楽しいと、おもしろい。(言葉の企画2020#2)
言葉の企画2020の「テレビの企画」に参加。
講師はテレビ朝日の芦田太郎さん。
早稲田大学の先輩ということもあり、
前々からどんな方なんだろうと
ずっと気になっていたので、
とても楽しみな講義だった。
今回の課題は、「テレビ番組を企画する」で、
【課題】
フワちゃん or バナナマンをメインに据えた、
ゴールデン帯のファミリー向け番組を企画してください。
(フワちゃん or バナナマン どちらか選んでください)
(不必要に人を傷つけるような番組にはしないでください)
(自分が見たい番組にしてください)
(特番ではなくてレギュラーに耐えられる番組でお願いします)
※1枚にまとめる。 ※わかりやすく文字だけでもOK。
という内容だった。
それに関する自分の回答はこれ。
簡単に言うと、
結婚式の余興とか、乾杯とかの、
視聴者投稿型バラエティ。
バナナマンを選んだのは、
ちょっとタメ口で笑いをとったりするのが苦手で。。
(礼儀正しい環境に育ったものでw)
バナナマンの方が、誰も傷つけない企画を考えやすそうだなと思い。
この企画の根幹は、
自分自身友人の結婚式にありがたくも参加させていただくことが多くて、
その度に、新郎新婦の友人による余興(オリジナルムービーだったり、ダンスだったり、演奏だったり、、、)や乾杯が、感涙ものから爆笑ものまで幅広いのを見てきていて、本当におもしろいなと思っていた。
そして、
もっといろんな人のものを見てみたい、
と素直に思っていたし、
いろんな人の参考にして、
自分も友人の晴れ舞台の力になりたいと思っていた。
実際に何人かの披露宴の余興やスピーチだったりを
担当させてもらったことはあるけど、
しあわせな場を預かっていることの
プレッシャーだったりで、
なかなか大変で...
それはきっと、県民性や職業別などで、
いろんな「あるある」やおもしろさが詰まっているので、
毎週オンエアのあるバラエティにとっても、
ネタがたくさんあってレギュラーに耐えられる、とてもいい企画だと思っていた。
と言う意味で、
「自分が見たい度」でいうと
MAXな企画だった。
結果は伝わりました総選挙、3票。
本当に自分のよくないとこなんだけど、
一回自分で「おもしろい」と思ってしまうと、
周りが見えなくなって、
自分の企画がいちばんおもしろいと思ってしまいがち。。
ここは反省ですね、ほんと。
(おそろしい妄想である笑)
企画の負けは、
企画で返すしかないので、
次回も挑戦させていただきます、、!
>>言葉の企画2020のみなさまへ
今回初参加して思ったけど、
言葉の企画2020の企画生100人。
本当に圧巻。
新しい人に出会えるよろこび、
新しい仲間が増えるワクワク、
新しいライバルができる刺激。
こうやって挑戦させていただくのも、
もちろん企画をもっと磨きたい挑戦したい、
という気持ちも1つありつつ、
昨年自分が熱量たくさんの仲間に触れて、
間違いなくビフォーアフターで変われたから、
2020のみなさんの熱にももっと触れることで、
(勝手ながら)自身の血肉を増やしたいなと思ってまして。
一度知り合ったからには何かの縁なので、
せっかくだからどんどん巻き込んでいきますね。
そしてどんどん巻き込まれにもいこうと思っています。
先輩だからっていって、
遠慮はせず、でも配慮はする。
そんな関係で、
企画生みなさんといい時間を過ごせればと、
思っています。
だって、その方が楽しいもんね。
みんなが楽しんでこそ、
おもしろい場が生まれる。
あざとくて何が悪いの?
があるなら、
たのしんで何が悪いの?
がモットーです。
これからもよろしくお願いします!
言葉の企画2019
丸橋 俊介
<おまけ>
今回の企画に関して、
自分の思考回路をメモります。
【企画を考えた3つの要素】
1:視聴率を取っている番組をひととおりチェック、
→一般人が出てくる素人モノが最近高い。
ex)月曜からよふかし、あいついま、
ボンビーガール
2:自分ごと化して「自分ならこうだ」とツッコミたくなる
ex)アメトーーク、今夜くらべてみました、
ひみつの県民ショー
3:何か学びとして自分に残る
ex)イッテQ(世界見聞)、東大王(知識)、
あざとくて(あざとさ)
▼
一般人が出てきて、自分ごと化ができて、何か学びとして残るもの。
かつ、
いままでのテレビ番組でかぶるものがないジャンル。
かつ、
誰も傷つけないもの。ファミリーで見れるもの。
かつ、
自分が見たいもの。
▼
ウェディングバラエティー
(乾杯の参考に、余興の参考に、将来の自分の参考に、、、)
▼
(ふわちゃんorバナナマン)
コトブキマン
【なぜ木曜19:00枠か】
企画を提出して本気で番組化するならば、
視聴率的に切り込めるところかなと考え、
直近のゴールデン帯の視聴率(テレ朝:6/21週)を調べて、
一番視聴率が低いところを狙った。
日曜19:58「ポツンと一軒家」18.3%
日曜19:00「なにこれ珍百景」12.7%
金曜19:00「ざわつく金曜」11.7%
木曜19:00「くりいむハナタカ」7.9%
水曜20:00「くりいむミラクル9」10/4%
水曜19:00「あいついま」9.5%
火曜19:00「今でしょ講座」11.3%
月曜19:00「帰れマンデー」11.0%
月曜20:30「Qさま」10.1%
という背景だった。
とはいえ、「一番自分が見たいもの」にした、
というのが正直な気持ち。
でも芦田さんからの言葉にもあったように、
地上波を使って、日本国民の時間をいただくものだから、
自分が楽しんでるだけじゃだめで、
「自分のおもしろい」を疑って、
「みんなのおもしろい」をちゃんと拾わないとだ。
この企画・講義を通じて、
「おもしろいとは何か」を考えさせられた。
楽しいは、
一人よがり。
おもしろいは、
みんなとの間に生まれる気がする。
(上で「たのしんでなにが悪いの?と言っておきながらw)
おもしろいと感じた理由を、
自分の言葉で、
伝わるように伝えられるようになりたいと、
思った。
おもしろさの因数分解をする癖をつけていくぞ。
さぁみんな「この指とまれ!」