
Photo by
koimizushiori
中学生の頃
中学生の頃、自分たちの住んでる町についてあるテーマで調べて発表するみたいな授業があった。
何回かに分けて調べていって、最終的に発表する流れだった。
とりあえずその授業の1時間目。
まずテーマを決めましょうということで、
僕は『~の秘密』(~は自分たちの住んでるところ)
とテーマを付けた。
具体的にはまだわからないけど、ありきたりなことではなくてみんなが驚くようなことを調べたいと思った。
その授業の終わりに先生がどんなテーマにしたか何人かに聞いていきましょうと言い始めた。先生と僕の目が合った。
「はい。じゃあマーティズ君は、何にしましたか?」
僕は「『~の秘密』です」とみんなの前で発表した。
そしたらクラス中で笑いが起きた。
いや秘密ってなんだよーw、何を隠してんだよーw、
だれだれさん家が内緒で犬を飼ってるとかかーw
ハハハーw
散々な言われようだった。先生も笑ってた。
僕はそれが本当にショックだった。
僕も悪かったのだが、テーマっていうのはもっと具体的に、あそこの川がどうとか、大きい公園についてとか、町の自然についてとか決めておけばよかったらしい。
それにしてもショックだった。
仲のいいやつにも授業後にいじられる始末。
僕は純粋に自分たちの住んでいる場所について少し踏み込んで調べたかっただけなのに。
まあ特にオチはないんですが今でも覚えてるんだよねこのエピソード。