noteと両親
今回の入院にあたり夫婦の日課にしている事がある。妻と毎日電話で話すという事だ。その日にあった事とか、子供達の様子とか、まあ普段家で話していたような事を夜寝る前に話している。
入院していると外界の様子が全く分からないので、些細な事でも楽しく聞ける。仕事の話ももちろんするし、職場にいる両親の様子とかも話してくれる。
以前に妻がnoteの記事をプリントアウトして両親に見せたところ父がファイリングしていると記事に書いたが、そのファイルが5冊になったと教えてくれた。
そして両親が毎日noteの更新を楽しみに待っていると電話で教えてくれたが、両親に関係する話も中にはあるけど、たいした内容でも無かったり、映画やドラマのレビュー記事とかの、両親には全く興味無さそうな記事も投稿してるけどなぁと妻に言った。
息子が何を考えてたのかとか、過去の出来事とかを知るだけで嬉しいんじゃないかなと妻が言った。直接そんな話を親とした事無いでしょとも。
確かに両親とnoteに書いた事を話した記憶は全く無いので、その通りかもと納得できた。
noteを始めた目的が自分の経験や思想を家族に残しておきたいと思った事だったので、その目的は達成しているのだろう。そして、思わぬ形で親孝行になっているのかもしれないと思った。
今日は父が面会に来てくれた。お店の今後の話や今後の法的な処理や財務的な事を任せるからと伝え、入院が長くなったので、一度帰るかもと話した。病院にいなくて大丈夫なのかと心配されたが、いつでも再入院できるから問題ないと話した。そしてnoteの記事を、よく書けるねと褒めてくれた。まぁ時間があるからと答えたが、本当に楽しみにしてくれていそうなので、これからも続けていこうと励みになった。
そんなnoteだが妻と電話中に確認したら、息子は最近は読んでないと言うし、娘は全く読んでないらしいが、彼ららしくて微笑ましい。
昨日の輸血のおかげで動いてもそんなに疲れは感じなくなった。やはり酷い貧血だと身体に負担がかかるのだろう。体調は良くなったが、病状は変わらずなので、今日もノーマネーで、いや間違えた、余命0日でフィニッシュです。