薄く塗って、会話が終わったときに一気に3問をしっかりと塗っています。
ここで重要なことは、選択肢のキーワードをスキャニングしながら聞くということです。
先読みをしておいて大体の内容をつかみ、キーセンテンスが聞こえたらそれを選択肢と照合して答えを選んでいくわけですが、当然その後の会話を聞き逃すリスクがあります。
ですので、まだあまり慣れていない方は、先読みをしてどんな話になるかを想像して、会話を聞いている最中はそれに全集中する。
マルチタスクはしないようにしましょう。
聞き逃したら元も子もないので...
Part3 は先読みが重要!会話が流れているときには会話に全集中
そして、Part4 です。
Part4 も解き方としては概ねPart3 と同じです。
あまり慣れていない人は、先読みをできるだけして、会話に全集中して、聞き終えたら回答を一気に書き上げましょう。
会話が流れ終わると、試験用紙に書いてある問題文を、1問1問丁寧に読んでくれますが、そんなのお構いなしに3問目の問題文が読み終えるくらいまでには、次の会話の問題文と選択肢を先読みしておけると理想です。
これでリスニングセクションは終了です。
すべてのPart に共通することですが、
『わからなかったら諦める!』
これに尽きます。
1問落とすことよりも、ペースが乱れることを恐れてください。
これらのことを踏まえて、今行うべきことは、
自分の立ち回り方を定式化すること
です。
最大限に自分が問題を余裕を持って解けるように、立ち回り方を体にしみこませてください。
解けない問題はきっぱり諦めることも、最大限に自分が余裕を持って問題を解けるようにするためには必要です。
模試は2回分は解きましょう。
そして、1回分の模試を最低でも2周はするようにしましょう。
模試を解く際に、時間配分や先読みのペースなど、今の自分のレベルにあったペースを最適化していきましょう。
例えば、模試を解いてみて
『Part1 の説明文が流れているときには、Part3 の先読みはここまで毎回できそうだな』
とわかったら、それを自分の型に組み込んでください。
このようにして、自分のレベルにあったペースを最適化することをしておきましょう。
下手したらこれだけで50点は変わります。(マジで)
立ち回り方を定式化する
ここまでで、私のリスニングでの立ち回り方を紹介してきました。
すべてを真似する必要はありません。
参考にしつつ、『自分の型』を作ってみてください!
続いて、リーディングセクションの立ち回りを解説していきます。
リーディングセクションの攻略法
リーディングセクションで最も重要なことは、タイムマネジメントです。
リスニングとは違い、75分という時間配分はあなた次第です。
つまり、立ち回り方が定式化していないと、解ける問題も時間がなくて解けないことになってしまいます!
すべての問題を解く必要はありません。(というか無理)
Part7 は焦っていても文章の内容が入ってこず、結局何も得られていない状態で問題を解くことになりかねません。
イメージとしては、Part6 まではペースをある程度定式化して、Part7 は余った時間で丁寧に解いていく感じです。
つまり、リーディングではより一層『ペースの定式化』が必要になります。
さて、まずはPart5 です。
私は1問最大でも1分、最短であれば15~20秒で片づけます。
結構問題によって差があります。
問題の『解き方』についてもある程度は定式化できるものの、文章の目の付け所の優先順位なんかは、経験に基づく感覚的な部分でもあるので、今回の記事ではそこまでは触れません。
しかし、Part5 で1問1分以上使うことはオススメしません。
一度、Part5 の30問を解いてみてください。
おそらく20分前後はかかると思います。
ここで30分使うと後が苦しいのが正直なところ。
私はここを遅くとも20分以内には片づけていました。
ただ、直前期に見て頂いている方には解くスピードよりも、実際に解けるスピードでどれだけかかるかを知っておいてほしいです。
例えば、文法問題に30分使うのであれば、残りは45分、Part6 , Part7 にかけられる時間が残ります。
Part7 については、先述したように最後まで解く必要はありません。
正直、最後の方の文章は重いので、思い通りには解けないと思います。
ですので、Part5 で時間を使うことに全く問題はありません。
しかし、もし1問1分のペースが保てなさそうなら、その問題は飛ばすべきです。
Part5 は1問1分で解く
Part7 の最後まで行くことを前提としない
おおよそPart5 は、私の場合は15~20分ほどで解き終わります。
慣れていない方は、20~30分ほどかかってしまいますが、全く問題ありません。
立ち回り方を最適化するうえでは、全く問題ないからです。
Part5 は比較的簡単に解ける問題が多いです。
その一方で、解けない問題は知らない問題と等しいので、さっさと適当にそれっぽいものを選びましょう。
そうすると、時短はできます!
続いてPart6です。
ここまででおおよそ20~30分使ったと仮定して、残り45~55分です。
Part6 が16問、Part7 が54問あるので、この時点でよっぽど最後まで間に合いませんが最適化としては順調です。
Part6は主に文脈に合わせて品詞を選んだり、適切な時制を選んだりする問題です。
全体では4つ文章があり、それぞれの文章に対して4問ずつ問われます。
4問のうち、3問は単語レベルの問いですが、最後の4問目は文脈に合わせて1~2文を補充する問いになっています。
基本的には上から文章を読んでいって、空欄が出てきたときに答えを選んでいきます。
問題によっては、明らかに文法的に不適切なものもあるので、読む前に選べることもあります。
私は基本最後の問題まで解いて、5分以内には終わらせていますが、もし文脈が全く取れなかったり、意味が全く分からなければ4問目は飛ばしましょう。
Part6 では私の場合は10~15分、皆さんも15~20分以内に読めると理想です。
そして最後にPart7 です。
Part7 では、25~35分残っている計算になります。
先述しましたように、Part7 は正直そう計画通りにうまくいきません。
大抵の場合、焦って読んで撃沈します。
内容自体も少しレベルが高いため、リーディングが苦手な私は自由に時間をかけてすら解けない問題もあります。
なので、最初からPart7は全部解くことをあきらめています。
あまり定式化もしていません。
しかし、Part7までの流れと時間配分は定式化しています。
Part7 は余った時間で解ける問題を回収するようなイメージです。
Part7 は、
シングルパッセージ(10題)
ダブルパッセージ(2題)
トリプルパッセージ(3題)
計23個の文章を読んで、問題を解くことになります。
例えば、Part7 に25分充てられたとしましょう。
この、25分はこれまでの見積もりの最も厳しい見積もりですが、甘く見積もっても40分ほどでこの量を解くことになります。
Part7 で意識してほしいことは、
『解けそうな問題は慎重に解き、解けなさそうな問題は飛ばす』
これに尽きます。
もちろん、ただ飛ばすのではなく、塗り絵をしてから飛ばしましょう。
Part7 で焦る必要はありません。
焦ってもどうせPart7 すべての問題は解けません。
各文章に付随する小問題の中で、表面の簡単な問題だけを回収していければOKです。
例えば、『手紙を送った目的は何か』といった問題は、文章を軽く読めば解けそうですよね。
シングルパッセージの問題は文章量が少ない上に、このような問題も多いので、丁寧に問題を解いていきましょう。
一方で、ダブルパッセージやトリプルパッセージの問題では、資料を見比べたり表やグラフを読み取ったりと、なかなか時間がかかるうえ、難しい問題が出題されます。
しかしながら、これらの問題の中にも、『このメールは誰に向けて送られているか』という問題も出てきます。
これはざっと文章を読んだだけでも答えられますね。
このように、最後の方の難しい問題は、簡単そうな問題だけをざっと文章を読んで片づけてしまって、後は塗り絵をしましょう!
最後の問題までしっかりと読まなくても解けるような、表面上の簡単な問題は回収しましょう。
正直、ダブルパッセージの問題もトリプルパッセージの問題もとりあえずは上記のような簡単な問題だけを食いつまんで、最後まで解いてしまいましょう!
Part7 は全部の問題を解けない
シングルパッセージの問題に最も時間をかける
ダブルパッセージとトリプルパッセージの問題はかいつまんで解く!
終了5分前、間に合わなさそうなときは、私は先に空いているところを塗り絵しています。
Part7 となると、体力的にも精神的にもきつくなってくるので、時間を気にせず(...とはいえのんびり解いてはいけないですが)丁寧に解いていきましょう!
まとめ
リスニングセクションにおいても、リーディングセクションにおいても、重要なことは
『自分の解けるペースで、立ち回り方を最適化し、それを定式化すること』
です。
これは、どのレベルの受験者でもやっておくと効果抜群の手法です。
時間との勝負の中で、自分の実力がしっかりと発揮できる解き方を身につけましょう!
試験1週間前でも効果抜群の直前期オススメ参考書
冒頭でもお話ししたように、直前期にはPart2 と Part5 の勉強、そして解き方の定式化に集中しましょう。
各Part と定式化にオススメの参考書を以下に紹介します!
TOEIC L&R TEST 超速スコアアップ特急 Part 2 & 5 を狙え
この参考書は、直前期のPart2 と Part5 の学習にばっちりです。
解く際には以下のことを意識してみてください!
1. 問題の問われ方にはどんなものがある?
2. 選択肢はどんな種類がある?
この2点をしっかりと回収して、模試や実際の試験を解く際に、どんな問題が問われるか心構えができるようにしましょう!
リスニングは何度もシャドーイングをしましょう!
シャドーイングの仕方は👇に書いてあります!
TOEIC® L&Rテスト精選模試【総合】
この参考書は、自分の型を定式化することに使いましょう!
必ず1回分を解いたら、2周は復習をしましょう。
最初は時間を計って解いてみましょう!
解き終えたら、その結果を踏まえて時間配分を見直したり、立ち回り方を見直しましょう。
そして、もう一度時間を計って同じ問題を解き、その改訂版の型を試してみましょう。
もちろん、1度解いた問題なので答えを覚えられていると思います!
しかし、ここで重要なことはどこにどれだけの時間を使うかということです!
時間配分や立ち回り方を見直す意味で、2周目は行いましょう!
この2つの参考書と、本記事で紹介してきたポイントを押さえることで、テスト直前でも50点近くスコアアップを目指せます!
是非トライしてみてください!
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