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まち全体で子育てしている温かさ

noteに何を書き留めていくか、まだ決められていないけれど、XやInstagramよりも濃く残せるであろうnote。
ひとまず自分が大切にしていきたいことを書いてみようと思った。

今日は、休みの日にたまたまテレビで目にしたことで気づかされた、自分が大切にしていきたいことを。

観ようと思って観ていた番組ではくて、なんとなくつけて、なんとなく観ていた。
「里山での子育てか…」
(まち全体で子育てしていくスタイルは惹かれるけれど、田舎ぐらしは不便でぱっとしないイメージがあるんだよな)
みたいな心の声を頭に浮かべながら観ていた。

だけど、映像に映し出された風景はちょっと違った。
田舎だけどおしゃれだし、きれいにリノベーションされているけれど、ちゃんと昔ながらの暮らしの良さが残っている。
小さい町ながら企業の本社もあるし、人と人の繋がりという温かさがしっかりありながら、住民同士の距離感も程よく、洗練されていて品のある雰囲気。

そして、最初からそうだったわけではないことも私の心を掴んだ。一時期過疎化が深刻で廃れたり、世界遺産に登録されたことで起きた観光客の急増により日常が崩れてしまったりと、難しい出来事を乗り越えての今だということ。
しかもそれが行政主導というよりも、このまちを愛する住民自らが動いて作り上げてきたものであることにさらに惹きつけられた。

どのように話し合いが行われ、形にしていったのか、その細かい経過はわからないけれど、一筋縄ではいかないだろうし、結果が出るまでに時間もかかる。目に見えない苦労もたくさん感じた。

(思い出したのは山崎亮さんのコミュニティデザイン。いくつかの街おこしやコミュニティの再生における住民同士の話し合いの様子が詳しく書かれている。)

本当はこういう暮らしがしたいけれど、無理だろうなと思っているものがそこにあって。
・まち全体でこどもを育てられる環境
・独身でも孤独にならないであろう生活圏で交わされる自然な会話
・地域の結びつきも強いけれど、外部の人も出入りしやすい住民の雰囲気
・田舎だけれど洗練されている
・ゆっくり流れる時間と暮らしの中での楽しみ
・手間をかけることで得られる喜び

みたいなものを自分は大切にしていきたいな、と気づかされたのでした。
これを自分が体現していくのかどうか、それはわからないけれど、大切はものは大切なものとしてしっかり心にしまっておこう。
そう思っての備忘録でした。

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