
35歳で死にたい
"自殺は悪いこと"
世界中のほとんどの人は、自殺について悪い印象を持ってると思う。
でも、その中に何がそんなに悪いのか、どこがどう悪いのか、具体的に説明できる人は何人いるのだろうか。
「周りの人に迷惑をかけるから」「誰かが悲しむから」
そんなのはただの道徳にすぎない。
誰も、自殺を否定する権利はない。
死ぬ理由は様々だと思う。
今の現状に耐えられないって人もいるだろうし、逆にこの現状に満足したからって人もいるだろう。ただの好奇心かもしれない。
これは全部死ぬ本人の選択だ。
自ら死を選ぶことはそんなに間違ったことなのだろうか。
私は、35歳で死にたい。
35歳になったとき、人生に満足できて、今死んでも何も心残りがないっておもえるような、そんな生き方をしたい。
もちろん、大切な人ができたら、考えは変わるんだろうけど。
とにかく今、35歳になったら死ぬと思って生きている。
でもこのご時世、そんなことは難しいんだろう。
そもそも、 死 とはなんなのか。
物理的に死んだとしても、いわゆる魂は生き続けるのだろうか。
そもそも死んだ後、直接この世の中に干渉することは出来ないのだから、死がいいことか、悪いことかすらわからない。
漠然とした死というものが私たちの未来にいる。
これは絶対に変わらない。
死という期限があるから私たちは生きていける。
平均寿命から考えると、私はあと66年生きる可能性がある
ただ、私はそれでは実感がわかないのだ。
だから、自分で期限を作る。
その方が、人生がより意味のあるものになる気がしたから。
ただ、それなりにあと66年生きるか、死ぬ気であと18年生きるか。
死ぬ寸前、どちらが幸せなのかと自分に聞いた。
答えは後者だった。
私は死を意識しながら生きていきたい。