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コラボスペース記事「0.1.2.3の概念を理解することによって、象徴的な数字が理解できるようになる」


 先日行われました、霜月やよいさんとあいひんさんのコラボ記事企画に合わせてスペースでお話しする機会があり、多くの方々にご参加いただきました。今回の記事は、そのスペースで話した「0.1.2.3の概念を理解することによって、象徴的な数字が理解できるようになる」を文字起こし&加筆したものです。話し言葉形式で今回の記事は進んでいきますが、復習したい方、聞き逃したという方はどうぞご活用下さい。それでは内容に入っていきましょう!



はじめに

 まずはじめに、今日のテーマから始めましょう。「0.1.2.3の概念を理解することによって、象徴的な数字が理解できるようになる」というのが本日お伝えするテーマです。

 「0.1.2.3の概念と象徴的な数字が繋がるの?」「象徴的な数字は覚えるだけで良いんじゃないの?」と思われませんでしたか?私も最初は思いましたw
 ですが、理解したい!と好奇心が傾いた時、「暗記も大切だけど理解するには”なぜ象徴的な数字なのか”の理由も知らなければ理解したことにはならない」と気づきました。今回はその理由を解説していこうと思います。


唯一無二の存在

 本題に入る前に、ニコラ・テスラの言葉を引用しましょう。

「ある者が神と呼ぶ存在の別の呼び名は物理法則である」

 この言葉から、「神=物理法則」ということが出来ます。この言葉は私自身が情報発信していることの核心を表していると考え、紹介しました。霜月やよいさんは数・図形(幾何学)から神=物理法則を読み解き、それを表している象徴について情報発信されています。私は霜月さんに勉強を教えていただいている者です。簡単な自己紹介も交えつつ、テスラの言葉を紹介しました。

 そもそも、数・図形と物理法則や理がなぜ繋がるのか疑問に思われませんでしたか?その理由はシンプルで、どちらも唯一無二であるためです。
 例えば、抽象的かもしれませんが、数字の1は数字の1しか存在しませんし、2も2という数字しか存在しません。別の角度から説明しましょう。図形で言えば正三角形、それぞれの内角が60度60度60度の三角形のことを正三角形と言い、角度が1度でもずれていれば正三角形と呼ぶことはできません。このようにこの世にそれしかない数字・図形は唯一無二といえます。
 また同じ様に理も、水を流せば螺旋を描く、物を落とせば下に落ちるなどと言ったように人間が変えようにも変えられない理もまた唯一無二です。

3が鍵になる

 では、数・図形・理が唯一無二であることを説明しましたので、それでは早速内容に入っていきましょう。テーマにもある「3」という数字が今回お伝えすることの鍵になるのですが、様々な宗教画や象徴で3をよく目にしますよね。では、なぜ3が重要視されているのか?その理由は、三位一体であるからです。
 三位一体は唯一無二の理。その理を唯一無二の数・図形から紐解きましょう。


0.1.の最も古き者

 最初に生まれたものは点と円です。これは「最も古き者」とも呼ばれ、数字で言えば0と1に相当します。
 この最も古き者である円は、自己完結していると定義できます。なぜなら円は中心点・半径・円周の三つで成り立っているからです。実際にコンパスで円を描くときを想像してみてください。中心点をとり、長さ(半径)を決めてぐるっと一周させて円周を描きます。この手順が「最も古き者」である円の描き方であり、円の三位一体を表しています。

 しかし、この手順だけでは円を描くだけで他の図形や物質を生み出すことはできません。これが自己完結の三位一体と言われる理由です。
 物質が空間で具現化するためには、「似て非なる対」という要素が必要になります。ここで「似て非なる対」の数字2が重要な役割を果たします。


最も古き者と似て非なる対の三位一体

 最も古き者に続いて、似て非なる対が生み出されました。これが原初の父と母と言われるものなんです。
 と、説明が一人歩きしがちになっていましたので、「そもそも似て非なる対とはなんぞや?」を説明しますと、右と左、プラスとマイナス、陰と陽、男と女と言った様に、片方が存在するからもう片方が存在すると言ったような対の関係のことです。

 似て非なる対が存在することにより、自己完結の三位一体とは異なる三位一体がここで生まれました。最も古き者(0・1)と似て非なる対(2)の関係は三位一体となります。ここで3という数字が登場し、三角形が初めて現れます。円の次に三角形が生まれましたね。この説明を図形で表すと、上向きの三角形となります。

 そして、父と母の間に子が生まれます。これによって初めて具体的な物質が生まれるのです。この新たな関係は父・母・子の三位一体です。図形で表すと、下向きの三角形となります。

 ここまでの説明を簡単にまとめます。なぜ三位一体が根本原理なのかというと、円に続く最初にできる多角形が三角形であり、その図形自体が三位一体となっているからです。また、全ての図形・多角形は三角形の組み合わせで構成されています。

 数字の3が重要視され、象徴的に用いられる理由がご理解いただけたのではないでしょうか?


神の姿

 先に紹介したテスラの言葉も関連してくるのですが、この図形の成り立ちこそが「神の姿」と定義できます。なぜなら、図形は理と根本原理(図形で言えば三角形=三位一体)を示しており、この根本原理が森羅万象に影響を与える法則であるからです。
 「神の姿を見る」となれば私たちは円・三角形しか見ることが出来ません。くどいかも知れませんが、全ての図形は最初にできる円という範囲の中の三角形で構成されているから。
 様々な神話や物語などの属性を取り払い、究極にシンプルにした姿がこの世の成り立ちの唯一無二の数・図形・理。それを理解できよう可視化したものが「神の姿」と言えるんですね。


 ここまでの説明のように、図形を使った説明は理解しやすいのですが、数字だけになると理解が難しくなり、障壁と感じる方もいらっしゃるかもしれません。そこで、ここからは馴染みのある「特別な数列」を取り入れていきます。0.1.2.3の概念と三位一体を説明しましたので、ここからは象徴的な数字と繋げていきましょう!

いつも登場する特別なの数列

 私たちが暮らす世界は縦×横×奥行きの三次元です。三次元なので、三乗する必要があります。(二次元なら縦×横)
 これまで登場してきた数字の3を三乗してみましょう。3×3×3=27となります。この27という数字は自然界のさまざまなところに現れます。例えば、手の骨の数は27本であり、太陽と月の自転周期は27日などです。そして、27と同様にその倍数(27, 54, 108, 216, 432, 864)もさまざまな場所で現れています。そのため、3×3×3=27から始まる倍数は昔から重要視され、知恵や象徴とされてきました。例えば、数珠の玉の数は216個、324個、540個などです。西遊記の孫悟空の寿命は342歳であり、筋斗雲は宙返り一つで108,000里飛ぶ…などです。この様に特別な数列は残されてきました。

そして、今出てきた数をすべて一桁まで足していくと、9になります。




まとめ

 という感じで、0.1.2.3の概念・三位一体の理から象徴的な数字をつなげて説明してきましたが、いかがでしたでしょうか?生命原理や理と聞くと、「難しそうで、そんな壮大なことは理解できないだろう」と感じるかもしれませんが、実は数字と簡単な図形(今回登場したのは円や三角形)を通じてシンプルに理解することができます。先入観にとらわれて難解なものと思ってしまうと、理解が難しくなってしまいます。
 実は私自身、学校にちゃんと行かず勉強してこなかったという経験があり、自分を馬鹿と言ってもいいかもしれませんが、それでも理解することができました。むしろ馬鹿だったからこそ、先入観を持たずに受け入れることができたのかもしれません。


「3・6・9の素晴らしさを知りさえすれば、宇宙の鍵を手にすることができるのである」

ニコラ・テスラ
369の三位一体



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