デートからの…
少し前男の子にデートに誘われた。単純に誘われた事が嬉しかった。とりあえずランチでもと昼間のデート。昼間の方がいい。変な雰囲気にもなりにくいし、何となくいやらしくないから。笑。
彼は出会った日に私の事を自分の好みのタイプだと面と向かってハッキリ言ってくれた。周りに友達もいる中で、そう言われるのは悪い気はしなかった。何度かラインのやり取りをしてる中でも褒めてくれたり、私の自己肯定感を爆上げしてくれた。こういう風に素直に人のことを褒められるのはいいなぁと羨ましくなった。彼のことは好きでも嫌いでもないし、まだそこまで興味を持ててはないけど、追われる事は気持ちのいいもんだなとは思う。それはきっと私が違う男の人をずっと追っていて寂しいかったから。
「まいちゃん、今好きな人とかいるの?」私は食べていたハンバーグを吐き出しそうになった。ニコニコと笑いながら質問してきた彼に「少し前まで好きだった人がいる。」とだけ答えた。分からないけど、そう言いながら泣きそうになってものすごく我慢した。もう前みたいには好きじゃないけど、関係もまだ完全には切れていない人が私にはいる。
「それって、この前一緒にシャボン玉してた人?」と畳かけて質問が相次ぐ。勘弁してくれ。心がえぐられた。笑。「え、そうかな。多分、その人かな。」私の声、変じゃないかな。大丈夫かな。冷静かな。ハンバーグの味が分からなくなる。「そっかぁ。でも、過去形で答えたってことは俺もチャンスあるよね。」もぅ、誰か水くれ!水。
と、まぁここまで文章を下書きしていたのだけどそのまま時間が経ってしまってその男の子とはあっという間に疎遠になってしまった。笑。て言うか疎遠にしてしまった。マメなラインの頻度がしんどくなって重くなってダメだこれはとシャットアウト。あー、好きになってくれる人を好きになれたらいいのに。