誤解される方も悪い論。
生きていると、
「誤解されること」ってあると思うんですが、
「誤解を解きたい」と思って頑張ると、最終的に跳ね返ってくるのが、
「でもまあ、誤解される方も悪いよね」という理論だったりします。
「誤解される方も悪い」
「誤解されるような行動が悪い」
「誤解されるような言動が悪い」
良いか悪いかは別として、
これって完全に「イジメられる方も悪い論」なんですよね。
イジメも人によって肯定派と否定派がいて、
イジメが必要悪だと唱える人もいれば、
やっぱりイジメは根絶しなければいけない!と叫ぶ人もいて、
どちらがどうだと僕は答えを出せないですが、
不思議なのは、
イジメ否定派だったり、
イジメの経験で苦い思い出がある人に限って、
なぜか、「誤解される方も悪いよね」というイジメの理論をさらっと使ったりします。
一億総被害者、みたいな世の中です。
みんな被害を被っていると叫んで、
常に被害や損害に対する補償を要求するような日々です。
そして、それは押し切れば通っちゃうんですよね。
「自分はイジメをしている」という加害者意識をどれくらい持てるか。
これ、めちゃくちゃ難しいなぁと思うわけです。
でもまあ、せっかく新年早々なので、
イジメのない素敵な世界を夢見てもいいんじゃないかなぁなどと思うわけです。ちゃんちゃん。
ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします! なんでもひとつ、願いを聞くくらいの気持ちはあります(笑)