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NikonD70を手に

 中古屋でNikonD70をTamronのレンズ2つ付き12,000円で購入した。フイルムカメラはコストがどうしても高くつくので、普段使いはしばらくこれになる。デジタル一眼レフはこれまでにも何度か触ったことがあるものの、自分のものは初めて。

猫にぶち抜かれた障子で試し撮り

 とりあえず、部屋で何枚か撮りながら操作を覚える。
 これまで露出計ぶっ壊れフイルムカメラばかり使っていて、フルマニュアル撮影ばかりしていた。分からなくなったときだけ、露出計アプリで確認したが、なんとなくの勘が使っているうちに身についてくるものだ。
 露出のおおまかな目安は次のサイトを参考にさせてもらった。

 ロケーションごとの露出がなんとなく分かってしまえばあとはそこから何段明るいか暗いかを勘で設定しつつ現像したものを確認することでそこそこの明かりの幅には対応できるようになる。いまだに大外しすることもあるが。目指すは人のかたちした露出計と呼ばれる領域。

 FUJIやNIKONのミラーレス一眼にはレトロな操作性でフルマニュアルにも向いた機種はあるが、スタンダードなデジタル一眼はオマケのようにマニュアル露出のダイヤルがついている程度で、オート撮影が基本となることは、この機種を持って確信に変わっていった。フォーカスはオート一択だなという手応え。
 プログラムオートは使わないことにして、絞り優先オートで撮影してみたが勝手にいい写真にしてくれるので、これ、撮影者の技術どこまでいるんだ? という気分に。ブレの限界に挑戦してみたが、1/8秒は難しい。手ブレ補正がかかっているかどうかも分からないのでなんとも言えないが。

f5.6,1/125
f5.6、1/200
f5.6、1/250

デジカメは露出がメタデータで残ってくれるので助かる。ISOが欠落してるけど、今のところ200でやっているはず。

 物が沈黙とも雄弁ともとれる佇まいをしはじめる風景がすき。

 この日は以前イベントで知り合った方とふたりで行動した。

四万十川にひっそりと寄り添う「風のテラス」にて

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