Bad blood
私は大手企業でアライアンス業務を担当している。
以前、毎朝確認しているNews Picksという経済アプリの特集記事でBad bloodという書籍が紹介された。
これは、シリコンバレーを舞台にした実話の物語である。
セラノス社は、たった数滴の血液で、あらゆる病気を予防する魔法のような医療ハードウェアを制作していた。しかし、虚偽の試験結果をアピールしてベンチャーキャピタル等から資金を集めていた。
カリスマ的に扱われていた女性社長が没落していく過程を描いたストーリーである。
私もシリコンバレーに行ったことがあるが、世界中から人が集まっており、事業アイデアのプレゼン(ピッチ)大会がそこらじゅうで開催されている。
事業をすすめる上で、日本とは規模の違う出資が行われており、まさにアメリカンドリームを実感できる可能性がある場所である。
しかし、その中でもてはやされて、凋落する過程を描いたこの書籍は、シリコンバレーや、スタートアップの事実が描かれており、新規事業の担当者の方は読んで損はないと思います。
Marty