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CO2を回収する技術

①CO2排出量(スコープ1、スコープ2)を計算して把握しました。
②削減方法を検討し省エネ、再エネ、環境に配慮した材料への切り替えました。
③クレジットの購入やカーボンオフセットも検討しました。

それでも削減しきれない排出はあり、2050年のカーボンニュートラルに向けて温室効果ガスの排出を±0にするためのネガティブエミッション技術(NETs)が開発されています。

カーボンオフセットとカーボンニュートラルの違い

  • カーボンオフセット
    温室効果ガスの排出量を補正するための手段で、削減しきれなかった分を他の形で埋め合わせる取り組みです。クレジット購入によって、他の場所で実現した削減・吸収量で埋め合わせます。

  • カーボンニュートラル
    温室効果ガスの排出量と吸収量を差し引きゼロにする考え方です。排出量をゼロにするのではなく、ゼロにできなかった分を同じ量で吸収・除去することで、実質的に排出量をゼロにします。

ネガティブエミッション技術

ネガティブエミッション技術(NETs)とは、大気中のCO2 を回収・吸収し、貯留・ 固定化することで大気中のCO2 除去 (CDR, Carbon Dioxide Removal)に資する技術です。

経済産業省 ネガティブエミッション技術について

NETsは排出削減が難しい分野の補完技術であり、大気中のCO2除去を通じて長期的な気候目標達成に貢献します。
特にカーボンクレジットとして認証されることで市場での活用が進んでいます。 

カーボンオフセットは地球温暖化を防止するものではありません。
危機的な地球温暖化の進行を前に使える手は何でも使って、温室効果ガスの排出を減らし、地球温暖化を食い止めていかないといけないのです。

CO2等の温室効果ガスは目に見えるものではありません。
数字で見えるようにするのも難しいですが、できること(CO2を少しでも排出しないように節電やリサイクルなど)を一生懸命していこうと思います。

地球温暖化が進むと食べられなくなるもの、見られなくなるものがあるそうですね。という事で、今回は地球と果物の画像をサムネイルとしてみました。

マルト株式会社 カーボンニュートラル 北村でした。