長岡造形大 情報リテラシー論 第2回 のレポート!
こんばんは marshです。
長岡造形大学 情報リテラシー論、第2回のレポート!
…ということで十数回にわたり つどつど投稿します。
最後までぜひ!
世界のインターネット人口の推移とインターネットの歴史
1. インターネットの歴史
インターネットの始まりは1960年代にさかのぼります。当初、アメリカの国防総省が開発したARPANETが基礎になりました。これは、コンピュータ同士が通信できるネットワークで、1970年代には他の大学や研究機関にも広がりました。
1980年代にはTCP/IPというプロトコルが導入され、異なるネットワークがつながるようになりました。この技術のおかげで、インターネットは急速に成長し、1983年にはARPANETが正式にTCP/IPを使うようになりました。
1990年代には、インターネットが一般の人々にも普及し始め、ウェブブラウザの登場(特に1993年のMosaic)が利用しやすくしました。この時期、多くの企業がオンラインに進出し、インターネットショッピングの基盤ができました。
2000年代には、ソーシャルメディアやモバイルインターネットが登場し、インターネットの使い方が大きく変わりました。Facebook、Twitter、YouTubeなどのプラットフォームができて、個人同士のコミュニケーションが活発になりました。
2. 世界のインターネット人口の推移
インターネットの利用者数は、年々増えています。以下に、過去数十年のインターネット利用者数の推移を示します。
1990年代初頭: 約300万人。
1995年: 約2,500万人。
2000年: 約4億人。
2005年: 約10億人。
2010年: 約20億人。
2015年: 約30億人。
2020年: 約45億人。
2023年: 約50億人以上。
このように、世界の総人口に対するインターネット利用者の割合も増えており、2023年には約60%がインターネットを利用していると推測されています。
3. 地域別のインターネット普及状況
インターネットの普及は地域によって違います。先進国ではすでに高い普及率が達成されている一方、発展途上国ではまだ課題があります。例えば、北米やヨーロッパでは80%以上の普及率がありますが、アフリカでは約30%程度です。
4. 未来の展望
今後もインターネット人口は増えると予想されています。特に、モバイルインターネットの普及が進むことで、リモート地域や発展途上国での接続が改善されるでしょう。また、5G技術の導入により、高速なインターネット接続が可能になり、さらに多くの人々がオンラインにアクセスできるようになるでしょう。
5. 災害とインターネットの役割
5.1. 災害時の情報伝達
インターネットは、災害時に情報を伝えるための重要な手段です。自然災害や人為的な災害が発生したとき、リアルタイムでの情報共有が非常に大切です。SNSや公式ウェブサイトを通じて、被災地の状況や避難情報が迅速に広がります。
例えば、2011年の東日本大震災では、TwitterやFacebookが情報収集や共有の手段として大きく活用されました。これにより、被災者や支援者がリアルタイムで連携できました。
5.2. 災害対策と予防
インターネットは、災害の予防や対策にも役立っています。気象情報や災害リスクのデータがオンラインで入手できるため、個人や地域が事前に準備をする手助けになります。また、避難所情報や災害対応マニュアルを提供するアプリやサービスも増えています。
5.3. インターネットの脆弱性
一方で、災害時にはインターネットの脆弱性も明らかになります。地震や洪水などの自然災害によって通信インフラが損傷することがあります。これにより、情報が途切れ、支援活動が遅れることがあります。また、サイバー攻撃のリスクもあります。
5.4. 未来の展望
今後、インターネット技術の進化により、災害時の対応はさらに良くなるでしょう。IoT(モノのインターネット)技術を使ったセンサーが早期警戒システムの構築に役立ち、リアルタイムでのデータ収集が可能になります。人工知能(AI)を利用した分析も、災害発生の予測や避難経路の提案に役立つと期待されています。
結論
インターネットは災害時に情報を広めたり、予防活動を助けたりする重要な役割を果たしていますが、その脆弱性も考慮する必要があります。今後も技術の進化を追いながら、災害に強い社会を築いていくことが求められます。私たちインターネット利用者は、情報を適切に活用し、災害に備える意識を持つことが大切です。
以上です!お読みいただきありがとうございます!
来週もどうぞよろしく m(_ _)m 。