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Yelpって知ってる人いる?
アメリカでは有名なロケーションアプリで、主に食事などに特化した案内サイトだ。
2014年位に日本にもやってきて、盛んにイベントを催したりしていたので、一時流行ったよね。

自分が行ったお店とかアクティビティなどをせっせと紹介すると、いろいろレベルが上っていき、「エリート」という特権階級になるとイベントへの優先招待とか景品いろいろもらえたりとか、結構メリットが大きくて面白かったのだが、ある事を機に、日本から撤退となってしまった。

アメリカで、Googleが触手を動かし買収を試みたようなのだが、Yelp側がそれを断ったため「Google八分」の憂き目にあったのだ。

Google検索の上から「Yelp」の文字が消え、検索しても見つからなくなった。エゲツナイよね〜。

そのため、株主などがYelpの世界戦略を否定し、ついにアメリカ本土以外では“現地法人”がなくなってしまい、当然その地域でのマネタイズもできなくなり、事実上の撤退となったのだ。
確か2020年前後の話。

で、ぼくも2015年くらいから乗っかり始めたわけだ。

何しろ気前がよくて、六本木の高級レストランとか借り切って、
タダで肉食わしてくれたりするもんだから、こちらも必死になってそのお店のことを書くわけだw。
普通じゃ食えないような食事やクルージングのような貴重な体験をさせてくれる見返りに、そのサービス提供者のことを記事に書き掲載する。もちろん星は5つ!

Yelpは、そういう人間を集め、スポンサーを集め、イベントを仕立てて広告料をもらう、というビジネスモデルだった。

途中まではうまく行っていて、イベントがあって応募しても、なかなか当ててもらえなかったが、エリートになるとこの辺りかなり角度が上がったり、そもそも「エリートオンリー」なんていうイベントもあったし、大体月に1〜2回はそんな催しものがあったから、結構楽しかったのだ。

しかし、時は流れて2023年。
すでにYelpには昔の面影はない。

サイトを見れば、サンフランシスコ辺り(Yelpの本部)の情報が満載で、そこそこ人がワチャワチャしていそうな雰囲気もあるが、実のところはわからない。
当然、日本のエリアも存在するのだが、Googleに掲載されないもんで、誰も知らない…、という状態かな。

Googleさんも、もういい加減にしてやればいいのに…。
自前で作った「ローカルガイド」は今ひとつ盛り上がらないし、このあたりは元々それほど大きな“ブルーオーシャン”じゃなかったんじゃないか?

パンデミックもあったしね。

外食産業やレジャー産業は大打撃を受けているので、まだまだなのかな?

しかし、成田の近所に住んでいて、たまに空港近所のイオンモールなどに行くと、まさに“外人だらけ”になってるよね。
いや〜、今でも半分は外国からのお客様状態なんだから、これが中国からの旅行者が戻ってきたらどうなっちゃうんだろう?
円安のご利益は、やっと享受できるのかな?

ま、そんなことを考えつつ何かの拍子にYelpを開け、今いる場所にチェックインしてみたのだ。

千葉県の北東部は利用者が少ないだろうし、お店も大して登録されてないだろうと思ったが、結構並んでいたので、適当にチョコチョコとアクセスしてチェックしたりレビューを1〜2書いてみたりした。

するとどうだろう?
一昨日辺り、「エリートの招待状」なるものが届いた!

え?
昔はレビューを20も30も書かないとこの招待状は貰えなかったのだ。

もうエリートにしてくれるの?

っといいつつ、日本市場から撤退しているので、エリートになるメリットもほぼない。
今となっては自分の画面が「白⇒赤(4年目までのエリート)⇒黄色(エリート歴5年以上)と変わっていくだけだ。

それでも、一時は失くしていたエリートの資格だから、復活したのはちょっとだけ嬉しいw。
今のところ、何となく毎日開いて、悦に入っているわけだwww。

まあ、Yelpさんとこも複雑なんだろうな。
こういったIT系のサービスは日進月歩だから、隆盛を極めていてもなんかの拍子にあっという間に廃れる。
今にして思えば、Googleさんに大人しく売っておいた方が、全然良かったかもね。
ぼくらのような利用者にとっても、そのままGoogleに情報が流れてくれれば相当のPowerがつくので、そこからなにか(ブログやYoutubeの動画等)を紐づけて一儲けできていたかもしれないのだ。

盛者必衰とは言わないが、Yelpさん惜しいことしたね。

ま、一応今後どう転んでいくかもしれないので、せっかく復活したエリートを、もうしばらく維持できるようにすっかね。
Yelpの復活を切に願うわ〜。

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