見出し画像

経営者意識と人間関係の深い関係性(後編)

丸山です。
先日お話した、経営者意識と人間関係の深い関係性について、前半の記事はこちらになります。

今日はその続きのお話をします。


3. 経営者としての人間関係の考え方

経営者になるまでのプロセスで私が一番磨いてきたのが、人間関係構築力です。まだまだ未熟ですが、経営者としての実績を作ったのは具体的にどんなことだったのかお伝えします。

共感力を磨く

経営は一人ではできません。ビジョンを一緒に

感謝を伝える

小さなことにも感謝の気持ちをもち、伝えることが周りの人が自分と一緒にいたいと思うポイントです。それはなぜかというと、誰しもが自己重要感を高めたいと思っているからです。「○○さんのおかげだよ。」「手伝ってくれてありがとう。」と言われると、自分が人の役に立てたことが嬉しくてまたその人の役に立とうと思います。感謝を伝え合う組織は従業員の存在意義を見出す職場となります。

長期的な視点を持つ

営業をしていると、メリットデメリットで繋がるか繋がらないかを判断している人が多いように感じます。ビジネスマッチングする人だけ仲良くしたり連絡したりする人は短期目線でしか人間関係を構築出来ないです。私の仕事の仲間は10年以上友達として仲が良く仕事も一緒にしています。こういった友人は、出会って数か月や数年の人よりも信頼関係が構築されています。


4. 経営者意識と人間関係の相互作用に関する実例

リーダーシップの強化

自分の後輩やチームがいない時から、常に後輩たちに見られていると思って自分が経営者だと思って生きなさいと教わってきました。また、失敗の原因を社員に押し付ける経営者って嫌だよね?それなら、どんなことがあっても他人や環境のせいにしないで生きなさいということも教わってきました。

自分が1人の時にこうした経営者意識で仕事をしてきたので、私の後輩たちはそれを真似し、主体的で経営者意識を持った後輩たちが多くなりました。他人にベクトルを向けるのではなく、自分にベクトルを向け自己成長に励む仲間ばかりです。よって、派閥や疑念がなく仲が良いチームを作ることが出来ました。
このように、チームができてからリーダーシップを発揮するのではなく、チームがない時からリーダーシップを発揮することによって、主体的なチームになり強固で楽しい組織が出来上がります。

仕事の効率化

企業内で大切なことを伝達したい、大切な価値観を共有したいと思った場合、社員との人間関係が硬直していると、10伝えてやっと1遂行されるという結果になります。しかし、経営者が社員と信頼関係を構築出来ていると、1伝えたら10になって仕事が遂行されます。

実際、弊社でも普段コミュニケーションを多くとり、プライベートでご飯を食べるようなスタッフは、戦略の意図を理解し、実行に移すまでにタイムラグがありません。しかし、仕事を頼む時しかコミュニケーションを取らないメンバーは実行に移すまで何度も確認作業が必要だったり、実行してからも達成するまでに多くの時間を要しています。

このように、経営者意識をもった企業を作れるか否かは、仕事のスピードや企業の発展スピードに大きな差を生みます。


まとめ

前述のように、経営者意識と人間関係の構築は相互作用する関係にあります。経営者が他者を尊重し、人間関係を重視することで、企業の発展に必要な信頼と連携を築くことができます。
そのためには、自分自身を見つめ直し、継続的に学び成長する姿勢が必要です。経営とはお金を得るための話では無いと思います。他の人の喜び、幸せ、感動のために、自分を研磨し続けるのが経営だと思います。そして、その恩恵として戴くのがお金だと思っています。

ぜひ、これから起業する20代30代の皆さんは、目先のお金に目を向けるだけではなく、その先の幸せのためにも人間関係を築く努力をされてみてはいかがでしょうか。

これからも、出会う全ての人の理想の実現のために、良き人間関係を築くことに努力をし、自身を研磨し続ける事でお役に立てる事業を展開します。


いいなと思ったら応援しよう!