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あなたは神殿【おまけ】

(本記事の内容に入る前に、先日私の元へ情報提供がありました。
それは、私が綴っていることやまとめていることを無断で引用・転載(パクリ行為)をしている方がいるとのこと。
ただでさえ不快なのですが、私が快く思っていないスピリチュアル系の内容にて無断で引用・転載(パクリ行為)が行われていました。何を信じようがその方々の勝手ですが、私の信頼性・信憑性を貶めるような引用・転載(パクリ行為)は看過できません。
上記の様な方ではなく、純粋に知識の共有や考察の手掛かりなどとして、引用や転載を行いたいようでしたらTwitterにて私へメール下さい。対応いたします)
では以下からが本記事の内容です。
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本日の記事は先日綴りました「あなたは神殿」のおまけ記事です!
前回の「あなたは神殿」というタイトルから脱線してしまうため記事を分けさせていただきました!

今回も扱うのはアメン大神殿。
ではアメン大神殿について見て行く前に、別の神殿(教会)を見てから本題に入っていきます。


まずは、謎多き錬金術師フルカネリの著書『大聖堂の秘密』より引用します。

画像1

「教会はすべて、後陣を南東に、正面を北西に向ける。十字架の腕木にあたる翼廊は、北東から南西の方向に向く。これは西から寺院に入る信徒や俗衆が、聖域、つまり太陽の昇る側へ、キリスト教揺籃の地パレスチナの方角である東へ向かって、まっすぐ歩むように意図された、不変の方向決定である。闇から抜け出て光へ向かうわけである」

フルカネリの引用にあった様に、教会には”不変の方向決定”があった様です。
西側(北西)の入り口から教会に入り、太陽の昇る東側(南東)へ向かうように教会は設計されていました。
文字だけではイメージがし辛いかと思いますので画像を用意しました。
今回はノートルダム大聖堂を例に見ていきましょう。

ノートルダム大聖堂|パリのセーヌ河岸-1

ノートルダム大聖堂

見事に上記引用の様に建築されていますね!
(今回の記事ではノートルダム大聖堂については深く綴りませんが、色々調べると面白いですよ。”ノートルダム”から察しがつくと思いますが…)
今回ノートルダム大聖堂を例に出しましたが、教会の設計には”不変の方向決定”があること、こちらが本記事のポイントとなります。
某宗教では太陽神を祀っているだけあり、太陽の昇る方角への。

では上記を踏まえてアメン大神殿を見てみましょう。

アメン大神殿方角入り

おやおや!アメン大神殿も”不変の方向決定”に則っているではないですか!
西側(北西)の入り口から神殿に入り、太陽の昇る東側(南東)へ向かう様に。

不思議ですね〜。
某宗教がこの世に存在していない紀元前にアメン大神殿は建造されています。
某宗教を批判するわけではないのですが、某宗教がオリジン(起源)ではございません。

では、なぜノートルダム大聖堂やアメン大神殿は同じ”不変の方向決定”に則っているいるのか?
そして同じ”不変の方向決定”に則っているいる理由は?

それは”太陽の動き”を知れば理解できます。


では一旦、神殿・教会の”不変の方向決定”のことは置いといて、様々な神・御神体の誕生日死後の復活を見ていきましょう。

●ホルス(ラー)…12月25日に誕生。死後3日目に復活。
●ミトラ…12月25日に誕生。死後3日目に復活。
●ニムロド…12月25日に誕生。
●アティス…12月25日に誕生。死後3日目に復活。
●デュオニソス…12月25日に誕生。
●キリスト…12月25日に誕生。死後3日目に復活。

どの神・御神体も見事に誕生日死後の復活日が被っていますね。となると12月25日死後3日目に意味がありそうです。
そのことを踏まえて”太陽の動き”を見ていきます。

画像5

12月25日の約3日前の太陽は”冬至”と重なります。冬至は一年で最も太陽が低くなる日。
つまり、太陽が死んでいる・生まれる前と象徴・表現できます。その冬至から3日後に太陽は再び昇りはじめます。
つまり、太陽が復活・生まれると象徴・表現できるのです。


上記が様々な神・御神体の誕生日と死後の復活日の理由です。
”太陽の動き”の重要性および、太陽神の誕生・復活を祝うのは某宗教の専売特許ではないことがご理解頂けたのではないでしょうか?
それに某宗教では祈りを捧げる際に「アーメン」って言いますよね?
それって何が由来だと思います?
この記事・前回の記事で何度も登場しているのですがお気付きでしょうか?

アメン大神殿の”アメン(アモン)”ですよ。(このことについては次回以降の記事でふれていきます)


”太陽の動き”および、太陽神の誕生・復活は某宗教の専売特許ではないことがご理解頂けたのであれば、一旦置いておいた”不変の方向決定”に話を戻ししつつ、ついでにまとめに入っちゃいます!


フルカネリの引用にもあった様に、神殿・教会の”不変の方向決定”は、太陽に由来していました。
東から昇り西に沈む”太陽の動き”は自然の理であるので”不変の方向決定”なのです。
自然の理への畏敬の念をこめて、神殿も、教会も引用にあった造りになっているのです。
これがアメン大神殿とノートルダム大聖堂の”不変の方向決定”の理由です。
(フルカネリは"不変の方向決定"が何を意味し、オリジン(起源)への道筋を理解していたと思います。"謎多き錬金術師"と呼ばれるくらいですしね。)

そして神話の寓意・比喩(神の誕生日・復活)に投げ込まれた知恵は冬至のことでした。
実に単純ですね!


「なんだそんな簡単なことかよー」とお思いでしょうが、そんな簡単なことなのです。
娯楽媒体などを通して、神だなんだかんだ、謎解きなどなど…と難しく考えるよう誘導されているだけです。

では最後に、せっかく冬至の重要性にもふれたので、アメン大神殿の冬至についてふれておまけ記事は終わりにしたいと思います。
アメン大神殿は、アメン・ラー神殿とも呼ばれています。
アメン大神殿は冬至を迎えた日の朝のみ、神殿の中央通路から日の出を拝むことができます。
神殿の中央通路へ一直線の朝日が差し込むのです。その様子は拾ってきた画像をご覧ください!

画像6

冬至の重要性、象徴される理由がよりご理解頂けたかと思います。


本日の記事は以上です!
次回の記事は、アメン大神殿を含むカルナック神殿群と民族について考察していこうかと思います。
今回の記事、ご興味・好奇心をくすぐられた様でしたら、次回もお付き合い頂ければと思います。
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