Get rich or die tryin'
2006年に公開されており、観たいぁと思いながらずっと観れていなかった映画「ゲットリッチオアダイトライン」を観ました。ラッパー・50centの半自伝?的な内容の映画です。
ただの個人的な感想と、ネタバレを含みます。もしまだ観ていなくて、これから観ようと思っているのであればご注意くださいませ。
・まさかの本人
知らなかったのか、知っていたけれど忘れていたのか。気付いたら年月が経過しすぎていたのか。50centご本人の出演だということに少し驚きました。ストレイトアウタコンプトンやオールアイズオンミーなどのキャストが別の俳優であるHIPHOP映画を見ていたからでしょうか? 軽くびっくり。でも2006年だったら何もおかしくないですよね。
・めっちゃギャング
ドラッグの売人をしていたとか、9発銃撃されたなどは有名な話です。内容はしっかりギャング映画でした。楽曲とMVくらいしかあまり知らなかった自分にとっては、あぁやはりそうなんだという感じ。でも初っ端から主人公側が襲撃をかけているシーンを見て、正義のヒーローじゃないんだなぁという感じもありました。でもどことなく好青年であるようにも描いていました。でもやっぱり仲間が撃たれたら撃ち返しに行くというのを見て、あぁギャングだなぁと。
・上からの圧力が大変そう
やっぱり裏社会だとボスからの圧力が大きい。そして怖い。悪事を辞めようと思ってもなかなか辞めさせてくれない。何故なら裏切り者には制裁があるから。怖いです。悪事を働いてはいけないというのは、結局こういうしがらみから抜け出せないところからなんだと思います。
しかしガッツリネタバレですが最後相手のボスを楽屋で銃〇してましたね。その直後にライブをしてスタッフロール。大丈夫なのか、あのあと(笑)
・俺が正しいから間違っていても正しいんだよ!
滅茶苦茶なこと言ってる人がいました。運転中に後部座席でモゾモゾするのが気に入らないらしく、撃ってから話を聞くと言い出します。それをなだめる50cent。結果的にその場は丸く収まりましたが、その時に言ったセリフが「俺が間違っていても結果俺が正しい。だから間違っていても正しいんだよ!」でした。こういう人物はあとでロクな目に合わないんだろうなぁと思ったら、普通に味方になっていました。正しかったのか、、、
・よく生きていたな
9発の銃弾を受け、ひとつは頬から口の中を貫通?したようです。よく生きていて、よくラッパーとして再起できたなぁと。これも実話で、その襲撃後に声質が変わってしまったとか。生きていたから良かったものの、やはり暴力は良くない。しかし生きていて良かったです。
・恋人(妻)には感謝
ギャングであることも受け入れ、人を襲撃した後もなんやかんやで受け入れる。銃撃された後に抜け殻のようになっていた50centに喝を入れて目を覚ましてくれたのも彼女。やはり女性の力は偉大ですね。
・Bラビットの友人がいる
8mileのBラビット(エミネム)の友人のソル役の人が出演していました。エミネムとも50centとも共演してるって、すごいなぁ。
・まとめ
映画としてはまぁまぁ面白かったです。ただし50centが好きじゃなかったら微妙かもしれません。あと制作活動は人を夢中にさせ、成長させます。そして悪いことは極力やめましょう。
以上です。
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