WBS(Work Breakdown Structure)
こんにちは!
小西です。
今回は、プロジェクト管理でも重要な作業リストである、
WBS(Work Breakdown Structure)(作業分解構造表)について書こうと思います。
WBSというと馴染みがないので一般的な言葉に言い換えると作業リストや、やることリスト、段取り表などいろんな言い方がありますね。
他に例えると旅行などで貰う旅程表や、学生なら修学旅行などでもらうような旅のしおりみたいなもんですね 。
いつ、だれが、何をするのか?それをすることで何ができあがるか?
そうすると料理のレシピ本にも例えられますが、似たようなものです。
プロジェクトで達成するゴールに向かって、何をしていくか?
途中何を道しるべにしていくか?
ゴールに向かって途中の経由地は何になるか?
そこにたどり着くまでどれくらいかかりそうか?
といったことを書いたリストになります。
そうすると今やっていることの次に何をしないといけないのか?
自分がやる作業の前に誰かの作業が出来て初めて自分の作業が成り立つ…などが明らかになってやるべきこと、やらなくていいことがはっきりします。
一人で作業をする場合でもやることは何か?
忘れないようにメモしたり、いつまでに何をしないといけないかは管理しますが、仕事となると必ずと言っていいほど仕事仲間との共同作業が待っているわけです。
そこでお互いに役割や担当、どういったことをいつまでにやるか?
更には誰かだけが仕事を抱えすぎていないか?も見つけることが出来ます。
同じ時期にたくさん仕事を抱えるとやりこなせないですよね?
同じ時期に同じ人に別の作業をお願いしない。とか、空いている人がいたらその人にお願いできないか?といったことも考える材料になったりしますね。
作業の前後関係、例えば料理で行くと調理を始めるにしても、材料がないといけないので材料の調達というのが調理作業の前提になってきたりするので、作業の「依存」関係が発生するのですね。
そういった作業の前後関係も考えたスケジュールを立てるにもこのWBSは役に立ちます。
だらだらと書き連ねましたが、WBSの役割と導入効果はまとめると下記のようになります。
<作業による成果物の完成進捗度の可視化>
・作業順序の可視化
・作業日程の可視化
・作業担当の可視化
・作業の前後関係の可視化
・作業負荷の可視化
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