マスク問題の解決策でみる、「仕組みで儲ける時代」=APPLEの凄さ
おはようございます、Martです。
iPhoneが11proになってから、いわゆる「マスク問題」の洗礼をうけ、
外出先などではいちいちパスワードを入力する手間がふえたので、ちょっとな〜と思ってたのですが、今回のアップデートによって改善されましたね!
なんと!
Apple Watchの認証と同期させることで、iPhoneのロックを外す、という機能が追加されました!
早速昨日から使ってますが、や〜、便利!
Apple Watchを腕につけている状態で、なおかつWatchのロックが解除されていれば、iPhoneのロックも瞬時に解除されます。
(脱着ごとにApple Watchのロックも解除が必要ですが…)
Apple Watchの方にも、コツンという振動とともに、解除した旨が通知されますね。
これまでApple WatchはiPhoneに“隷属”する立場だったのに、今回は逆にiPhone側を制御する立場にたったわけです。
う〜ん、主従逆転。
青天の霹靂ですね〜。
方法は簡単!
「設定」から「Face IDとパスワード」を開き、
下の方に設けられた「APPLE WATCHでロック解除」という項目の中に出てくる自分のApple Watchのスイッチをオンにするだけ!
2つ並べてしばらく待っていると、機能がオンになります。
しかしこれ、当然ですがApple Watchを持ってないとできないことです。
むむむ…、ますますAppleさまからは逃れられなくなったわい…。
いやはや、まったく凄い“Apple流の仕組みづくり”。
ぼくも見習いたいものです(*^^*)。
仕組みづくりと言えば、もう一つ
以前から噂になっていた、「Air Tag」が発売されましたね!
この仕組みもまた秀逸で、恐れ入ります(*^^*)。
これ、何かというと、
iOS標準の「探す」というアプリに対応した“失せ物発見器”ですw。
あなたのiPhoneにもきっとこのアプリが入ってますよ。
この機能を拡張して、この小さなデバイスが今どこにあるのか、を見つける仕組みです。
この小さなボタン状のTagの中には、小さな発信器が入っており、
常に自分のIDを発信しています。
この小さな発信器の電波は、当然遠くまでは飛ばないのですが(大体半径数メートル程度)、
その近くにあるAppleの機器(iOSデバイス)には伝わるようになってます。
(他人のデバイスで大丈夫!ここが肝!)
そのiOSデバイスを経由して、その位置情報をiCloud上に集約し、
そこからあなたのデバイスに情報が送られる、という仕組みです。
世界中に数十億台と言われているiOSデバイスのネットワークを活かした、
見事な仕組みなのですね!
さすがApple…。
まあ、ただこれにはちょっと“遺恨”話もあるのですが、
それはぼくがどうこう言う話でもないので、こちらを…。
それはiPodから始まった
この“仕組み”を作ったのは、今はなきスティーブ・ジョブズさん。
もっとも彼がここまでの未来を想像していたかどうかは定かではありませんが、彼が作った最初のiPodというデバイス、またその後のiPhoneやiPadなどの「インターネット前提のデバイス群」があったからこそ、できた仕組みと言えましょう。
iPodを最初に見たときは、衝撃的でしたから。
これは我が家に未だにある「初代iPod(箱付き)」ですw。
「今はモノクロの小さなディスプレイとホイールしかついてないけど、
いずれこれがフルカラー化され、さまざまな機能が追加されるだろう」
と容易に想像できるシロモノでした。
もちろんその当時にも、ウォークマンとかmp3プレイヤーの類はたくさんあったのですが、あのディスプレイとホイール、そして4GBという容量のストレージを搭載したことに、ものすごく価値を感じたものです。
また、それがMacと連携してケーブルをさすだけで同期が始まり、手軽に持ち運びできる状態になる、という利便性と、なんでも入れちゃえ!という容量感には、恐れ入ったもんです。
この、最初の仕組みから、Appleの野望が現実化しはじめました。
Apple社は、iPhoneというデバイスで、世界のどの企業もできなかった巨大なインフラストラクチャーを構築しています。
スマホをすっかり“生活必需品”にしてしまった功績(贖罪?)は、
GAFAのほかのどの企業よりも大きなものだと感じています。
※個人的意見ですが。
いやはや、なんとも…。
凄まじいパワーを持っちゃいましたね。
利用する側にも、いろいろ必要だし…
今回は、Appleがこの春発表した製品や機能について、
ほんの少しだけ紹介してみました。
新しい製品や機能は、いずれ“古いもの”となって消えていくのでしょうが、
一度作った“仕組み”は、そうそうは崩れるものではないかなと思います。
もちろん、これらにもまだまだ未熟・不備な点もあるでしょうが、
人々が使いつづけていくうちは、ドンドン成長も続けていくでしょう。
そしてぼくらは、完全にそれらの企業に取り込まれ、
それなしでは生きていけない!と思うようになり、
一生彼らに貢ぎ続けることに…、なるんじゃないかな〜^^;
自分で作れなかっただけに、残念な思いと、
ま、どうせならそれらを使い倒して「使い方マスター」的なポジションを狙っちゃおうかな、などという野望?をいだきつつ、
今日は終わりとします。
ではまた!