恋人にすると危険なタイプその③ナルシスト
続編です。
男性に多い回避依存型について。回避依存とは恋人と親密な関係になることを避けるタイプのことです。主従関係を築こうとする人もいれば利害関係を築こうとする人もいます。
今回はナルシストについて考察していきます。
恋人にしても危険はないナルシストもいる?
ナルシストの危険性についてはこちらでも紹介させていただきました。
ナルシストとは簡潔に言うと、自惚れが強くて自己中心的。自分のためなら平気で相手をないがしろにするような人のことです。
これだけ見るといかにも恋人どころか友達にもしたくないような性格特性ですね。
しかしナルシストは他人から好印象を与えたい欲が誰よりも強いため、一見すると魅力的に見えます。
加えて人は相手に好意を抱いてしまうと判断力がチンパンジー並みに衰えてしまうこともあり、彼が危険なナルシストであったとしても気付かずに交際してしまう可能性も十二分にあります。
ただナルシストにも色々あり、なかには他人に危害を加えることがあまり無い場合もあります。
これは上のリンクの記事でも紹介しましたが、自分が大好きでかつ自分に自信を持っている人。自己愛と自尊心は別物なのでどちらかが欠けている場合も多々あります。
自信の正しい意味はありのままの、等身大の自分を受け入れる力のことです。
自分の長所も短所も含めて、ありのままの自分で良いんだと本気で思えること。
たとえば自分はひねくれ者でそのせいで人と対立することが多い。けれどそのひねくれた視点のおかげで他の人が目にも留めないようなことに気付く。それが斬新なアイデアの源泉になっている。だから良いんだ、とか。
等身大の自分を大好きでいるナルシストであれば、自分に余裕を持っているため、相手にも譲歩を利かせることができます。思う他トラブルが少なかったりします。
たとえば彼女が別の男友達と夕食に行くとなっても、
「良いよ~、俺よりも魅力的な男を捕まえられるなら捕まえてみな」というくらい、余裕を持って構えられるわけです。
ナルシストは自己愛が強い分、他人への関心が薄かったりもします。そのため自信があるナルシストはむしろ普通の人よりも恋人に寛容だったりもします。
その自信と余裕のある振る舞いに魅了されて離れられなくなるかもしれませんね。まぁ、自分の目的を阻む相手であるならば容赦なく切り捨てる危険もありますが。
やっぱり自尊心が低いナルシストは恋人にしても危険
自分が大好きなのだけれどもセルフイメージと現実に致命的なギャップがある人。
自分を過剰に着飾り良く見せようとするため、恋人への要求もハードルが高くなり、束縛もきつくなります。
本物の自分に自信が無いためブランド物で身を固めたり、金遣いの荒さをアピールしてカッコ良さげに振る舞おうとするので外見でも結構判断しやすいかもしれません。
自分のことを肯定してくれる場合には優しくなるけれど否定的なことを言われると急に機嫌が悪くなったり、
自分語りが多くて相手の話を聞かない、たとえば
「私○○さん尊敬しててYouTubeの講義よく聞いています」
「ああ、あれやらせらしいよ。あれを視聴するくらいなら他に良いチャンネルいっぱいあるんじゃない?」
「俺趣味で△△やってて、△△さんのチャンネル観てるけど面白いよ?君もはまると思うから今度観てみなよ」
「…ふーん」
と言った感じで自分が関心の無い分野や弱い分野の話題になると軽蔑や否定の言動を見せて相手の話の腰を折り、強引に自分語りに引きずり込んできたりします。マウントとも似てますね。
自分が相手よりも劣る部分があるという事実を受け入れられずに恋人に対しても自分の土俵に引きずり込んで束縛します。
理想のセルフイメージが崩れて本物の脆い自分が浮き彫りになることを恐れています。
自分の恋人なら一緒にいて誇れるような素晴らしい女性であれば嬉しい、と普通なら思うはずですが、
プライドが低い男性ならば自分よりも優秀な存在は恋人であっても許容できません。だから常に自分を引き立ててくれないと機嫌を損ねるし、自分が手の届かないところへ恋人が関心を持つことも許容してくれません。
非常にめんどくさい。
「君は英語話せるんだね。凄い!僕はできないから羨ましいよ。良かったら今度教えて!」
「君の考え方のほうが正解だね!助かった、ありがとう!」
とか自分にはない、相手の良さを素直に認めてくれる度量がある人を選んだほうが良いですよね。
お互いが異分野で秀でている者同士のほうが相補的で強い関係を築けますし。
今回はこんなところで。
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