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"自称"日本一のユグドラゴ研究家によるユグドラゴ解説PART1

どうも、閲覧者の皆様マシュマシュです。
今回は【マキシマムデュエルトーナメントに参加して運良く!!優勝することができた
ユグドラゴデッキについて解説します。
目次から読みたい所だけでもどうぞ


・はじめに

ユグドラゴについて

 ユグドラゴはラッシュデュエルのアニメシリーズにて西園寺ネイル、ザイオンが使用したマキシマム召喚、フュージョン召喚に特化したテーマになります。
そんなユグドラゴのデッキ構築は大きく分けると主に3つに分かれます。

マキシマム型
フュージョン型
混合型

また混合型の派生としてLO型も存在します。

マキシマムデュエルトーナメントにて使用したデッキ

 私が、今回のマキシマムデュエルトーナメント(以降MDT)にて選択し使用したデッキは混合型のユグドラゴになります。
最初に1つ注意点があります。
今回のMDTにて、ユグドラゴは強い部類のデッキではございません。
以下画像 当日使用した混合型ユグドラゴ

戦績
不戦勝
海竜マキシマム(クラーケン型)○
海竜マキシマム(クラーケン型)○
結果、優勝

選択理由

では何故、今回そんな中でユグドラゴ選択に至ったのか?

本大会の構築レギュレーションを見てユグドラゴの明確な弱点となる風帝ライザーなどのバウンスジョインテックジョイントなどの攻守変更カードの採用率は低くなると予想し、
主に仮想敵と想定した
ガジェット、海竜マキシマム、ヴォルカライズ
レジェンド、パーピィ
に対して強く戦える"強み"を持っている事
が選択の理由になります。

・ユグドラゴの強み

ユグドラゴの強みは以下の3つになります。
①カッコイイ😎
②KT(キルタイム)の速さ
③耐久力
の3つになります。

中でも重要となるのが①...ではなく②、③になります。

②の強み 速いKT(キルタイム)について

 私は今回MTの構築レギュレーション【メインデッキにマキシマムモンスター合計9枚以上採用】という点に目を付けました。

ここで重要になってくるのがこのカード
デュアルスペース・ユグドラゴ
(以下デュアルスペース)

スペース・ユグドラゴ2体でフュージョン召喚できる

注目すべきは持っている起動効果になります。

【効果】自分の墓地のモンスターを、[相手フィールドのモンスターの数]だけ選んでデッキに戻す。このターン、このカードは[この効果で戻したモンスターの数]までモンスターに攻撃できる。この効果でモンスター3体を戻した場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する。

何故、この効果が重要になるのかと言うと上記してある通りMDTの構築レギュレーションにあります。
マキシマムモンスターを9枚以上の採用、つまりはマキシマム召喚が出来ずモンスターをセットする状況が発生しやすくなるからです。
では、何故そのような状況に至るのか、それはマキシマムモンスターの"特性"による2つのポイントがあります。
マキシマムモンスターとはLeft、Center、Rightの3種類を揃えて攻撃表示でのみマキシマム召喚することで強力なパワーと効果を持つモンスターです。
まずここが1つ目のポイントになります。
3種類のカードを揃えなければマキシマム召喚できない。
その代わりに最上級モンスターをルールによる特殊召喚ができ更には強力な効果と高い攻撃力を持っています。
しかし、強力な能力には代償が存在します。
その代償とは守備表示が存在しない為に守備力が0になっており全てのマキシマムモンスターの守備力は0に設定されています。
これが2つ目のポイントになります。
よって、上記2つのポイントから解る通り

マキシマム召喚を行える状況になければ次ターンに備えて守備力0のモンスターをセットする状況が発生し易くなるということです。
つまりこの状況下において守備0 を複数枚セットした場合デュアルスペースの効果による連続攻撃によってフィールドのモンスターのリソースは削られまた、守備0を3枚セットした場合デュアルスペースの追加効果【この効果でモンスター3体を戻した場合、さらにこのターン、このカードの攻撃は貫通する。】によって3300×3の9900ダメージによって最速で後攻1ターン目に相手のLPを削り切ることができるのです。
これがユグドラゴの持つ強み【速いKT(キルタイム)】になります

③の強み 耐久力について

 上記している文章を見る限りでは『耐久力ほんとにあるの?』と思われる方も多いでしょう。
結論から言います。      『あります。
根拠としては、耐久力の高いモンスターとリソース回復手段にあります。

1人で3枚分の活躍をするよ!!

まずはこちら!!今現在のユグドラゴの切り札にして絶対的エース!!
ディープスペース・ユグドラゴ】になります。
(以下ディープスペース)
攻撃力4000!!
効果では破壊されない!!
相手モンスター(レベル7以上)に対するデバフ
これ1枚出すだけでも充分な壁になります。
 今、こう思いませんでしたか? 
『名称指定3体融合?
     出せないってww浪漫浪漫www』って
   情報が古いよ
それは、半年前までの話です。

灼熱のサラマンデウス収録
待望の新規カード!!

ホロスペース・ユグドラゴ】(以下ホロスペース)
このカードの登場によってこのデッキは完成の時を迎えました。
なんと!ホロスペースユグドラゴは効果に名前をスペース・ユグドラゴに変えるだけでなくディープスペースをフュージョンする時に限り2体分の融合素材になることができるのです!!
ホロスペースの登場によりディープスペース着地の確率が跳ね上がったことでデッキの耐久力を能動的に上げることができました。
また、共通効果のスペース・ユグドラゴになる効果によってデュアルスペースにもフュージョン召喚出来るので先攻、後攻どちらでも無駄なく使う事ができるのです!!。 偉い!!!

現在ユグドラゴは安定して2種類のフュージョン体を供給出来るようになった為、上記した仮想敵に対して簡単に打点で超えられてしまう展開がかなり減りました
そして、新しいレジェンドモンスター

渇望していたサイバース族のレジェンドモンスター

 RAMクラウダーの登場によって1度除去されてしまった、ユグドラゴのフュージョン体、素材として墓地に送られたスペースユグドラゴ達を蘇生することによってアタッカーの確保、リソースの回収などが1枚で状況に応じて役割を切り替え出来るカードの登場も追い風となっています。
デッキに1枚しか入れられないとしてもデュエルスペースと後述するストレンジ・アトラクターによって何度でも使い回せてしまうのもこのカードそしてこのデッキの強い部分です。

そして、ユグドラゴに始まりサイバースパイスに至るまでサイバース族には
最強のリソース回復手段、最強のドローソース
が存在します。それが

サイバース族最強のサポートカード!!

【ストレンジア・トラクター】(以下アトラクター)
このカード1枚で手札入れ替えからデッキのリソース回復までできる間違い無い最強カード!!
しかしながら、リソース回復を行うにはレベルの異なるモンスターが墓地に5体必要となりますが墓地を肥やす手段が豊富なこのデッキにとってはモーマンタイ!!
これら上記のカードによるデッキの回転力の高さこそが現在のユグドラゴデッキの耐久力を実現しているのです。
ここまで、かなり長くなってしまいましたが

次からデッキの解説になります


・デッキ解説

今回のマキシマムデュエルトーナメント(MDT)  では混合型のユグドラゴを使用しました。

デッキレシピ

混合型ユグドラゴ

 MDTではマキシマム、フュージョンの混合型のユグドラゴを使用していました。
先に説明した通り今回のレギュレーションにおいて使用できるデッキ中では決して強い部類のデッキではありません。ですが他のデッキと比べてもデッキの回転力と爆発力に関してはトップクラスに入ると考えます。
それを実現しているのが、
初動札の多さ、
     ドローソースの豊富さ、
       リソース回復手段の多さ、

               にあります。

・デッキの回し方について

このデッキは上記してある通り
初動札の多さ、ドローソースの豊富さ、リソース回復手段の多さの3つの柱によって支えられているデッキなります。この項目では、初動札とデッキの回し方例、エースカードについて解説していきます。

初動

このデッキの初動となるのが以下の画像になります。

初動札
2,3,3,3,2,1,3
の合計17枚

このデッキは初動札となるカードが44枚のデッキの中に7種類(17枚/44枚)存在するのでシャッフルのやり方で変わってきますが30%〜40%の確率で手札に初動となるカードが引ける計算になるのでデッキの安定性は高い方だと考えています。

それぞれのカードについては以下ドローソース、エンジンの項目にて解説しているのでそちらの方を参照してください。

デッキの回し方

先に結論から述べてしまうとこのデッキの回し方は、以下の①〜③を繰り返すだけです。(笑)

①ドローソース、初動札、展開札で融合素材を手札、場、墓地に揃えつつ手札の入れ替えと墓地のリソースを増やす。

②フュージョン召喚、マキシマム召喚によって盤面にエースモンスターとなるスペース・ユグドラゴを素材とするフュージョンモンスターをフュージョン召喚orユグドラゴのマキシマム召喚。
可能な場合はストレンジ・アトラクター、デュアル・スペースの効果でデッキのリソースを回復。

③目標地点であるエースを出す事ができた場合はその後1〜3ターン以内での決着を目指す。
決着が不可能な場合はモンスターを並べる、ディープ・スペースによって耐久。

以上①〜③を繰り返すだけで回し方"だけ"はとても簡単です。

回す際の注意点

上記で述べた通り回すのは簡単ですが、注意して意識を向け注意しなければならない点が3つあります。

1つ目【モンスターの管理】
 墓地に何が落ちいて、デッキには何が残っているのかを常に注意しながら回さなければいけません。豊富なデッキを触るカードと強力なリソース回復手段を持っているデッキなので意識しなければならない要素になります。

2つ目【攻めのターン・守りのターン】

 このデッキは攻めと守りが他のデッキと比べてもかなりハッキリとしたデッキであるので、攻める場面なのか守りの場面なのかを見極める事を意識しなければいけません。そうしなければあっさりと負けてしまいます。

3つ目【アドリブ】

 アドリブで動く事も意識しなければなりません。
手札の状況、墓地の状況、墓地に送られたカードによって動きが二転三転する事が多発するので、アドリブで攻め→守り、守り→攻めに途中から切り替え戦わなければいけません
これはこのデッキの強みである為、注意しなければいけません。

以上の三つの事を注意してこのデッキは回しましょう。

理想的な手札(ハンド)

ここでは、特に説明する事は無いので(笑)
理想的な手札の例を幾つか貼って置くのでそちらを参照してください。
以下画像

なんとなくイメージができれば幸いです。

デッキのエースとなるカード

このデッキの動きとして先攻、後攻のどちらもエースカードの着地を狙うのが目的になります。
以下のカードが狙うエースとなります。


天帝龍樹ユグドラゴ

元祖ユグドラゴ
始まりのマキシマムモンスターの一柱

ディープスペース・ユグドラゴ

現在のユグドラゴの切り札
高いステータスと破壊耐性も持つ
更に相手にデバフをばら撒く

デュアルスペース・ユグドラゴ

連続攻撃と貫通能力を持つ
このデッキの攻撃の核となるメインアタッカーにして
フィニッシャー

これら3枚のカードがこのデッキのエースとなります。
①天帝龍樹ユグドラゴ、ディープスペースの盤面制圧
②デュアルスペースによる連続攻撃

この2つが目標地点となります。
その中でもディープスペース、デュアルスペースの着地を狙うのが主になってきます。

・デッキの核となるカード

次に上記した目標地点にたどり着く為のカードについて解説します。

自分のターンにやりたい事

光闇サイバース族専用のフュージョン
踏み倒し効果を持つモンスター

この構築ではフィールドもしくは手札にフュージョン素材であるスペース・ユグドラゴを2〜3体揃えてフュージョンカードによってスペース・ユグドラゴのフュージョン体の着地or「スペース・ユグドラゴ」モンスターを1〜3体の着地を狙うのが目的となります。

しかし、星7モンスターであるスペース・ユグドラゴを複数枚揃えるのは簡単ではありません。
それを可能としているのが自身が持つ手札のサイバース族を踏み倒す効果と以下画像のスペース・ユグドラゴになれるモンスターになります。

自身の名前をスペース・ユグドラゴにできるモンスター

上画像の2枚のモンスター
マルチスペース・ユグドラゴ
(以下マルチスペース)
ホロスペース・ユグドラゴ
(以下ホロスペース)
この2枚は自分自身の名前をスペース・ユグドラゴに変更する能力とそれぞれが追加能力を持っています。

ホロスペース・ユグドラゴ

2体分の素材になれるユグドラゴ

まずホロスペースは先に説明した通り追加効果によってディープスペースのフュージョン素材とする場合2体分の素材になれる為、スペースユグドラゴでホロスペースを踏み倒す事で2〜3体分の素材がフィールドに揃います。

マルチスペース・ユグドラゴ

回収効果を持つユグドラゴ

次にマルチスペースについてですが、
このカードの効果を使う事で墓地から天帝龍樹ユグドラゴ3種類orスペース・ユグドラゴを回収し手札に揃える事ができます。
これによって手札フュージョン、マキシマム召喚を狙います。

つまりこのデッキは手札リソース、墓地リソースを考えながらフュージョン体の着地、マキシマム召喚を狙っていく事がこのデッキの目標となります。

・デッキのエンジンとなるカード

ここではデッキの初動とエンジンになるカードについて解説します。

マルチスペースについては上記参照

この中でも重要となるカードは
スカイエンペラー・ミニオン
カオスフェムトロン
スペース・バドエクスプロイト
スペース・コール
が重要となります。

・デッキの核とエンジンを引き込むドローソース

エンジンの説明をする前に、エンジンを引き込む為のドローソースについて解説します。
このデッキは採用されているカードの持っている特性上、数種類のドローソースを採用できます。
私が選んだドローソースは以下の画像になります

左から3枚、3枚、2枚、1枚で採用

ストレンジ・アトラクター

言わずもがな、サイバース族デッキが誇る最強のドローソースにしてデッキ回復手段になります。
発動条件として、
  手札のサイバース族1体を捨てて発動。
OR
 
墓地のレベルの異なるサイバース族5体をデッキに戻して発動。
デッキからカードを2枚ドロー。
できるため、1枚で手札の入れ替えからリソースの回復までできる1枚で2度美味しいカードとなっているため、序盤〜中盤〜終盤どの場面を切り取っても強く使えるカードになります。
そのため今回は3枚の採用となりました。

七宝船

ラッシュデュエルを代表する手札入れ替え、ドローソースになります。
基本的にはレベル7モンスターが5枚以上採用されたデッキで使用した方が良いカードとなりますが、ユグドラゴデッキは手札に上級モンスターがたまりやすいのと墓地のモンスターが重要となってくる為に今回はレベル7モンスター3枚に対して3枚の採用にいたりました。
個人的には『2枚でも良かったかな』と思ってたりします

天の加護

最強の手札減らしカードの1枚にしてマキシマムモンスター為のドローソースと言っていいカードになります。
上記項目で説明した通りこのデッキはモンスターの枚数が多く、手札に上級モンスターが溜まりやすいと言う欠点があります。天の加護はそんな欠点はかなり軽くしてくれるカードであり条件を満たせば2枚ドローできると言う願ったり叶ったりのカードとなっています。
今回は2枚の採用になりました。
2枚採用3枚採用を交互に何度も試した結果として2枚採用になっています。
3枚採用の際は2枚ドローの発動条件を満たせない状況が多くみられた事が背景にあります。

天使の施し

遊戯王OCGの名誉禁止カードにして最強のドローソースのレジェンドカードです。
3ドローして手札を2枚捨てる。強欲な壺よりも強欲と言う言葉が似合う天使。
今回は魔法カードのレジェンド枠として、
ブラックホール、ハリケーンの除去カード
融合の展開カード
天使の施しのドローソース
の上記4種の中から絞って天使の施しを選択しました。
理由としてはデッキを3枚掘れる採掘性能、手札を2枚も捨てれる手札入れ替え性能の2つに着目し採用に至りました。

これら上記のカードをエンジンを引き込む為のカードとして採用しました。

・デッキのエンジンについて

ここからはデッキのエンジンとなるカードについての解説になります。
マルチスペースについては上記で解説しているのでそちらを参照ください。

スカイエンペラー・ミニオン

初動札の1枚

 デッキの上から4枚をめくって確認し、マキシマムモンスターかスペースユグドラゴのどちらか1枚を加える事ができるカードです。
しかし、めくったカードを好きな順序とは言ってもデッキの上にそのまま戻してしまうので正直に言って強いカードでは有りません。
主な採用理由としては上記の手札に加える効果そしてレベル3という点に着目して採用しています。
ストレンジ・アトラクターを採用している都合上レベルの種類を多くしたい側面が強くなっているのでそう言う意味での採用となっています。

カオス・フェムトロン

サイバース族最強の初動

 見て分かる通りサイバース族デッキにのみ許された最強の初動カードになります。
デッキの上から3枚を墓地へ送りその中から守備力0のサイバース族を回収できるこのデッキのエンジンの中でも最も重要と言っていいカードになっています。
 このデッキでは基本的にスペース・ユグドラゴ、マルチスペース、ホロスペース、天帝龍樹ユグドラゴ各3種の計6種類のカードが回収の優先度高くなります
中でも作りたい盤面、リーサル盤面の形成する為にもスペースユグドラゴ、マルチスペースを優先して回収したいカードとなります。
ホロスペースを回収する場合には少し条件があります。
それは、フュージョン召喚が確実におこなえるもしくは盤面の攻撃力の合計値を上げる事ができる状況下で回収することをお勧めします。
また、手札に上記にて解説したドローソース、次に解説するスペース・コールが手札に存在する際は回収できるカードがあれば回収したい。
このカードは"事ができる"なので回収しない選択肢も存在します。この選択肢を取る場合は手札と墓地のカードを確認してデッキに何が残っているかこのターンに作れる最大盤面を考えて取ることになります。
後述しますがサブアタッカーとして採用しているアトラシュート・ハイドロンも回収する事ができるのでフュージョンやマキシマム召喚ができない状況であったとしてもアタッカーの供給に繋げる事ができます。 
 以上の事からこのカードは3枚の採用となっています。

スペース・コール

墓地肥やしと最上級サイバース族を踏み倒せる

次にスペース・コールです。
このカードは墓地肥やしと最上級サイバース族の踏み倒しができるのでこのデッキの中ではカオス・フェムトロンに次いで重要となる初動カードです。また、スペース・ユグドラゴを特殊召喚できれば追加で1枚ドローできるので実質4枚デッキからカードを掘ることができるのです。
特殊召喚できるモンスターはレベル7以上のサイバース族とかなり縛りがきついですがその分強力なモンスターを踏み倒す事ができます
このデッキの場合、カオスフェムトロンで回収できるスペースユグドラゴ、マルチスペース、ホロスペース、アトラシュート・ハイドロン、天帝龍樹ユグドラゴの5種類のカードを踏み倒して特殊召喚できます。
つまり、このカードは墓地肥やし、踏み倒し、展開の補助、盤面の強化と1枚で4種類の役割りができるカードなのです。

スペース・バドエクスプロイト

500バーンを飛ばしながら融合カードを回収

墓地のディープワーニング・フュージョンを回収できおまけに500ポイントのバーンダメージを与える事のできるカードになります。
このデッキはデッキの上からカードを墓地に送る動きが多い為ディープワーニング・フュージョンが墓地に送られるケースが多い為、フュージョンを行う事が重要となってくるこのデッキではこのカードも重要なエンジンとなってきます。
また、重要な要素となってくるのがメインの効果である500バーンにあります。
理由としてはこのデッキはKT(キルタイム)を意識して構築している為、一度攻撃が無効化された場合でも確実に8000ポイントを削り切り易くする意味があります。
しかし、発動条件がフィールドにレベル7以上のサイバースAND墓地にディープワーニング・フュージョンが存在する場合でなければ発動できないので今回は2枚の採用となっています。
ストレンジ・アトラクター、デュアルスペースでデッキに戻して繰り返し効果を使うことはできるので1枚でも良いのではないかと思っている部分もあります。

・もう1枚の切り札

このデッキにはもう一つの切り札がありますそれは、

サイバース族の切り札

このカード、アトラシュート・ハイドロンになります。
このカードはRAMクラウダーでの蘇生、カオス・フェムトロンで回収できるだけでなくスペース・コールによって踏み倒す事ができるのど手札、墓地、デッキのどの領域に合ってもフィールドに供給できればメインアタッカーにもサブアタッカーにもなる事ができるかなり強力なカードとなります。
また、このデッキは墓地を肥やすギミック、手札を捨てるギミックが多いので墓地のモンスターの枚数が能動的に増えていきます。
その為、素で2500の攻撃力を持っているので序盤から3000以上の打点を供給することができるようになり中盤と終盤ではリーサル打点になる事ができる便利なモンスターとなっています。
また、墓地にサイバース族が8体以上いれば追加で1枚ドローができる点もかなりの評価ポイントとなっております。
今回、採用枚数は2枚としていますが3枚でも問題はないと考えております。

・今回、採用を見送ったカード

今回、予想された仮想敵やデッキの濃度を薄くしていると思い採用を見送ったカードになります。

最後まで悩んだ優秀な控え選手達

優秀なカード達ですが、今回のレギュレーション、流行りのデッキに対しては蛇足な部分や墓地肥やしの質が下がると考え今回は採用を見送ることとなりました。

しかし!!
コスモス姫のお戯れは私自身が1枚も所持していない為、今回は採用しませんでした(笑)が持っている方は必ず入れましょう。
でも、かなり強力なコスモス姫のお戯れですが1枚も採用していない私が結果的に優勝しているのでそう言う意味ではユグドラゴの強みを活かせたのではないかと考えています。

・最後に

ここまで読んでくださり誠にありがとうございます。
ユグドラゴは私がラッシュデュエルを始めるきっかけとなったテーマなので非常に思い入れのあるテーマとなっております、今回のMDTで優勝できた事は私自身、かなり運が絡んだ部分があるなと思うのが結論でしたがこのように書き出してみたら改めて良いデッキである事に気づくことができました。
もし、ユグドラゴに興味を持った方がいましたら是非とも組んで遊んでみてください。
また、今回はパート1としているのは今後に期待を込めての意味があります。
深夜にコツコツと書いていたので誤字脱字がかなり多いと思います。そこはほんとすんません。
最後まで、ありがとうございました。

引用元
遊戯王Neuron
遊戯王ラッシュデュエルカードデータベース
https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/

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