「ReGLOSS」はどんな風を吹かせるのか
みなさんこんにちは
今回はいま注目の「ReGLOSS」について書いていこうと思います。
去る2023年9月4日(月)16時、意味深なカウントダウン企画を行っていた「hololive DEV_IS」の内容が公開されました。
初報のPVでは実写を用いた意味深な内容だったので、「ホロアース」のような新たなプロジェクトかと思っていました。しかし、カウントダウン形式の告知の段階でキャラクターが映ったことからX(Twitter)上では7期生デビューかと話題に。
そして2023年9月4日に上で触れたように「ReGLOSS(リグロス)」というグループとして、
・火威 青(ヒオドシ アオ)
・音乃瀬 奏(オトノセ カナデ)
・一条 莉々華(イチジョウ リリカ)
・儒烏風亭 らでん(ジュウフウテイ ラデン)
・轟 はじめ(トドロキ ハジメ)
の5名のデビューが晴れて決定しました。
次項以降では、いまわかっている内容で「hololive DEV_IS」「ReGLOSS」について書いていきたいと思います。
半分備忘録、半分私の妄想です。
それではいきます。
■「hololive DEV_IS」について
まず注目するのが「hololive DEV_IS」がJPの7期生ではなく、EN、IDと並列する括りであるということです。
ホロジュール上でもカテゴリが分かれています。
これは上で引用した「成長」「挑戦」を活動方針としていることから、既存のグループから明確に区別していきたいという運営の意思が見えます。
また、安易に彼女たちを7期生としなかったのは上記の理由以外にも「○期生」というナンバリングをなくしたいというものがあったのではないでしょうか。
これはホロライブ6期生である「秘密結社holoX」や実質的なホロスターズ4期生である「UPROAR!!」のようにこれまでも兆候がありました。これはわかりやすくグループ売りをしたいということのほかに、新規顧客が入ってくる際の心理的な抵抗感を下げる意図もあるのでしょう。
映画やゲームでも、新規顧客獲得のためにナンバリングを無くしていくことは一般的になっています。
(私自身はナンバリングしてくれたほうがわかりやすくて助かりますが笑)
なので「hololive DEV_IS」という新しい箱から、新しく「ReGLOSS」というグループがデビューするという形式を運営は取りたかったのだと思います。
既存のグループと並列して展開をおこなっていくことで既存新規のリスナー問わず新鮮さを提供しつつ、Xでの各ホロメンとのやり取りから見えるように既存の関係性を上手く継承していくという、良いとこ取りをしようという戦略なのかもしれません。
また、現在いわゆるホロライブJPと呼ばれる「ホロライブ」には35名のメンバーが所属しており、ホロスターズを除いたEN、IDのメンバーも加えれば60名もの大所帯になっています。
3月の全体ライブ、8月に開催されたホロサマライブにおいてもそうですが、全員に万遍なく出番を割り振ると一人あたりの出演時間は少なくなります。
そのなかで7期生として彼女たちをホロライブへ投入することは、全体ライブイベントを加味すると3Days化やライブの長時間化といった問題に直面していくことは明白です。
今後枠組みを増やすことでライブイベントを細分化し、よりひとりひとりにフォーカスしていけるようにする意図もあるかもしれません。
現在「hololive DEV_IS」には「ReGLOSS」しか所属していませんが、「音楽」特化の箱になるのか、それとも音楽以外でも「なにか」に特化した箱となるのか。
今後の動向に注目したいと思います。
■「ReGLOSS」について
下記にプレスリリースでの彼女たちの紹介を引用します。
「ReGLOSS」は「Re(繰り返し、再び)」+「Gloss(輝き)」を合わせた造語かと思われます。「hololive DEV_IS」という新プロジェクトからもう一度いまのホロライブのような輝きを生み出すという思いが込められているのかもしれません。
プレリリースによると、彼女たちは「音楽アーティストVTuber」として紹介されています。
ホロライブで音楽プロジェクトというと思い起こされるのがかつての「イノナカミュージック」でしょう。
かつて星街すいせいさん、AZKiさんが所属していましたが、彼女たちがホロライブに合流する形で2021年末に発展的に解消しました。
しかし、言い方を変えれば「イノナカミュージック」としては消化不良の状態でプロジェクトを閉じています。
「hololive DEV_IS」が既存の枠組みから外れた存在であるということで、アイドル色が強い現在のホロライブとはまた違ったアプローチをかけてくるのでしょうか。統一感のある白を基調とした衣装や、デビュー曲の雰囲気からもダンスユニット色が強いのかもしれません。
(話は逸れますが、この衣装とは別で通常衣装も用意してあったらサプライズであったら面白いですね)
曲主導の音楽プロジェクトとして「Blue Journey」を発表したようにカバーは新規顧客獲得のために音楽で活路を見出そうとしているように思われます。
年初の星街すいせいさんの「THE FIRST TAKE」への出演や宝鐘マリンさんの「マリ箱」のtik tokでのバズ等が記憶に新しいですが、それがYouTube上での彼女たちの登録者数に還元されていることからも、いままでVTuberに触れてこなかった人々にわかり易くかつインパクトを伴って届いているのは間違いありません。
また「Blue Journey」では収録のディレクションにおいてホロメンの個性を抑えて楽曲を制作したり、MVでホロメンを起用しないなどの普段とは異なった試みがありました。成功したかはともかく、これまでのターゲットとは違った一般層へもアピールしようとしているのはその一環かと思われます。
個人企業問わず音楽系のVTuberは数多く存在しており決して平坦な道ではないでしょう。そのなかで今後「ReGLOSS」がどう展開していくのか注目したいところです。
もうひとつ注目すべきは「hololive DEV_IS」ティザーPVと初オリジナル曲「瞬間ハートビート」共に最初の映像で渋谷のスクランブル交差点が流れていた点です。また、公式HPにも記載がある彼女たちが集まるライブハウス「超VeryBad」(通称『ちょべりば』)※2は映像からも渋谷に拠点があると思われます。
SNS上でも指摘されている方がいましたが、これは渋谷を拠点とした小規模で定期的なリアルライブイベントをおこなうことを示唆しているのではないでしょうか。
そうなると3D体もあらかじめ用意してあるかもしれません。
また、「hololive DEV_IS」のロゴを逆さにすると「STAGE」に見えるという考察もありましたがすごく面白い着眼点だと思います。
本当にそうだとしたら面白いですね。
■おわりに
ここまでいろいろ書いてきましたが、すべて私の妄想の域を出ないので「ほーん」って感じで流し読みして貰えればと思います。
なにかあればコメントいただければうれしいです。
初配信は今週に迫っているので、新しく情報が出るのを楽しみに待ちましょう。
また、公式でもどんなキャラなのかを予想する「#リグしら」をやっていますので、ぜひ遊んでみてください!
「ReGLOSS」がどのように新しい風を吹き込み、輝きをもたらす存在となるのか。
乞うご期待です。
それではまた
▼「hololive DEV_IS」関連のYouTubeチャンネルはこちら▼
●引用HP
※1 PRTIMES.「ホロライブプロダクション新VTuberグループ「ReGLOSS」デビュー決定!!」. https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000978.000030268.html, (参照 2023-09-06)
※2 hololive公式「ReGLOSS」.https://hololive.hololivepro.com/special/9491/, (参照 2023-09-06)
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