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再び化学療法

化学療法は2回で1セットになっていて5月20日に1回目、27日が2回目になる。それを3から4セットする事になる。今回からCVポートから点滴をする事になった。午前中から始まり点滴しながら昼食をとった。昼食はまだ流動食だ。液体状のお粥に具なしの味噌汁、甘いくず湯に変なジュース。メイバランスって紙パックのジュースが飲みにくい味をしている。色んな味があってバナナとかはいいんだけどコーヒー味とかが美味しく無い、コーンスープ味はきつかった。擁護すると栄養面は素晴らしいらしく色んな病院で採用されているらしい。シャワーの時はまだ手術の傷口をカバーするテープを看護師さんに貼って貰っていた。今回の化学療法も副作用は無さそうだと感じていた。

はい、ここまで書いた文を読み返して見たけど、箇条書きで前後の繋がりも悪いし、要するにまとまりがなく読みにくい駄文なんだけど直し方がわからないので、そのまま残すことにしました。読みにくくて申し訳ありません。

 話は変わって薬疹での皮膚炎で転院していた時に観ていたドラマの話をしてみたい。転院先は病室にWi-Fiが無くお楽しみルームだけがWi-Fiが使えた。Netflixはダウンロードすればオフラインで観れるので最初は映画を数本ダウンロードしていたのだが映画は当たりハズレがあるなとも思っていてハズレを引くとまたダウンロードしに行かなきゃならない。連ドラならば面白いと思えばずっと観れるなぁと思った。選んだドラマが評価がものすごく高かった「Breaking  Bad」だった。化学教師が肺癌で余命2ヶ月の診断を受け家族にお金を残す為に麻薬製造に手を染めるって内容なんだけど、肺癌患者が肺癌の主人公のドラマを観るってどうなのと思ったが、1話を観てみたら評価通りの面白さで2話、3話と立て続けに観てしまった。真面目な教師がジャンキーの教え子と組んで合成麻薬の製造に手を染めるのだが、犯罪行為であるのに教師ならではの気質で化学知識を駆使し真面目に真剣に取り組むコメディ的な要素と家族や親族(嫁の妹の旦那が麻薬取締官)にバレないように生活するハラハラや、麻薬取引で名を上げていくサクセスストーリー的要素もあって飽きない。相棒の教え子との関係性が秀逸で対立したり協力したりを繰り返して信頼関係が徐々に深まっていくし、お金も稼げて万々歳。とはいかないところが面白い。毎回ラストは次どうなんの?で終わるから観るのをやめられない。主人公の行動や思考が徐々に大胆になっていくので環境や立場で考え方って変わっていくんだろうなと考えさせられた。最後の方なんて主人公を支持してる人なんているの?ってぐらいの変貌ぶりで、そこも面白いっちゃあ面白いんだけど、むしろ相棒の教え子の方を応援してる人の数が多そうだと思った。そう考えると最初は1人の主人公だったのが最終的には2人が主人公のドラマになった。それとアメリカの健康保険制度が少しだけ知れて勉強になる。個人が掛けている保険内容で治療レベルが変わる。つまりこれ以上の治療を受けたいなら高額になりますよ、リハビリは週に2日までが保険の範囲、毎日やりたいし優秀なリハビリの先生を付けたいなら高額になります、という具合に。もし私がアメリカ人だったら化学療法も最新の抗がん剤は使えて無いなと思うと日本の保険制度はありがたいなと再確認できた。

 主人公達の顧問弁護士で癖が強めのソウル・グッドマンを主人公にした「ベター・コール・ソウル」というスピンオフ作品もある。これも面白いです。

 グロくは無いが、大人向けなんで家族とリビングで観るのはお薦めできません。


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