課題の発生・解決状況
こんにちは。
maruttoの小西です。
前回、前々回の記事に続いて、プロジェクト運営に関して
①体制図と役割の明確化
②マスタースケジュール全体と現在地の確認
③課題の発生・解決状況
のうち、③課題の発生・解決状況について書きますね。
プロジェクトに限った話ではないですが、仕事を進める上で皆さんもなんらかの課題が発生する経験をされているのではないかと思います。
プロジェクトにおいては、顕在化(発生)した問題を課題と言っていて、この課題を解決しなければプロジェクトの駒が前に進まないことがあります。
もちろん、課題といっても重要なものとそうでないものがあって、重要でないものについてはプロジェクトが進んでいく中で解決するかそのままにされるものがあります。
ここでは、特に重要でプロジェクトが進まない原因となる課題について注意しておきたいところです。
プロジェクトは終了期限が決まっていて、それに向けてやることや決め事があります。
それらを守れない原因に当たるのが課題になります。
課題の種類としては、様々ですが 、
・リソースの問題
・技術的な問題
・時間的な問題
などなど、課題の分類とその対処方法、対処する担当者、解決期日などを明確にしておく必要があります。
それらが管理できていないと後続の作業にも影響があるのか、ないのかも分からず無駄な不安や確認時間がとられてしまい貴重な資源を失ってしまうことになりかねません。
どれくらい課題があって、その課題が解決できなければ何がどうなるのか?スケジュールは守れるのか?が明確であることで対処すべき時に対処すべき人が処置できるのですが、それが明確にできていないとあとあとで大変な手戻りが発生するなどプロジェクトの進行の妨げになります。
課題管理は様々な手法やツールで行われていますが、課題が分散して管理されるなど、見落とす可能性がある管理運用をしているプロジェクトがあります。
課題は一ヶ所で管理する。
その課題と紐づくスケジュールはスケジュール表と合わせて管理していくなど、課題の可視化は重要になります。
今後、プロジェクトマネジメントに関わる方にはスケジュールを妨げる課題か、そうでないかはすぐにはわからないかもしれませんが、プロジェクトメンバーにヒアリングしながら課題管理に馴れていく必要があります。
スケジュールをみながら、期日が間に合うように課題をつぶしていくことが現場だけでなくPMOも一緒になってやっていく姿勢が必要ですね。