2.家がない恐怖
【ミッション家探し】
こんにちは皆様!
本日は、Vancouverに到着してからの
9日間についてのお話をさせていただきます。
6月29日(水)空港に到着した私は以下の宿泊先と片道航空券のみ取得してVancouverに到着しました。
・6月29日(水)~7月3日(日)
→Air bnbにてシェアルームを1泊8000円程で予約
・7月4日(月)~7月7日(木)
→Samesun Vancouver ホステル(ドミトリー4人部屋)1泊1万円程で予約
Vancouverに到着してから私の最初のミッションは住処を探すことでした。
Vancouverのハイシーズンは7月~9月、
雨期が11月~3月ぐらいまであるこの街では
多くの人が短いサマーシーズンを目一杯楽しみます。
サマータイムはPM10時くらいまで明るいです。
また、多くの観光客がこの小さい街に集まるため、地価は高騰し、
1泊30CADで泊まれるホステルもハイシーズンは100CADまで跳ね上がります。
出発前にも部屋探しは始めていたのですが、中々良いシェアルームが見つからず
結果として現地で決めるという選択肢しか残りませんでした…
【Airbnbにて】
最初にステイさせて頂いたAir bnbオーナーA氏はフィリピン系の優しい方で
トイレ使っていいか?って聞いたら、
笑いながら絶対ダメって冗談をかましてくるような陽気なおじさんでした。
私が宿泊した部屋は狭いですが、他にも何部屋かあり、宿泊者がいました。
ロケーションはStadium-Chainatown近くのタワーマンションでした。
到着2日目に現地でe-sim携帯回線を契約!
カナダでの電話番号を得て、本格的な家探しがスタートしました。
手順としてはインターネットで物件を探し、オーナにコンタクトをとり
内見に行き、契約を決めるというのが一般的です。
私が利用したサイトは以下です。
・Craigslist
→アメリカでも有名ですが、賃貸やシェアルーム、不用品の販売ができるサイトです。
・Kijiji
→こちらもCraigslistに似たようなサイトです。
・Facebook MarketPlace
→Facebook内で賃貸や物の販売取引ができます。おそらく、日本ではほぼ使われてない?
もしくは利用できるのかも不明です。
上記、サイトを駆使して約9日間で
30~40くらいのメールやテキストを送ったと思います。
補足ですが、カナダではFacebookとSMS文化が強く、
日本ではあまり若者が使わないFacebookが主流に使われていたり、
Lineの代わりにSMSを使うことが多く
カナダ携帯会社のプランにはTextがフリーだよってプランがあるぐらいです。
上記サイトからメールの返信があったのは10通も満たないと思います。
内見OK案内まで来たのは3通、
そのうち、実際に内見させて頂いたのは1件でした。
当初、私のプランニングはAirbnbでの滞在5日間でシェアルームを決めて
ホステルには泊まらずにお金を節約する予定でした。
しかし、そんなに現実は甘くなく、5日間はあっという間に過ぎていきました。
家が見つからないのはしょうがないので、
1泊100CADもするホステルに移動をして部屋探しは続きました。
もちろん、ずっと部屋探しをしていたわけではなく、
朝と夜の新規物件が更新される時間帯にパソコンにへばりつき、
たくさんのメールを送り、日中はその返信を待ちながら、
街を散策したり、スケートボードをしたり、
コーヒーを飲んだりとそれなりに楽しんでおりました(照)
【ホステルにて】
ホステルって泊まったことありますか?
私は今まで泊まったことはなかったのですが、
様々な人種が集まり、交流ができるので、人生で一度は経験してもいいかもと思える場所でした。
もちろん、私は少しばかり浮いていたので、交流が薄かったですが、
ルームメイトのインド少女とは最後には軽く喋るぐらいまでは打ち解けました。(ハードル低くてすみません)
環境は汚いし、ハウスダストすごいし、ネズミはいるし、みたいな場所ですが、
様々な人種が二段ベッドに敷き詰められて、生活をするってなかなか無い体験だと思います。
そこで何人かの日本人にも出会いましたが、基本的に癖強だったので話は省略します。
【家がない恐怖】
※写真はHoly Rosary cathedralのhomeless Jesusです。
ホステルでの滞在も残り数日となった時、私は初めて家がない恐怖に駆られました。
ハイシーズンのため、他のホステルもAirbnbもほとんど予約が埋まっており
シェアルームも見つからない私はとにかく焦っておりました。
地方から東京に出てきた人、または海外に長期滞在したことがある方なら、
もしかしたら経験があるかと思います。
今まで、自分は守られた環境で生きてきたんだなと心底考えさせられました。
とにかく、待っていてはダメだ動かなければ!と
道を歩いているアジア人に日本人か確認をして、シェアハウスについて色々聞いて周りました。
答えは、皆同じようにシェアハウス難民という回答が多かったです…
また、東京にVancouverにコネクションがある友人に連絡をして、その方々の人脈を使わせて頂き、
友人の友人に会いに行くという連絡を3件ほど繋いでもらいました。
皆様、ありがとうございます。感謝です。
シェアルームが見つかるか、泊めてもらえるか、いい情報がもらえるかなどは正直当てはなく
とにかく何か繋がればという気持ちで、紹介して頂いた友人の家を訪問させて頂きました。
結果として、シェアハウスと滞在場所はその時点では見つかりませんでした。
しかし、たくさんのいい情報や世間話、人との繋がりを感じ、みんなとてもいい人達で、
伺わせて頂き本当によかったです。
もうここまできたら…
少しお金がかかってもどこかのホテルを探して追加滞在するか、
環境はあまり良くないですが、
教会などのシェルターも検討する必要があるかなと、
現地について泊まれる場所のリサーチを始めたホステル最終日!!
事前に色々な方が動いてくださり、繋いで頂いた1人の人物から、
住む家がないなら750CADで7月末まで部屋を貸してあげるよという
連絡を頂き、ホステル滞在最終日19時に一時的な家が見つかったのでした。
・友人と人脈
・家がないということ
上記についてついてバンクーバ滞在9日間でものすごく考えさせられました。
(ちょっと寿命縮みました)
もちろん、このようなテキストで簡単に伝わるものではなく、
経験した人にしか中々伝わらないかもしれません。
また、私は日本に帰れば実家があるので、暮らしていくことはできます。
本当にひよっこな経験かもしれませんが、
日本では感じることのできなかった経験だと思います。
そして…
・ハイシーズンの家探しは舐めてはいけない。
・計画までは立てなくても、検討をつけておくのは大切
これは新しい私の教訓になりました。
9日間での細かい小ネタはたくさんあるのですが、
あまりも書ききれないのでお会いした時にお話をさせてください。
本日は以上となります。
Thank you.
P.S.
家が決まった翌日から、結構な数の空き部屋の返信がたくさん来たよ。
本当にそんなもんすね...必死に探している時は見つからない...
-------------------------------------
バンクーバーについてや私が感じたことを少しづつ共有していくので暇なら見てみてください。
また、誤字脱字等はスルーしていただけると嬉しいです。
本文に記載されている内容はあくまで
私が感じたことや情報なので全てが正しいわけではございません。
その点についてはご了承いただき、楽しんで頂けますと幸いです。
-------------------------------------
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?