シカケる学校図書館
今回は、ましゅまろラーニング第4弾
学校図書館司書・絵本専門士として活躍していらっしゃる
masumiさん@hanbunlibrary
にきていただき、
「シカケる学校図書館」と題して
・子どもが本にふれる仕掛け
・学級開きにオススメの絵本
をお話ししていただきました。
https://twitter.com/hanbunlibrary
ちなみに、masumiさんとのご縁が繋がったのは
前回のましゅまろラーニングで
perai3さんに語っていだいたことがきっかけです。
「私一押しの司書さんよ!!」とperai3さんの圧倒的プッシュもあり
今回のましゅまろラーニングが実現しました。
perai3さんありがとう!!!
前回のましゅまろラーニングの記事はこちら
1 子どもが本にふれる仕掛け
皆さんのクラスの子ども達は本が好きですか?
普段、どのくらい本を読んでいるでしょうか
僕のクラスは
好きな子もいるし、そうじゃない子もいるという感じ
そんな自分の見取りが表しているように
僕から積極的に子ども達が本にふれるような働きかけをしてはいませんでした。
やったことといえば
前回のperai3さんの回で
「学校司書さんともっと繋がろう」と思った事をきっかけに
国語『海の命』の授業をする中で
作者である、立松和平さんの他の著作を司書さんに用意していただき
「立松和平さんコーナー」をつくり、子どもが本を手に取れるようにした
ということ
ただ、短期的な取り組みで
子どもの読書を促そうというような息の長い取り組みではありません。
そんな中、
今回、masumiさんが教えてくださった 仕掛けはどれも聞いているだけで
ワクワクするものばかりでした!!
紹介のあった実践は12個!
レッドブル先生@superduper623のグラレコをチェック!
もしわからなければぜひmasumi さんにDMを!
きっと優しく答えてくれるはずです!
会の冒頭でおっしゃっていたことは
「本は読むだけではなく、色々な楽しみ方がある」
ということ
これらの手法はまさに本の様々な魅力に着目した実践だなあと感じました。
2 ゆーしのオススメ実践3選
ここで
ゆーし選、すぐにでもやってみたいもの3選をその中から発表したいと思います!
その1
ジャジャン!
<味見読書!>
①数人で集まる。
②人数分の本を用意する。
③「1分で書誌情報を書く➡︎3分読む➡︎読んだ感想を1分で書く」
④本をローテーションして、③を繰り返す。
というワーク。
味見することで「もっと読みたい!」という気持ちが生まれますよね。
読んだ感想を伝え合う形に変えてみても
それぞれの読後感の違いを味わえて面白いのではないかと思いました!
その2
ジャジャン!
<どうぞのいす>
この取り組みの魅力はなんといっても「負担感のなさ」
椅子(これは椅子じゃなくても良いそうです)にただオススメの本を置くというだけで、教師側も非常に取り組みやすいです。
さらに、本がポンと置いてあるという様子
想像するだけでワクワクしませんか?
少ない負担で
ワクワクした場をつくり出すことができる
「どうぞのいす」
ぜひやってみたいなと思いました!
ちなみに、このワークは下記の絵本から誕生したそうです。
https://www.hisakata.co.jp/book/detail.asp?b=025250
その3
ジャジャン
<BOOKLUCK PARTY【実践】>
(masumiさんオリジナル!!)
これは今回のましゅまろラーニングの中で実際に僕たちがやってみたワークです。
<実際の流れ>
①本を紹介する人(今回は3人)
②紹介する人がそれぞれ読んだことのない本を用意する
③本を紹介する人が5分程度、どんな本なのかを予想しながら紹介します。今回は
masumiさんがファシリテーターとなり、
「この本との出会いは?」
「登場人物は?」
「このタイトルの意味は?」
など、
その本のことについて様々な質問をしてくださいました。
④それぞれの本の紹介を聞いていた人達が、
「1番その人にその本を読んでもらいたいと思った人」を選んでもらいます。
この実践の魅力はなんといっても
「読んだことのない本」でいいというところです!!
本を紹介する活動の多くは本を読むことが一般的かと思います。
しかし、この「BOOKLUCK PARTY」は読んだことのない本を紹介するので
本さえ用意できたら実施することができます。
また、
内容の全くわからない本を紹介するという点も面白い!!
僕は今回、紹介する側で参加しましたが
タイトルからなんとなくで本について話すうちに
(本当にそうなのかな、、、?)
と段々と本の内容について興味が湧いてきました。
最後の「この人はこの本読んだ方がいいよ!」
という仕方も素敵!!
紹介の内容について優劣がつけられると心理的に負担がありますよね
この本を読みましょう!とすると
読むきっかけにもなるし、
本当に予想した内容通りだったのかと、聞いていた人と交流する機会にもなりやすいです。
3 終わりに
今回、masumiさんにお話を伺い
本の魅せ方って本当に多様だなあと思いました
と、同時に司書さん達がこんなにも子ども達のためにたくさんのことを
考え、実践されていることに驚きました。
一緒の職場で働いていても
なかなか時間が合わず、思いを共有する時間を取ることができなかったと反省です。
また、こんなにも実践されていても
給与面での優遇は良くないという話も耳にします。(自治体によってくる部分もありますが、、)
最近は教員の待遇面について話題になっていますね
共に働く仲間
子ども達のために
思いを共有しながら、日々の仕事に取り組んでいきたいなと思いました。
masumiさんにはこれからもましゅまろの会でお話ししていただこうと思っています。
今後のmasumiさんにも注目です!!
今回のnoteはここまで!
コミュニティ参加は下記URLからどうぞ!
https://twitter.com/i/communities/1642410359645675527