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システム開発の見積ってどうやるの?

代表の小西です。

最近記事をサボってしまってましたが、いい加減に書かないとなーということで書きます。

今回は、お客様に必ずと言っていいほど聞かれる
「○○開発するのにいくらかかる?」
という見積について書こうかなと思います。

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システム開発での見積ってなかなか難しいところですよね。
難しいのもあり、昔から様々な見積手法が考えられてきましたがいずれもピタリとハマるものがありませんね。
・類推法
・トップダウン法
・ボトムダウン法
・係数モデル
・プライストゥーウィン
などなど、種類は様々ですが 開発経験豊富なエンジニアなどだと自分の経験した過去のプロジェクトなどから経験値、感覚値で答えるなどの類推法があり得るとは思います。

ただ、今回は非エンジニアでもなんとなく見積ができる方法を考えたいと思います。
※システムの規模によってできないものもあるので、あくまでも一つの例として、、、です。

1. 社内の専門家に相談する
2. 社外の専門家に相談する
(知人もしくは有料だがラ○サーズなどのクラウドソーシングサイトで見積   依頼案件を立てる)
3. クラウドソーシングサイトで過去事例を探す
4. ネット検索で見積事例などの参考値から推測
5. 統計データの活用

1.社内の専門家に相談する  
これは一番簡単でコストがかからないケースですかね。
完全に他力本願ですが人に見積もってもらうパターン 。
注意点は適当な情報だけだと適当なものしか出てこないのでコミュニケーションなどで情報量補完が必要ですね。

2.社外の専門家に相談する  
これは、1と同じですがお金を払って見積してもらう。
他力本願ではあるものの一定のアウトプットを期待してお金を払ってまで見積をしてもらう価値があるか見極めがいりますね。

3. クラウドソーシングサイトで過去事例を探す  
これも類推法になりますが、似たような案件がいくらくらいで掲示されていて最終いくらで実行されているか調べることになります。  
結構時間掛かるかもしれませんね。

4. ネット検索で見積事例などの参考値から推測  
これも3と同じで類推法になりますが、キーワード検索力がものを言うのだと思える方法ですね。
確実性に乏しいと思われますが一案として。。。

5.統計データの活用  
こちら、IPAや経済調査会、日本システム開発ユーザー協会のWebサイトから調査データを入手して基礎計算値を元に計算する係数モデルのようなことができますね。  
ざっくり聞いた要件から、機能数を仮定して係数をかけていく方法 、これだと顧客への説明が根拠も可視化されていて合理的ですね。  
どういう計算したのか根拠は示しやすいかと。

上記の方法以外にも、顧客の希望納期や予算に合わせるようなプライストゥーウィン方式のようなやり取りがあると思いますが、あまりオススメできないですよね、 あくまで顧客側もコストは抑えたい、納期は短くしたいが心情でしょうから、無理な条件も出してくる可能性があります。 それにこたえられるならいいのですが、案件を取りたいがために無理な条件に寄せるような見積は避けた方が身のためですね。

と、今回簡単に見積方法について書きましたが弊社でも見積についてはざっくりと出せる仕組みは用意しています。
そうすると誰がやってもある程度の見積もりは出来上がるようになりますよね。

次回、もう少し深堀して見ようと思います。


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