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「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」劇場版


「始まりの君へ」布施明
このオープニング、布施明の朗々とした歌声が、なにかが起こりそうで、わくわくとさせてくれる。

2005年放送、仮面ライダー響鬼。
むちゅめちゃんは4ちゃい。

それでも、幼いながらにも登場人物にも好みがあり、威吹鬼という爽やか青年に胸キュンしてたりして、毎週日曜日は朝早く起きて、家族で楽しく観ておりました。

この仮面ライダー響鬼。出演俳優の平均年齢の高さから「おっさんライダー」と陰で呼ばれていて。
でも、おかげでママたちのハートも射止めていたらしい。

主演、細川茂樹。もう、これでママたちのハートわしづかみwww

わたしはといえば、弟子思いの松田賢二(斬鬼役)の渋さにメロメロ。
あの低音ボイスが堪らなかった😍
わたし、声フェチなのよね。

当時住んでいた熊本の、グリーンランドという遊園地でトークショーがあり、生細川茂樹を拝んだ事もある。質問コーナーもあったりして、すごい盛り上がりだった。ママさんたちがwww

で、なにがいいたいかといえば、今夜は野球が雨で中止になり、なにかDVDでも観ようかと娘が選んだのは、劇場版「仮面ライダー響鬼と7人の戦鬼」だった。

ママたちの目を飽きさせないためか、夏の恒例劇場版仮面ライダー響鬼のゲスト出演に松尾敏伸を持ってきた。
これはママもむちゅめちゃんもお目目きらきら✨

松尾敏伸は歌舞鬼という鬼の役を演じていて、それはそれはとびきりに美しいライダーだった。
残念ながら松尾敏伸は後に薬物使用でお縄になり、それから消息は不明だ。
あれだけの美貌を持ってたのに、残念⤵️
あ、関係ないけど昔の昼ドラの「真珠婦人」で種彦とかいう軟弱な役をやっていたなあ。顔が綺麗だったのでなんとなく覚えている。

むちゅめちゃんは二十代になり、映画も見方を変えたようで、ところどころ涙しながら観ていた。
仮面ライダー響鬼のストーリーは明日夢という少年の成長日記のような側面もあり、思春期の少年の感性の揺れ動きに、どうもなにか自分のことを重ねていたようだ。

わたしは歌舞鬼の美しさに見惚れていただけだったが。

ネタバレになるので、多くは語れないが、当時の平成ライダーの中でも一番に思い入れのある映画をむちゅめちゃんが選んだのには、ただ懐かしむだけではない、きっとわけがあるのだろうと察する。

少年は響鬼の背中を観て、ただ人を憎んでいてもどこにも辿り着かない。勇気はただ湧いてくるものじゃなくて、体験をたくさんし、身に付いてくるものだ。と気づく。

7人のライダーたちは全国各地からやってきて、百姓をやっている福岡出身の者。北海道で住職をやっている者。関西出身で大泥棒のオチャラケモノ。名古屋弁丸出しの腰抜け者。
みながかっこ良くライダーに変身し、敵と戦うのだ。
その中でも江戸出身の歌舞鬼は、やっぱかっこ良く、しかし途中悪役に立ち回り、響鬼と対決して負けてしまう。

あ、多くを語りすぎたかな(笑)

そして、この世代にはお馴染みのm.c.A.Tが映画のエンディングを歌っている。

完全に親世代を狙ってますねwww

いちおう親ウケしたその年のライダーだったので、その次の瀬戸康史主演の「仮面ライダーキバ」はすこし腑抜けた感じで観ていた。
D-BOYS全盛期でしたね。

興奮覚めやらず、プロ野球シーズンが終わったら、いっぱい映画観ようね。
とあらためてむちゅめちゃんと約束しました。
でも、ジブリはもういいわ。ええ加減飽きたわ。


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