一日3000文字書こうとしている理由
今日で毎日3000字投稿が四日目に突入する。
初日に感じていたみられて恥ずかしいという感情は消え去り、この目標を習慣化するためにやり続けなくてはという自分への負荷として感じ始めるようになっている。できればベッドでごろごろnetflixの続きがみたいし、何もせずのんびり部屋の掃除をしたい。また妻との会話の時間を確保したい、や、将来に向けての勉強、資格の勉強、積読本を読むことなどのインプットの時間に当てたいという衝動も出てきている。他のものを優先してこれをやらない理由は上げ始めればキリがないし、それらを理由に自分がこのめんどくさい習慣を止めることの言い訳を作ることも内心行おうとしている。
ここまで書いてきてまだ300文字か。この10倍は語らないといけないのか。も脳裏をよぎっている。
そうした愛すべき自分。とっても人間らしくて自分を律することなどせずできればダラダラ何もしていない動物のような本能に突き動かされる自分。そうした自分がいることも理解しつつ、決して否定はしないが、ここでなぜこんな3000字の文章を毎日書こうと考え始めたかについて記しておこうと思う。
なぜ文章を書こうとするか?となぜ3000字なのか?また今後仕事が始まったり遊びの時間で執筆時間が捻出できない可能性がある日もあるがそこの対策をどうするか考えて書いてみたい。
まず、なぜ文章を書こうとしたかについて語ろうと思う。
文章を書き始めるきっかけそれは今後必要なスキルだと考え伸ばす必要のある部分だと思ったからである。仕事面でもプライベートにおいても必要なスキルだ。具体的に書くことによってどのようなスキルが身につくと考えているかというと、3つある。①日本語の語彙力、言い回し。②一つのトピックについて自分の頭で考える力がつくこと。③話す際の筋道の立て方、言葉選び。こうしたコミュニケーションや言葉にまつわるスキルは今後の人生においてとても大切になってくると思う。
仕事においては自分はマネージャーの一歩手前のレベルに今いる。
ITコンサルタントとして働いているが、正直これまで実施してきたことは決められた要件に対して問題が起きないように技術力を駆使することであった。初めのうちは完全に技術力だけであり、レベルが上がるに連れてタスク管理の力や他の人との調整力が求められメンバーに指示する力も求められるようになった。しかし、マネージャーはまた違う世界だと思う。お客さんに新技術やソリューションの提案を実施したり、メンバーだけでなく、他チーム、クライアントとの会話を表立って実施する力が求められる。つまり対人とのコミュニケーション力である。またただ会話するだけでなく、自分やチームのために最善な結果を導くための筋道を立てた思考や話すこと離さないことを取捨選択することも含めた話し方、その時の言い回しが重要になってくると考える。
もちろんマネージャー以上の職種になるとそれ以外にもファイナンスの知識や工数管理、採用などに関しても幅広く求められると考える。しかしいずれにしてもベースにあるのは自分の考え、立場を論理的に相手に伝えることができる思考力と表現力であると考える。
文章という形で表現するケースばかりではないと思うが、表現のベースとして一度自身の中で言語化していく行いは通るというのが私の持論だ。人は言葉で思考しているそれが数学の人もいればプログラミング語である人もいるだろう。自分にとっては母国語が一番やりやすい。
話が少し脱線したが、文章を書く。これは一種の表現方法であり、何を書くか、どう筋道立てて書いていくか。これらを考えながら時には見返して表現を変えたり入れ替えたりしながら書いていくことができる。この書くことのプロセスはいろいろなメリットがあると考えている。
まず同じように文章を書いている人がどんなことを考えながら書いているかの解像度が上がること。次に話し言葉でもどんな話の筋できたのか理解でき反応するためのパターンが増えること。文章を書くことは自分との対話である。自分と何ども会話していくことはそれだけ会話のパターンが増えることである。今の自分と会話するからボキャブラリーや新しい知識は身につかないかもしれないが、会話する中で生まれる仮説や論理体系、会話のパターンみたいなものはできると考える。
それが他の人との会話や文章を見た際に話の運びがスムーズに理解できることに繋がると考える。つまり会話の瞬発力が上がり、文章を読んだ際の理解がより深まると考える。なぜなら、自分としてもその論理構成は知っているからである。知っていれば知らない時より早く反応できる。
そしてこのメリットは新しい知識を手に入れる際にも役立つと考える。
それは学ぶさいの好奇心や学び方を見つけやすくなると考えるからだ。
自分との対話をする際に初めから結論が決まっている必要はない。仮説でも良いし見切り発車で始めても良い。文章には正解も失敗もない。読者が読んでネガティブな意見をくれることもあるかもしれないが、それも文章をもとに考えが誘発されて起こったものであると捉えればプラスである。自分のこれから学びたい領域に関して、文章を書いて自分と対話していれば、その分野のどうしたことに興味があるのかどうやって学んで行きたいか段々わかっていくようになると思う。教科書にある、誰かの作ってくれた学習体系には乗らない、そもそもなんで自分はこの分野を学びたいんだっけどんなモチベーションがあるんだっけ、を見つめ直すことができるし、そこから好奇心のタネになる気づきを得られると考える。これが文章を書くことによって新しい知識を手に入れる際に役立つと考える理由だ。
次になぜ3000文字なのか?について書いてみたい。
そもそも書き始めようと考えた時には字数制限を設けようとかノルマを課した方がいいかもとは思いつきもしなかった。3000字にしたのはyoutuberが発言していた話を見て真似ているだけである。真似ているだけではあるが、意味があると思うので今は続けようと考えている。
真似するきっかけになったyoutuberはキングコング西野とヒカルである。
西野は7,8年前よりオンラインサロン向けに毎日3000字ほどの投稿をしているらしい。またヒカルもかつて情報商材販売の仕事をしている際に毎日3000字の文章を書いていたらしい。そのyoutubeでは二人ともその経験はとても良かったと語っているし、思考力のトレーニングになると言っていた。なので真似している。そして、実際に3000文字書くと大体1時間くらいかかる。一日24時間なのでそのくらいの可処分時間はあると思うし、今後上手くなっていけばこの時間は短くできるかもしれない、が何が言いたいかというと時間としてはちょうどいい。また長さとしてもトレーニングにちょうど良い。3000字を書こうとするとトピックについて一つの話で終わるには字数が多すぎる。1つのトピックについて複数の観点から持論を述べて初めて成り立たせることができると感じている。
例えば、今先の投稿でこし餡と粒餡についての考察を書こうと思っているが、どんな観点で何を書くかちゃんと考えて書かないと字数が埋められないことが目に見えており、このところずっと頭の片隅で考えている。
なのでこの3000字というのは一日で書ける時間的長さとしても一つのトピックに関しての広さに関しても今の自分にとってはトレーニングとしてちょうど良いと考える。なのでより良いトレーニングが見つかるまではこの一日3000文字で続けてみようと思う。(トレーニングを変える場合はその理由をまた投稿しようと思う。3000字で)
最後に今後忙しくなった時の対応についてどうしようか今考えていることを書く。結論としては、深く考えていない。一日3000字で一投稿なのでそこに間に合えばなんでも良い。休日に数日分のテーマだしをしておく、それぞれについて書き進めておくなど解決策はやりながら出てくると思うし、それを考えるのも自分のやることである。いかにそこにコミットできるか、自分に嘘をつかないか言い訳しないかだけである。なので忙しくなっても1日3000字1投稿。このルールは変えない。
以上。