〈資格試験〉公害防止管理者水質第一種の勉強方法
初めに
私は2021/10/3に公害防止管理者水質第一種を受験しました。当時、コロナウイルスで緊急事態宣言が4/25から9/30まで続いており、10月も続けば、会社としても私を出張させて、受験させることができないということで、不安な中で勉強していました。幸いにも10月にギリギリ緊急事態宣言が明けて、受験できました。
結果は公害総論10/15、水質概論7/10、汚水処理特論17/25、水質有害物質特論13/15、大規模水質特論10/10で合格基準の全科目60%を上回り、一発合格でした。一発合格率は全体の10%前後で、諦めずに勉強した甲斐があったなと思いました。私の勉強方法について紹介いたしますので、読者の方の参考になれば幸いです。
購入したテキスト・問題集
公害防止管理者の試験を実施している産業環境管理協会の公式テキストは通称電話帳と呼ばれるくらい分厚いです。これがないと、合格するための知識が足りなくなるので、購入しました。
下記リンクの公式過去問も購入しました。しかし、公式テキストを見ながら過去問を解いていくことになるかと思うと、量が多すぎると思いました。
そこで、まずは重要ポイントを押さえて、細かい知識は公式テキストや過去問を解いて補填しようと考え、下記リンクの公式のテキスト「基礎講座」を購入しました。重要ポイントが簡単にまとめられて、例題もついているので、最初の触りとしてはすごく良かったです。効率の良い勉強ができたと思います。
Web講習会
講習会は申し込めば5月くらいにうけられます。緊急事態宣言というのもあり、Webでうけました。講習会前に先述の基礎講座を勉強し始めていました。講師に重要と言われたところを講習会テキストにメモしましたが、基礎講座で出ているところばかりでした。特に講習会は必要ではなかったなと思いました。
勉強方法
試験は10月ですが、4月から少しずつ基礎講座のテキストを進め始めました。基礎講座を一周した後、過去問を4年分解きました。1年分は模擬試験用においておきました。この時点で、6割とれる科目がとそうでない科目が半々でした。
過去問を一周した後に、弱点をノートにまとめてインプットしました。その後、間違えた過去問、基礎講座の問題を2周目解きました。それでも間違えたものはさらに弱点ノートにまとめて、インプットしました。
最後の1週間で残しておいた1年分の過去問を解いて、ギリギリ6割とれました。
最後に
電話帳は間違えた過去問について詳細を確認するために使用したほうがよいです。過去問を1から解くのはまだしも、電話帳を1から勉強するのは骨が折れます。
特に10問しかない水質概論と大規模水質特論は1問の重みが他の科目よりも大きいので、難易度は高いと思います。妥協せず細かいところまで把握しておいたほうがよいと思います。25問の汚水処理特論は勉強量が多くなりますが、知らない問題が出てもとりかえしはつきます。これは多少妥協してもよいので、全体をまんべんなく勉強したほうがよいと思います。
以上、私の勉強方法でした。御参考になれば幸いです。