![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/136735593/rectangle_large_type_2_59d28f4991bf05c080cc7a08f6156a35.png?width=1200)
ゲーム実況用のゲーミングPCをBTOで買う時の最適解を探る(2024年4月時点)
お世話になっております。まるです。
今回の記事では、自分がゲーム実況用にゲーミングPCを選ぶのにあたり、ものすごく悩みまくりながら結局どのように購入するPCを選んだか、その過程をまとめてみました。
この記事を読むと、以下のような情報が得られます。
ゲーミングPC選びに最低限必要な知識が身に付きます。
ゲーム実況に必要なPCのスペックが分かります。
様々なサイトに書かれた情報がまとめてあるため、いろんなサイトを参考にして情報を集める手間が省けます。
BTOパソコンメーカーをどのように比較検討すればいいかが分かります。
同じスペックのPCを買うにしても、購入サイトが違うだけで数万円単位で得をする可能性も…
同じようにゲーム実況用のゲーミングPCの購入を検討している方の参考になれば幸いです。
ゲーム実況用PC、何を買えばいいか分からなさすぎる
実はちょっと前、自分はYouTubeでゲーム実況・解説動画を投稿してました。
で、最近になってゲーム熱が復活してきたので、また動画投稿したいなと。
ただ、今持っているパソコンがMacBookProなので、Windowsと比べると遊べるゲームが少なく、またノートPCなのでスペックも低いため、録画しながらゲームをすると画面がカクカクしてしまう状況。
そこでどうせなら奮発して、ゲーミングPCを新しく買ってみようと思い立ちました。
ところがいざゲーミングPCを買おうとすると一筋縄では行かない様々な問題が…
問題1 : 性能・値段がピンキリすぎる
例えばゲーミングPCで有名なブランド「ガレリア」で扱っているPCの一部を貼ると
![](https://assets.st-note.com/img/1712570502755-0do0Y42WIF.png?width=1200)
多すぎて何が何だか分からない
どうやらCPUとGPUの違いによって値段が異なるらしく、安いものは約13万5000円、高いものになると約60万円もかかるようです。
お金が無尽蔵にあるのなら一番良いスペックのものを買うのですが、なかなか一般庶民には厳しいので自分が本当に必要とするスペックを見極めて買いたいところ。
そうなってくると「まずはどんなスペックのものを買えばいいか決めよう!」となるわけで、ゲーム実況動画を収録したり配信したりするのに必要なスペックがどの程度かをググるわけですが
問題2 : 必要なスペックが参考サイトによってバラバラ
「ゲーム実況 ゲーミングPC スペック」とかで調べても、とにかく意見がバラバラなんですね。あるサイトではメモリは8GBで良いと書かれてるのに、他のサイトでは64GBあると安心とか書かれてる。CPUとかも「Core i5 14600で十分だ」と書かれているサイトもあれば「Core i7-13700は欲しい」と書かれているサイトもある。どのサイトを参考にすればいいんだ。というかそれ以前に
問題3 : CPUやGPUの型番がよく分からない
例えばIntelのCPUは「Core i5-14600」とか「Core i7-13700」とかいろいろある訳ですが、単にi5よりi7の方が性能がいいというわけではなく、作られた世代によっても性能が変わるみたいです。昔のi7より最近のi5の方が性能が良かったりするので、ちゃんと型番を見ないと性能が分からない。CPUと同じようにGPUもいろいろあるみたい。ややこしすぎる。
で、上記の問題を克服して必要なスペックが決まったとしても
問題4 : BTOパソコンメーカーがたくさんありすぎる
ドスパラとかパソコン工房とかマウスコンピューターとか色々あるけど、結局どこで買うのが良いのか分からない。例えば同じ性能のPCなのに購入するサイト次第で1万円とか値段が変わるのなら、しっかり確認しておいた方が良さそう。
ということで上記の問題に色々悩まされながら、色々と考えて考えて考えて最終的に購入するゲーミングPCを決定したので、その過程を今回はまとめてみました。
具体的には以下の内容を記事にしています。
ゲーミングPCを選ぶために最低限必要なCPU/GPUの型番の見方の説明
様々なサイトの情報をまとめて得られた、ゲーム実況用PCに必要なスペック情報
各BTOパソコンメーカーで上記スペックを満たすゲーミングPCがいくらで売られているかの比較
最終的に購入を決めたPC
この記事が、自分と同じくゲーム実況用のゲーミングPCの購入を検討している方々の参考になれば幸いです。
CPUの型番の見方
ゲーミングPCを購入する時、真っ先にスペックや価格と直結するのがCPUとGPUです。そのため、ゲーミングPCをちゃんと選ぼうとするなら型番について知ることは避けることができません。
この章と次の章では、CPUとGPUの型番の見方について、最小限と思われる知識を記載します。ある程度CPU/GPUの知識がある方は二章とも飛ばして大丈夫です。
CPUのメーカー
CPUは大きく分けて、Intel社の「Core i」ブランドと、AMD社の「Ryzen」ブランドがあります。
どちらのCPUも一長一短なので、こだわりがなければどちらを選んでも良いと思います。
Core i ブランドの型番
Core iブランドのCPUにはそれぞれ「シリーズ」と「プロセッサーナンバー」がついています。
例:Core i7-13700 の場合
シリーズ : i7
プロセッサーナンバー : 13700
シリーズは、同時期に製造されたCPU間におけるグレードで、数字が高いほど高性能です。つまり基本はCore i7の方がCore i5より性能は良いです。
プロセッサーナンバーは、雑に言えば「大きい方が最近製造されたCPU」となります。そして最近製造されたCPUの方が性能が良いです。
例えば「Core i7-14700」は「Core i7-13700」より性能が良くなります。
シリーズが高いけれども昔に製造されたCPUよりも、シリーズは低くても最近製造されたCPUの方が性能が良い場合もあります。
例えば「Core i7-14700」は「Core i9-12900」よりも性能が良いです。
結局のところ、単に「i7の方がi5より良い」と思ってはダメで、しっかりプロセスナンバー(=製造時期)も確認しないといけないということです。
どのCPUがどれだけの性能を持つかは、「CPU 比較」などでググれば一覧が出てきます。次のサイトはその一例です。
また、CPUによっては「Core i5-14600KF」のように、型番の後にKやFがついていることがあります。意味は以下の通りです。
KがついているCPUはオーバークロックができる。特に気にしなくてOK。
FがついているCPUには内蔵GPUがなく、少し安い。ゲーミングPCを購入する場合は、基本的にCPUとは別にGPUをつけるため、CPU自体に内蔵GPUは必要ない。そのため、積極的に型番にFのついたCPUを選ぶと良い。
Ryzen ブランドの型番
Ryzen ブランドのCPUの型番は「シリーズ」「プロセッサーナンバー」「製品ライン」で構成されています。
例:Ryzen 9 3950Xの場合
シリーズ : 9
プロセッサーナンバー : 3950
製品ライン : X
Core i ブランド同様、同時期に作られたCPUであればシリーズが大きい方が高性能であり、またプロセッサーナンバーが大きいほど最近製造されたCPUになります。
製品ラインは色々あるのですが、例えばXがつくものは無印より高性能、X3Dが付くものはさらに高性能、といったものがあります。
GPUの型番の見方
続いてはGPUの型番の見方について解説をします。
GPUのメーカー
GPUは大きく分けて、NVIDIA社の「GeForce RTX」ブランドと、AMD社の「Radeon RX」ブランドがあります。
CPU同様、GPUもメーカーにより性能は一長一短なので、こだわりがなければどちらを選んでも良いと思います。
GeForce RTX ブランドの型番
GeForce RTXブランドには、例えば以下のようなGPUがあります。
GeForce RTX 3080
GeForce RTX 3070 Ti
GeForce RTX 4070 SUPER
型番の見方は以下の通りです。
基本的に数字が大きい方が性能が良い。
SUPERが付くものは無印より性能が良い。
Ti が付くものは、その番号と次の番号の間の性能を持つ。
例えば「RTX 3070 Ti」は「RTX 3070」より高性能だが、「RTX 3080」よりは性能が低い。
Radeon ブランドの型番
Radeonの型番は「Radeon RX 6700 XT」のように、数字(6700の部分)とアルファベット(XTの部分)に分かれており、以下のルールがあります。
数字が大きい方が性能が高い
アルファベット部分はXTX>XT>無印の順に性能が良い
GPUの性能比較
GPUの各性能がどれだけ良いかを知るには、CPUと同様に「GPU 性能 比較」などとググって出てきたサイトを参考にすれば良いと思います。
例えば以下のサイトはGPUの性能を比較する際に便利です。
ゲーム実況に必要なスペックを調べる
型番についての知識を一通りおさえたところで、次はゲーム実況に必要なPCのスペックを調査していこうと思います。
ここで問題になるのが「ゲーム実況に必要なスペックをググっても、サイトごとにバラバラなことが書かれている」ということ。
どれかひとつのサイトを鵜呑みにするのはあまり良くはなさそうです。それならば、様々なサイトに書かれている必要スペックをまとめて、平均してどのくらいのスペックがゲーム実況に求められるかを考えてみようかと思います。
自分のPCの使用用途
動画編集
Premier Proという動画編集ソフトを使用
4K動画の編集はしない
ゲーム実況
PCゲームをしながらOBSで画録や配信を行う
Rimworld, Oxygen not Includedといった、2Dで一人で黙々とやるゲームが好き。3Dゲーム、FPS、オンラインゲームはあまりしない。
「ゲーム実況に必要スペック」が書かれているサイト例
例えばGoogleで「ゲーム実況 ゲーミングPC スペック」と検索してみると、以下のような記事がずらっと出てきます。
今回は、上記10サイト全ての情報をまとめながら、ゲーム実況に果たしてどれだけのスペックが求められるかを検討しました。
CPU
CPUに関する記述をまとめてみましょう。
サイト1 : Intel Core i7 以上を推奨
サイト2 : Core i7 or i9 がおすすめ
サイト3 : Core i5 以上がよい。できればCore i7がベスト
サイト4 : フルHD60fpsを高・最高画質で録画配信するのであれば、Core i5 14600K(F) か Core i7 14700(F)が目安
サイト5 : 第7世代以降のCore i5以上でできればCore i7ほどが理想
サイト6 : Core i5以上、Ryzen5以上が理想
サイト7 : Core, Ryzen どちらも5以上が目安。高負荷のゲームを実況するなどであれば7以上がおすすめ
サイト8 : Core i5シリーズ以上 Core i7シリーズが望ましい
サイト9 : コスパの良いゲーミングPCによく使われているのはCore i5-13400(F)。Vtuberとして活動したい場合はCore i7-13700(F)などを選ぶのが無難。
サイト10 : Core i7やRyzen 7を推奨。予算に余裕がある人はCore i9やRyzen 9まで検討すべき。
多くのサイトで「最低でもCore i5だが、できればCore i7が良い」という意見が見受けられます。Core i9まで求めるサイトは少数派のようです。
現時点で発売されているCore i7は「Core i7-13700(F)」と「Core i7-14700(F)」の二つですが、最新のCore i5は「Core i7-13700(F)」と同等の性能を持ちます。またRyzenで同程度の性能を求める場合は9シリーズが必要になるようです。
上記をまとめると、ゲーム実況用PCのCPUとしては以下が候補に上がりそうです。
Core i5-14600KF
Core i7-13700F
Core i7-14700F
Ryzen9 3950X
Ryzen9 5900X
Ryzen9 5950X
GPU
GPUに関しては「プレイするゲームが必要とするスペックによる」と記載されたサイトも多いです。ごもっともだと思います。
ですが、ある程度目安としてGPUのスペックを提示しているサイトもいくつかありました。
サイト1 : GeForce RTX 40シリーズが推奨
サイト4 : フルHD60fpsを高・最高画質で録画配信するなら、RTX 3060 Ti、RTX 4060 Ti、RX 7600が目安
サイト7 : 最低でもRTX 1660以上、可能であればRTX 3060 Ti以上がおすすめ
サイト8 : 1660SUPER以上 RTX20/30シリーズが望ましい
サイト9 : 軽めのゲームならGTX 1660 SUPER でも配信できるが、フルHD・60fpsを狙うならRTX 4060 Ti (RTX 3060 Ti)以上のグラボがおすすめ
サイト10 : NVIDIAであればGeForce RTX 3070、RTX 3070 Ti、RTX 3080、AMDであればRadeon RX 6750 XT、RX 6800、RX 6800 XTであれば問題なく配信することができる。
6サイト中3サイトで「RTX 3060 Ti」がおすすめされています。
しかしながらBTOパソコンブランドであるガレリアやG-Tuneのラインナップを見た感じ、RTX 3060 Ti は古いのかすでに取り扱ってはいないようです。
RTX 3060 Ti より高性能で、かつ値段的に手の届きそうなGPUとしては以下が候補になりそうです。
GeForce RTX 4060 Ti
GeForce RTX 4070
Radeon RX 6700 XT
Radeon RX 6750 XT
Radeon RX 6800
Radeon RX 7700
メモリ
メモリに関してはメーカー等はこだわらず、単純に容量が何ギガ必要かを検討しています。
各サイトの情報は以下の通りです。
サイト1 : 16GB以上が推奨
サイト2 : 32GB搭載を推奨
サイト3 : 8GB以上、より確実なのは16GB
サイト4 : 最低16GB、できれば32GBが推奨
サイト5 : 8GB以上で出来れば16GBは欲しい
サイト6 : 最低でも8GB以上
サイト7 : 最低でも8GB以上、可能であれば16GB~64GB程度欲しい
サイト8 : 8GB以上
サイト9 : 16GBあればゲームは快適に動き、配信も可能。余裕を持った配信環境を作りたい場合は32GBにするのも手
サイト10 : ゲーム配信・実況をする場合、32GBにしておくと安心。仕事でイラストや動画の制作を手掛ける人の場合は、64GBまで検討したほうがいい
サイトによって、8, 16, 32GBと様々に意見が分かれます。64GBまで必要だと主張するサイトは少ないです。
今回、自分は32GBのメモリのPCを購入しようと思います。
ストレージ
ストレージについて言及しているサイトは10サイト中2サイトしかありませんでした。
サイト1 : 500GB~1TBのNVMe SSD
サイト4 : おすすめはNVMe SSD
NVMe SSDというのは、通常のSSDより高速で読み書きできるSSDのようです。大抵のゲーミングPCはデフォルトでNVMe SSDであることが多いです。
容量は好みになるとは思います。今回、自分が購入するPCのストレージは1TBのNVMe SSDにしました。
ゲーム実況用に購入するPCのスペックまとめ
各サイトを参考に決定した上記のスペックをまとめつつ、後述するBTOサイトで取り扱いが多いパーツ構成を参考にして、最終的に自分がゲーム実況をするにあたって必要だと思ったPCのスペックは以下のようになりました。
CPU : Core i7-14700F
GPU : GeForce RTX 4060 Ti
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TBのNVMe SSD
購入先のBTOパソコンメーカーを決める
必要なスペックが決まったらそれで終わりかというと、まだまだ続きます。
というのも、欲しいスペックのPCを「どこで買うか」ということをこれから決めなくてはなりません。
有名なBTOパソコンメーカーには、例えば以下のようなものがあります。
今回はこれらのメーカーのPCを全て調べて、どのPCが一番良さそうかを検討していきます。
なかなか大変そうな作業に見えますが、既にスペックを決めたので、あとは各メーカーで最も性能が合致するPCがどれかを確認するだけでOKです。
ほぼ全てのメーカーのサイトでPCのスペック検索ができるので、そこまで大変ではありませんでした。
以下では各メーカーで上述したスペックを満たすPCとしてどのようなものがあるかを見ていきたいと思います。
ドスパラ
![](https://assets.st-note.com/img/1712644864513-cS7LsSY9Ka.png)
GALLERIA RM7C-R46T
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4060 Ti 8GB
メモリ : 32GB
ストレージ : ストレージ : 1TB SSD (NVMe Gen4)
おまけ : Minecraft: Java & Bedrock Edition for PC、Xbox Game Pass同梱
価格 : 238,080円
ドスパラの「ガレリア」ブランドは、おそらく国内で最も有名なゲーミングPCのブランドなのではないでしょうか。
これから他のメーカーを見るにあたっての基準とすることにします。
おまけでMinecraftがついてくるようですが、自分はSwitch版を持っているのでそこまで魅了的ではありませんでした。
パソコン工房
![](https://assets.st-note.com/img/1712645157604-YRhjCqeF7e.png?width=1200)
LEVEL-M77M-147F-SLX
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4060 Ti 8GB
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB SSD / NVMe M.2 [PCIe 4.0×4]
価格:229,100円
パソコン工房もドスパラと同じく有名なメーカーです。
ドスパラと同じスペックですが、価格は9,000円近く安いという結果に。
見た目や細部にこだわらないのであれば、コストパフォーマンス的にはドスパラより良さそうに思えます。
マウスコンピューター
![](https://assets.st-note.com/img/1712645391206-xmalny8CmU.png?width=1200)
G-Tune DG-I7G6T
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4060 Ti 8GB
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB(NVMe Gen4×4)
価格:287,400円
マウスコンピューターの「G-Tune」ブランドは評判が良く、プロゲーマーや配信者の方に人気があるようです。
評判の良さから期待をしていたのですが…あれ?思ったより高い?
先ほどのパソコン工房の同スペックPCと比較すると、その差額はなんと58,300円にものぼります。
すこし高すぎるような…。前の2つのメーカーと比べると、買うのが少しためらわれます。
フロンティア
![](https://assets.st-note.com/img/1712656921445-lL7l6b9vIu.png?width=1200)
FRGKB760/WS1226/NTK
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4060 Ti 8GB
メモリ : 32GB
ストレージ : 1TB M.2 NVMe SSD
価格 : 195,800円(セール価格)
安くないか!?
基準としていたドスパラの同性能PCと比べると、42,280円も安く購入できるようです。
フロンティアのセール品は価格が崩壊していると聞きましたが、まさかここまで安いとは思いませんでした。コスパが良すぎる。
STORM
![](https://assets.st-note.com/img/1712657347044-0zKk01uQ3z.png)
MG-147F47
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4070 12GB (RTX 4060 Ti の約1.3倍の性能)
メモリ : 32GB
ストレージ : NVMeSSD 1TB
価格 : 238,000円
STORMだけGPUがRTX 4060 Tiの製品がなかったため、ひとつ上のグレードであるRTX 4070の製品を参考に持ってきました。ドスパラと比べると、ほぼ同じ値段なのにこちらのほうがハイスペックです。
そして何よりケースがかっこいい。強化ガラスのサイドパネルでPC内部を見せているのも、メッシュ越しにLEDが光っているのもかっこいい。
STORMは値段の割にケースに高級感があるように思えます。コスパと同時に見た目も重視するのであればSTORMは筆頭候補になるかもしれません。
最終的に購入を決めたPC
さて、ここまでゲーミングPCを選ぶのに長い道のりを辿ってきました。
PC購入のための知識を学び、様々なサイトを参考にスペックを決め、複数のPCの見積もりを比較して…
そうした流れを経て、最終的に自分が購入を決めたPCは、こちらになります!
![](https://assets.st-note.com/img/1712658903674-gJDLxtj3b7.png?width=1200)
FRGLB760 (フロンティア)
CPU : Core i7-14700F
GPU : RTX 4070 SUPER (RTX 4060 Ti の約1.6倍の性能)
メモリ : 32GB
ストレージ : NVMeSSD 1TB
水冷CPUクーラー
価格 : 269,800円(セール価格)
こちらに決まりました!!!わー!!!!!
……えっ、さっき検討してたPCと違う?
性能も高いし、値段もなんか高い?
……いやいやいやいや、少し聞いていただきたい。自分がこのPCに購入を決めたきっかけは色々あるんです。
ちょうどセール中だったこともあって、性能に比べてコストパフォーマンスが良い。ドスパラで同性能のPCを買うと約285,000円ほど。
必要最低限のスペックのPCを買うより、ちょっと良いPCを買って無双したい。「俺のPC、TUEEEEEEE!!!」って言いたい。
見た目が超絶かっこいい。なにこれ、ピカピカ光ってる!!
なんといっても水冷クーラー。水冷はロマンの塊。
もうね、色々とどんなPCが良いとか悪いとか検討してきましたけど、最終的にはビビッときたものが一番良いんですよ。
PCを買う時は、やりたいことに必要だから買う、というだけじゃないんです。PCを買うという体験、購入に伴うドキドキとワクワクの感情にお金を払うんです。
そのためなら、プラス数万円とか、可愛いものなんです。
てことで、僕はこんな感じで購入するPCを決めました。
おわりに
今回の記事では、自分がゲーム実況用にゲーミングPCをひたすら悩んで購入する過程を記事にしてみました。
思えば、今回の記事の過程ってPCだけではなくて、ちょっと奮発した買い物全般に適用できるものだと思うんですよね。つまり
まず製品全般についての基礎知識を学ぶ(今回なら型番の知識)
様々な情報を比較検討して、自分に必要な機能・性能を再確認する
自分のニーズを満たすことのできる製品を複数比較検討する
最後はビビッときたものが一番
この過程、かなり応用が効くものだと思います。
皆さんが何か良いものを買うとき、「そういえばこんな記事あったな」と思い出してもらえたりすると、それ以上に嬉しいことはありません。
ではでは、最後まで読んでくださりありがとうございました。