ペット飼育におけるネグレクトについて考える。<拾>
※ これは、ペット飼育ネグレクト疑惑動画をupしているYouTubeチャンネル『やまねこと猫』の動画を振り返り、問題点を検証していく記事である。
■ 続く不適切飼育と山積する新たな問題
◇ 大移動
度々、動画の内容で夜中の間におけるロロの大移動というものを扱っているが、これまで夜中に移動したという証拠映像は出されたことが無い。
ネネの出産をライブ配信しようと購入したと思われるWi-Fiカメラは、ストレージの関係で録画は断念したと語っていたおじさんであるが、障害を負った飼い猫の大移動を疑問に思わないのだろうか。
ロロの移動の可能性は以下のことが考えられる。
1.ロロが自らの力で移動した。
2.発作を起こした反動で移動した。
3.他の猫からのいじめにより移動させられた。
1と2の可能性は非常に低いと考える。
現在のロロは自身で体を動かすことが大変難しい状態であると思われ、自らの力で移動するとは考えにくい。
そして発作の反動も、これまでの『発作』と言われている動きから推測すると、サークルベッドの縁を乗り越えるほどの反動は無いのではと考えられる。
となると3の可能性が非常に高いのであるが、そうだとしたら今すぐにでもロロを隔離する必要が出てくるのではないだろうか。
もしこれまでWi-Fiカメラで録画した記録があり、その中に3と同じか似たような状況が映し出されていたとしたら……。
そして、その事実を知りながら放置し続けているとしたら……。
いずれにせよ、こうした問題を気にかけない飼い主だということは明白である。
◇ 訓練
おじさんはこれまでロロに対し、『リハビリ』や『訓練』といったものを課してきたが、それは獣医の指導によるものではなくすべて自己流であるということがまず問題であると考える。
2021/11/28upの『少しづつ前を向いていこうと思います』によると、ロロにリラクッションを購入したと語っている。
動物病院でリハビリやマッサージなどに利用されているようで、姿勢のサポートをしてくれるクッションとのこと。
いつも寝たきりのロロにとっては良い傾向なのかもしれないが、無理な体勢をとらせたりする『訓練』がよく行われており、それによりバランスを崩して転倒することもしばしばある。
しかし、その転倒に際しても手を差し伸べたりすることはほとんどなく、ただ動画を撮影しているだけの飼い主。
余談ではあるが、リラクッションに乗せられている最中のロロは手足をバタバタと動かすことがあり、現在では床擦れに似た外傷が確認できるほど悪化している様子が見られる。
時折その部分を指で触ったりお風呂に入れたりすることがあるが、ロロに痛覚がまだあるとするなら、そういった行為は控えた方が良いのでは?と思ってしまう。
ロロは脳障害ではないかと思われており、ほんの少しの刺激さえも発作の引き金になりかねない状況で転倒防止の措置も取らず、時には『倒れちゃった』などというテロップを付ける始末だ。
ロロの病気・障害を理解し、少しでも発作を起こす確率を低く生活させようとは考えないのだろうか。
おじさんのこれまでのお世話や介護は、本当にロロの病気や障害を理解しているのか疑わしく思えてならない。
またここ最近、頻繁に行われている『食事訓練』であるが、ロロはすでに自身の頭を持ち上げられるような状態ではないにもかかわらず、自身で餌を食べさせようとしている様子は傍から見ても虐待にしか思えない。
が、シリンジでの強制給餌もロロにとっては苦しい様子が窺え、どちらもロロにとっては虐待にしかならないのではないか、と視聴する自分にはそう思えてならない。
おじさんのするその『訓練』は、本当に必要なものか今一度考えてほしい。
◇ ”ちょっと”
前回の記事でも掲載したが、ロロの排泄頻度が少なくなってきていることに加え、今度は脱肛があったという。
これらの件について続報はないが、どう考えても”ちょっと”所ではない気がするのだが、さほど気にしていない様子。
できれば常に気にして今までより一層の異常が認められた時には、すぐにでも獣医に相談してほしい所である。
■ だめ誤嚥誤嚥誤嚥だめ絶対中
※本文ママ
これは2021/06/07にupされた『【閲覧注意】ロロについてのコメントで少し怒っています』で流れたテロップの一文である。
当時、自力での食事が難しいほどロロの体調が悪化しており、今のような強制給餌を動画にしてupしたのだが、その姿勢について誤嚥の可能性があるのではないかという指摘が相次いだことによるアンサー動画となっている模様。
これまでロロは、仰向けにされた状態でシリンジにより液体状の餌を流し込まれる、という給餌方法を取られ続けているが、それによる誤嚥は一度もなく、もしこの方法で『誤嚥があればロロはもうとっくに・・・』『この食べ方で1年半以上生きている』等、最近の動画で説明がされている。
『これまで無かったから大丈夫』、なのではなく、『これから誤嚥が起こる可能性がある』という事実を、おじさんは分かってくれないらしい。
そして、何より問題なのが餌を流し込まれる速度だ。
シリンジに入れた分の量を一気に流し込む速度は相当なもので、先述した通りロロの様子は非常に苦しそうに見える。
相手の立場を慮ることができない介護はもはやネグレクトであり、虐待に通じると考える。
これらの指摘は全てアンチ認定とされ、アドバイスを取り入れ改善する様子が見られないとすると、これが『虐待に値すると認識しながらも、その行為をし続けている』ということになるのではないかと思い至るが、おじさんはそうは思わないのだろうか。
これまで献身的にお世話・介護をしてきたというスタイルと取っているが、どれひとつ”献身的”に値しないし、全て動画を視聴してもらうための”パフォーマンス”であると自分は考える。
■ キャンペーン
『ペット飼育におけるネグレクトについて考える。<捌>』において掲載したキャンペーンはまだ継続中となっている。
『YouTubeのやまねこと猫の不適切飼育をやめさせて、管理できない頭数は里親若しくは保護団体へ。これ以上炭治郎のような健康管理のできない猫を増やさないで欲しい。』
こちらのキャンペーンは不適切飼育を改めることと、炭治郎のように短命の猫をこれ以上出さないために頭数管理を目的とするものである。
この賛同については本名でなくても票を投じることが可能となっており、賛同頂けたら幸いに思う。