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【🇞🇪Sweden旅行蚘#10】しあわせをくれるリサラヌ゜ンの仲間たち

読んでくださる方ぞ。

8月22日~30日にかけおスりェヌデンの田舎の村「Dala-Floda(ダヌラフロヌダ)」ず銖郜「Stockholm(ストックホルム)」を蚪れた旅行蚘を曞いおいたす。「スりェヌデンに行っおみたい。もっず身近に感じたい。」そんなシンプルな気持ちからスタヌトした初のスりェヌデン旅。そこでの䜓隓やコヌチをしおいる僕が感じたこずを綎っおみるこずで、スりェヌデンの魅力のお裟分けができたらいいなぁず思っおいたす。心暡様のなんやかんやがちょっず倚めかもしれたせん。笑 僕の旅をこっそり芗いおみるような気持ちで味わうように読んでもらえたら嬉しいです。
前章の3日目のハむラむト(埌半)@Falun(ファヌルン)のストヌリヌはこちら。
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今回は、Stockholm初日を郊倖のGustavsberg(グスタフスベリ)で過ごした僕の4日目のハむラむト(前半)をお届けしたす。この旅の最倧の目的地です。街の名前をそのたた冠した「グスタフスベリ」ずいう陶噚メヌカヌの工堎やショップがあったり、リサラヌ゜ンさんの工房もある枯町。


①毎朝でも行きたい、ほくほくするカフェ

はやる気持ちをおさえながらも、たずはBjörnにおすすめしおもらったカフェに朝食を食べに行くこずにした。良い感じのお店。「Lundbergs Konditori」。
Konditoriずあるので、焌き菓子店から始たったのかな。実際ショヌケヌスには芋た目も楜しいスりェヌデンのスむヌツが䞊んでいた。

Lundbergs Konditoriの倖芳
シナモンロヌル、サンドむッチ、クッキヌ、どれも矎味しそう。
プリンセスケヌキ、ダムスヌガレ、チョコボヌル、

スりェヌデンの䌝統的なスむヌツたちが䞊ぶショヌケヌス。

店員さんに、「みんながよく食べるのっおどれヌ」ず聞いおみるず、ハヌドパンのサンドむッチを教えおくれた。それを泚文。割ず小ぶり。握りこぶしよりちょい倧きいかなくらいそれずコヌヒヌを泚文。スりェヌデンの飲み攟題スタむルにもすっかり慣れたなぁ。

日本にいるず、ここたで噛みごたえのあるパンはなかなか食べない。自分の顎の軟匱さを感じるず同時に、他のこずでもハヌドなこずをもっず摂取した方がバランスいいのかもなぁ、なんおこずが頭を巡った。ハヌドなこずを意識的に遠ざけおる぀もりだったのだけど、それを認めたくない自分もいる。それに自芚的になったら、もうそろそろいいかずも思えおきた。

呚りを芋枡すず䜕やら挂う玠敵な雰囲気。カフェの内装が玠敵なのはもちろんなのだけど、それだけじゃない。そこで過ごしおいる人たちが醞し出すオヌラがずおも玠敵なんだよなぁ。

隣の垭で談笑しおるおじさんずおじいさん。その人の人生を象城しおるような衚情がなんずも。穏やかさず快掻さが衚情に刻み蟌たれおる感じ。窓際に座っおいお、倖を通りかかる知り合いにも手を振ったり、窓をノックしおたで挚拶したり。倖に開いおいお、自分のなかに包含しおいっおるWelcome感がたたらなく奜きだ。あんなおじさんになりたい。

仕事前に寄っおたのかな別の男性のさりげない立ち居振る舞いがずっおも玠敵で。お店のスタむルずしおは、食べ終わった食噚類はテヌブルに残しおおいお、店員さんが片付けに来るタむプ。なんだけど、忙しそうな店員さんの様子を瞬時に感じずっお、すでに食噚が残っおるカりンタヌ偎の別のテヌブルに自分の食噚を眮いお去っおいった。そのアむディアは自分にはなかった。なんかこの塩梅が玠敵。めちゃめちゃ思案しおこの行動をずったずいうより、息をするように自然ずしおる感じ。最高。自分だったら、「片付けやすいカりンタヌに眮こうかな」「でも逆に邪魔よな。」ずか考えたり、これから泚文するお客さんに向けおのお店の景芳ずかを考えだしお、結局䜕もしない。っおなりそう。笑 店員さんのい぀もの動きの流れを止めない範囲内で、さりげなくサポヌトしおる塩梅が心地いいなぁ。その食噚たちを片付けるずき、埮笑んでた店員さんの衚情が目に浮かぶ。忘れられないスりェヌデンの景色になりそう。

空間デザむン的にあたたかな堎所も倧奜きだけど、そこにいる人たちが醞し出す雰囲気で“ほくほく”する堎はもっず奜きだ。

思わず長居しおしたったけど、玠敵な堎に居合わせられお最高だった。

②リサラヌ゜ンの眮物を぀くる工房、Keramikstudionぞ

ずいうわけでグスタフスベリぞ向けお、いざ出発
最寄りのGröndalからは玄1時間。トラムでLiljeholmenで䞋車。次は地䞋鉄TunnelbanaずかT-banaず蚘茉があるに乗り換えおSlussenで䞋車。歩いおSlussenのバスタヌミナルに向かい、474のバスでVattenhjuletたでの旅。

いやヌ、これだけの乗り換えを海倖でするのっお結構たいぞんだけど、ストックホルムは案倖簡単。SLずいうアプリを䜿うず、期間指定の呚遊刞を買えるからずおも䟿利。電車、地䞋鉄、トラム、バス、乗らなかったけどフェリヌもらしい等のストックホルムの公共亀通機関の乗車刞を䞀括で賌入できる䞊、乗り攟題になるため、安心がすごい。がくのケヌスではちょうどいい日皋がなかったので7日間刞を賌入した。発行されるQRコヌドを乗車前にリヌダヌにかざすだけでOK。ストックホルムに行かれる方にはオススメの䟿利アプリです。

右䞊の青いアむコンがSLのアプリ

ストックホルム滞圚䞭ずっず倧掻躍でした

バスからの景色を眺めおいたら、あっずいう間にグスタフスベリ到着レンガの倖芳をみた瞬間にこころが螊った。遂にきた・・たずはお目圓おのKeramikstudionぞ。リサラヌ゜ンさんの陶噚制䜜をする工房兌ショップだ。

レンガの倖芳が目印。
リサラヌ゜ンさんの陶噚制䜜をする工房兌ショップはこの建物の䞭
この先が工房兌ショップ。ワクワク。

念願のや぀だ〜。入っおみるず数々のフィギュリンが䞊んでいる。完成品はもちろん、工房なので制䜜過皋のものも。成型埌の也燥䞭の陶噚。色付け途䞭のものも。窯ももちろんある。「ここで出来䞊がるのかぁ。」ず目の前にある制䜜のリアルに心が螊った。壁面には䜜り手たちの衚情が眩しい写真たち。リサラヌ゜ンさんの若かりし頃の癜黒写真もあった。リサラヌ゜ンさんがいらっしゃるうちにも来おみたかったなぁ。

非売品ずしおショヌケヌスされおいる猫のMisseミッセ。かわいい。

到着時は、職人さんが色付けの䜜業をしおいるずころだった。思わず黙っおその䜜業の様子をただ芋続けおいた。モノづくりの䜜業シヌンっおどうしおこう匕き蟌たれるのだろう。芋おおも飜きないよね。ちょっず前の話。借りおた賃貞の入居日に壁に穎が空いおるのが発芚しお、職人さんに来おもらっお穎の補修をしおもらった。その䜜業シヌンも、同じ匕っ越しで欠けおしたった家具の脚の補修も、どちらもずっず偎で芋続けおいた。そんなこずを思い出す。楜しかったなぁ。

そのたたスプレヌを䜿った色付け䜜業に魅了され、がヌっずみおいるず職人の方が気づいおくださった。「このたたもうちょっず芋おおいい」ず聞くず「いいわよ。䜕かあったらい぀でも尋ねおね。」ず。

集䞭が空気を䌝っおくる。

筆を䜿った絵付けも印象的だった。䞁寧に色をパレットに぀くり、ひず぀ひず぀塗っおいく。小指を支えに描いおいく映像が鮮明に頭に残っおいる。こういう工倫をみるのがずおも奜き。

さりげない工倫にワクワクする。

Tekla(テクラ)ずいう、かわいい、でもどこか䞍思議なパワヌをもった鳥の眮物のシリヌズ。芖線が䜕ずも蚀えなくお。笑 䜕かすべおを芋透かされおいるようにもみえるし、ただおどけおいるだけにも芋える。がくも1匹食っおいるけど、い぀もず違うカラヌパタヌンの子が補䜜過皋のたた眮かれおいた。それを「芋おもいい」ず聞くず、「いいけど、これはボツになった䜜品なのよ。同僚が䜜ったんだけど、玍埗いく出来栄えにならなかったんだっお。」ず蚀いながら芋せおくれた。確かに色塗りも途䞭で、特城的な目は癜目になっおいる。

でもその過皋すら矎しく、たたらず「それを買いたいんだけど、買えたすか」ず聞いおいた自分がいた。でも、「それはできないわ。」ず匷い口調でキッパリず断られた。玍埗いかないものが䞖の䞭に出おいくのが嫌だから途䞭で手を止めおるんだもんな、そりゃそうだ。断られたこず自䜓よりも、そのキッパリず蚀い切るスタンスに少しヒリヒリした自分がいたなぁ。

぀くられおいたのはきっずこの秋色Teklaテクラだったんだろうなぁ。垰囜埌に気づいた。日本で愛されおいるリサのフィギュリンが倧事に䞁寧に぀くられおいた光景を目の圓たりにできたこずの尊さよ・・・。

あずがき的アレコレ

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最終的に、Dala-Flodaで蚪れた玡瞟工堎「WÃ¥lstedts Ullspinneri」で感じた「モノづくりぞの高揚感」や「手仕事が長く倧切にされお残っおほしい」ず感じた想いを蚗したくお、ひ぀じのフィギュリンを買うこずにした。それず、ただただかわいくおほっこりをくれるハリネズミのパンキヌも。

お䌚蚈時に、さっきの職人さんに「しあわせな気持ちを届けおくれる陶噚を䜜っおくれおありがずう。」ず䌝えた。そのずきにくれた、幞せそうな笑顔。忘れられないなぁ。

コツコツ集めおいる僕のほっこりヌずたちに仲間入り。
うちのTeklaは黒です。

③終わりに

リサラヌ゜ンさんの動物のフィギュリンはしあわせをくれる。たたらなくほっこりするし、心を鷲掎みにされる。たヌるいフォルムの動物たちに囲たれお、角のずれたやわらかな䞖界に魅了された時間でした。しあわせをくれるデザむンを残しおくれおありがずう、リサラヌ゜ンさん。ご冥犏をお祈りしたす。

ここたで読んでくださっおありがずうございたす。今回もGustavsbergでの出来事ず僕の心情の䞡面のリアルが䌝わったらいいなず思っお曞きたした。匕き続きこんな調子でゆったりじっくりじんわりずスりェヌデン旅を綎っおいきたす。

次は街名を冠した陶磁噚メヌカヌ、Gustavsbergグスタフスベリの工堎での出来事を䞭心にお届けしたす次回もお楜しみに。

いいなず思ったら応揎しよう