はじめてハムスターを飼う方へ
前回の記事で私もハムスターを飼いたい!というコメントを多くいただいたという妄想から今回はハムスター研究所の職員でもある私がこれからハムスターを飼いたい!という貴方のためにお迎えするハムちゃんの選び方から飼育に必要なもの、飼育の仕方まで自己満で書きたいと思います!
お迎えするハムスターの選び方
まずはじめにどんなハムちゃんをお迎えするかです。
ハムスターは大きく2種類、大きいサイズのゴールデンハムスターサイズと小さいサイズのジャンガリアンサイズがいます。小さいサイズではほかにもチャイニーズハムスターやロブロフスキーハムスターなどもいますが、
初心者が飼いやすいのはゴールデンとジャンガリアンだと思います。
ちなみに我が家だとテスラはジャンガリアン(正式にはパールドワーフハムスター)おはぎはゴールデンハムスター(クロクマハムスター)です。
オスとメスはどちらがいい?
個体差ありますが一般的にはオスの方が穏やかでメスの方が気性が荒い傾向があるのでオスの方がおすすめですが、本当に個体差なので正直なんとも言えません。
どこに買いに行けばいい?
近所のペットショップやホームセンターを探してみましょう。
またペットのコジマのサイトだと、どの店舗にどんな子がいるのか検索もできるのでおすすめです!ちなみにゴールデンハムスターの種類だけでもカラーハムスターと呼ばれるいろんな色や柄の子がいるので、定期的にコジマのサイトを見て好きな柄の子が入荷するのを待つのも良いかもしれません。
ペットショップでお迎えするハムちゃんを選ぶ際は、比較的元気な子を選ぶのが良いと思いますが、ハムスターは夜行性なので昼間はだいたい寝てるか起きていても動きは鈍いですw
あとは顔を見て、目や耳に障害や病気のような症状がないかチェックしましょう(まあでも見た目には元気そうでも飼ってみないとわからないです)。
あとはペットショップではなく里親を募集しているサイトでコンタクトを取って里親になる方法もあります。うちでは過去2回里親になったことがあり2回とも良い飼い主さんだったので上手くいきましたが個人間の取引になるので、トラブルなどもなきにしもあらずですので、心配な方はハムスターは1000~2000円と安価ですし、ちゃんとしたペットショップやホームセンターで購入するのをおすすめします。
ハムスター飼育に必要なもの
ケージ
回し車
給水器
トイレ
トイレの砂
床材(おがくず)
エサ皿
ハムスターフード
寝床(隠れられるもの)
あると良いもの
ランナーボール
砂浴びできる環境
まずはケージですが、お迎えするハムちゃんのサイズにより適応サイズが変わります。お店でみかけるかわいいケージはだいたいジャンガリアン用だと思ってください。日本の住宅は狭いのでついついハムちゃんにも狭い家に住まわせがちですが、ハムスターは実はすごく運動量が必要なので狭いケージだとかわいそうです。ゴールデンハムスターもペットショップに売っているとまだ幼くてサイズも小さいですが、成長すると握りこぶしぐらいの大きさにはなるので最初は丁度良いと思って購入したケージもすぐ狭くなってしまいます。ゴールデンハムスターサイズにおすすめのケージはこちら
ルーミーにはサイズの違いと回し車と給水ボトルがセットになったグランスペースとケージ本体のみのベーシックの2種類があるので注意。
(回し車と給水ボトルは別で買えますが、ルーミー用じゃないと付けられないので注意)
ハムスターは安いですがケージで1万(ルーミーの場合)するので他にも
必要なものそろえるとなんだかんだ初期費用で2万ぐらいはかかります。
ケージのコストを下げたい場合は水槽や衣装ケースなんて手もありますが
水槽は中級者、衣装ケースは上級者向けだと思ってちゃんとしたケージで飼育するのをおすすめします。
ジャンガリアンサイズのハムスターにもルーミーがおすすめなんですが
お洒落な見た目と扉が観音開きでお世話がしやすいグラスハーモニーというケージもあります。
エサについて
エサはハムスターフードをメインにあげてください。ヒマワリの種も好物ですが主食とせずおやつとして与えてください。ヒマワリの種をあげすぎると太ってしまいます。うちのテスラはペットショップ生活が長くてあまりヒマワリの種はもらってなかったのか、うちに来てからヒマワリの種を食べ過ぎて太ってしまいましたw
野菜もできれば毎日少しずつあげましょう。キャベツやニンジン、もやし、かぼちゃ、さつまいもなど。ただ野菜ならなんでも良いわけではなくハムスターにとっては毒になる野菜もあるので注意。こちらのブログでまとめがあるので参考にしてみてください。
トイレについて
ハムスターは決まった場所(ケージの四隅)でおしっこをするのでその場所にトイレを置きましょう。おしっこの臭いがついたおがくずをトイレに入れておくとすぐ覚えてくれます。
またハムスターはお風呂に入らない代わりに砂浴びをするので砂浴び用の砂も余裕があれば置きましょう。
うちでは最初こそ別で小さい容器に砂を入れて(ハムスター用の砂売ってます)いたのですが、いまでは衣装ケースに大量の砂を入れて遊ばせています。ケージを掃除する際のハムの避難場所としても役立っています。
あとケージの掃除中にランナーボールに入れて室内に放つのもハムちゃんの運動になるしおすすめです。
ハムスターを飼う環境
冷暖房必須。ハムスターは飼育のしやすい手軽な小動物ですが暑い夏、寒い冬そのままにしておけば死んでしまいますのでしっかりエアコンなどを使ってあげてください。ケージの置き場所は直射日光を避け、風通りの良い静かで外敵にさらされない(猫とか犬とか)場所が良いです。
ハムスターにとって快適な温度は20~25度、湿度は40~60%だそうです。 温度が10度を下回ると疑似冬眠のような状態になり、場合によってはそのまま死んでしまうこともあるとか!
うちではケージのそばに温度・湿度計を置いています。
ハムスターの寿命
だいたい2~3年です。3年生きたらだいぶ長寿でしょう。ある日突然なんだか年老いたな~って風貌になり、そこからは割と早く老衰で逝ってしまいます。ハムスターの短い一生、最後まで大切に飼うことのできる方ではないと買う資格はありません。
この記事をみてハムスターを飼ってみたい方の参考になれば幸いです。
ではまた!