人の陰口を言わないから、負けない。
生きていく上で、
「人の陰口を言わない」というのを、そこそこに徹底してたりします。
はあ?言ってるじゃん!
とか、ツッコまれそうですが、
僕はすごく言ってそうなだけで(それもどーなんだって話ですが)、
冷静に整理していただくとわかるのですが、
人の陰口って基本的に言ってないんですよ。
あまりにも距離が遠い人相手だと、友達でもなんでもないので、
「コンテンツとして叩く」ことはあるかもしれないですが(この辺のタチの悪さは仕方がないということでw)
お友達だったり、会社の人だったり、一度飲みに行ったことあるような人を相手に対して、「陰口を言わない」ようにしていると思います。
「嘘つけ、何を聖人ぶってるんだ?」とか思われそうですが、
実は全然そうじゃなくて、全く逆で、
「最終的に負けたくない」から、陰口を言わないようにしてるんですね。
陰口を言ってると、それ以外でどんなに正しいことを言ってても、
「最終的に負ける」ように世の中はなっていると僕は考えてます。
テレビでめちゃくちゃ活躍してても、多目的トイレで不倫してたら負けるし、
センスのある芸風でお茶の間を席巻しても、脱税してたら引退寸前まで追い込まれる。
あるいは会議でどんなに素晴らしい発言をしようが、仕事をほぼサボってたらクビになる。
陰口って、それと同じなんですよね、
つまり、「お前、陰口言ってたじゃん」で、他の正論がオジャンになるわけです。
あと、陰口って、「絶対漏れる」んですよ。
人は人の情報が大好きで、人の情報をどうしても蒔いてしまう生き物なのです。
これは誰が悪いとかじゃなくて、「人間はそういう生き物」っていうだけです。
だから、人生でめちゃくちゃ絶好調な時に、自分の陰口が舞い戻ってきて刺されることってめちゃくちゃ多いんです。
だからこそ、僕は陰口を言わないようにしているという話。
それでも人間なのでたまに言ってしまったりしますが、
言った後、死にたくなるくらい後悔ですね。
逆に、「あ、今、陰口言われてるな?」とか気づいたり知ったりすると、
余計にめちゃくちゃ意識して一切何も言わないようにします。
なんなら
「どんどん陰口言うがいい!もうその時点でお前は負けてんだよ!」
みたいな、
全てを把握したゲームマスター面してドカッと構えるようにしています。
多分、陰口言ってる人の思考って、「相手も言ってるに違いない」なんですよね。
だからこそ、いつか全てをオープンにする機会があると想定して、
「いや、僕は一切何も言ってませんでしたよ?」という、
最強カード「ザ・イノセント」を常に胸ポケットに忍ばせておきたいわけです。
とまあ、そんな気持ちで生きているのですが、
ある時に、まさにそのシチュエーションになって、
お互いの手札をオープンする機会がありました。
さあ、オープン!となって、僕は必殺の「ザ・イノセント」を出したのですが、
相手はお構いなしでしたね(笑)
「お前のイメージが悪いんだ、だから俺は何を言ってもいい!」というジャイアニズムによって、
ボコボコにされた覚えがあります(笑)
まあ、なかなかうまくいかないことも多いですし、
自分という人間も歳を追うごとに不完全だなぁと感じることが多くなってきたのですが、
完璧な人間にはなれない分、
せめて陰口を言わずにいきていきたいなぁと思います。
ともあれ陰口を誘導するエサみたいな記事はよくないですね、反省。
ありがとうございます! 今後ともよろしくお願いします! なんでもひとつ、願いを聞くくらいの気持ちはあります(笑)