アホにトドメを刺す。
さて、色々あった一年も終わるということで、
せっかくこの記事を読みに来ていただいた皆様に、
一つだけ、大切な質問をさせてください。
「この一年、あなたはいくつ失敗をしましたか?」
ポイントは「何回怒られましたか?」でも、
「いくつ成功しましたか?」でもなくて、
「いくつ失敗したか?」なんですよね。
失敗とは、挑戦がなければ生まれないものです。
言い換えれば、
「いくつ挑戦しましたか?」ということになりそうなものですが、
単純に言い換えてしまうと、微妙にニュアンスが違います。
やっぱり、「いくつ失敗したか?」なんですよね。
現代、これだけ情報が溢れる時代って、
「失敗」が許されないんですね。
失敗したらあらゆる人が指差して笑い、バカにし、
なんならネットだとボコボコにされるわけです。
そんな中で生きている人たちに、
「挑戦」を求めるっていうのは、なかなか酷なことじゃないですか。
なので、「挑戦」などと大それたことをせずとも、
ほんの少しでも、”昨日とは違う明日”を夢見て、調子が良い日は一歩踏み出せたかどうか、なのかもしれません。
一歩踏み出せば、やっぱり色々と起こるわけで、
「失敗」というものと隣り合わせな生活が始まります。
もちろん失敗なしで過ごせたらいいのでしょうけれど、
「失敗は成功の母」というように、
失敗こそが財産です。
失敗=財産。
つまり、冒頭の質問!
「この一年、あなたはいくつ失敗をしましたか?」
というのは、
「この一年、あなたは失敗という財産をどれくらい手に入れましたか?」
という質問になるわけです。
ネットを見れば、みんな無双です。
なんかほんと、答えのないものを語るのをいいことに、
正解のないものを
「語気強めにいったら勝ち選手権」
を開催しています。
誰も失敗していません。
だから、数年単位で見ると、これだけ最先端のネットに、なぜか成長を感じないのはそういうことなんだろうなと思います。
「この一年、あなたはいくつ失敗をしましたか?」
それを胸に秘めてる人に、僕からは好感を。
ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします! なんでもひとつ、願いを聞くくらいの気持ちはあります(笑)