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不倫体験④

不倫体験③からの続きです〜

不倫の事実を知ってから、とにかく1日1日が濃かったです。
私は朝起きてから1秒も止むことなくそのことを考え、仕事で帰宅した夫にばー!!とそれをぶつける。

そうしたらさらに心が離れてくよ!とか。もちろん思うけど、
この感情を押し込めてたら本当に自殺しそう。

自分を守るためにも必死。いやむしろ夫のメンタルとか考えてられなかった。私は私を守るために、完全に失った自尊心を少しでも取り戻そうと必死でした。

不倫って、開いてみると案外濃密だったりするじゃないですか。

それをどんどん目の当たりにすることになります。

まず最初の目の当たりが…「セッ○スの回数」

え?そんなこと?と思いますか?

幸せ脳な私は、1回きりだと思ってたんです。😅
だってどこでするの?いつ?

「何回したの?」と質問した時、彼が両手の指を出し数え始め、なかなかすぐには答えが出なかった。

「え?」その姿に私少々パニック😨

「じゅっ…回?」

「はーーーーーーーー!!!???」

前にも書きましたが、大抵男性は不倫の事実をオブラート包んで話すので、
少なく見積もっても10回はしたということ。

絶句。。。。でした。。。。

回数は明らかに減ってたけど、夫婦間でも夜の営みはありました。

同時進行で。彼女との方が多くしていた。え…3ヶ月、少し遊んだだけだったんじゃないの?

そんな楽しく遊べるほどお金も持ってないよね。仕事も朝から遅い時間まで。
ほとんどまっすぐ帰ってきてるよね?どこでそんなに会うの?全部ホテル?

不倫のショック度にセッ○スの回数は比例すると思いますか?私は断然YESでした。

そしてここに夫婦の夜の営みがどれほど大切で、それは行為そのものが大切…と言うより、その行為にどのように二人が向き合ってるかが重要…と言うことが、後によく分かってきます。

ここ重要なので、詳しくはまた書きますが…
とにかく、夫が別の女性と身体の関係に何度もあったという事実は、

自分の存在意義をさらに打ちのめされ、これを知った時にはもう、完全に生きる気力そのものが、無くなっていました。

自分の身体も、心も、顔も、性格も、全てを否定し、世界の誰からも受け入れて貰えない。大きな絶望と孤独感の中にいました。

これを書いてると胸が苦しい。人は、自分を拒絶し卑下し孤独感の中にいる時、最も苦しいのだと、改めて感じます。

でもどうして、同じ不倫でも、そこに身体の関係があることでこんなにも自分を陥れることになるのでしょうか。その辺んは、男女の性についての内容で深く考察していきたいと思います。

不倫相手の仕事先に連絡をする

頭の中が毎日パニックで、私はついに、不倫相手から話を聞くことにしました。

不倫相手は夫と同じ会社に勤める女の子で、実際働く店舗は違うのですが、どこの店舗かは聞いていたので、直接お店に連絡し、まずは彼女がお店にいるかの確認をしました。

居なかったので折り返し連絡してもらうようお願いをし、電話を切りました。
不倫相手の妻から電話。折り返しの電話が本当にあるのか。

ドキドキしながら携帯を握りしめていましたが、思ったよりも早く折り返しの電話はかかってきました。

第一声が「本当に申し訳ありませんでした。」というか細い声。

夫の言う通り、女の子らしく大人しい、癒し系な。。。私とは全然違う。
はらわた煮え繰り返りそうでした。

そしてこのか細い声の若い女の子が、夫とどのような付き合いをしていたか、
詳しくお話ししてくれるのです。

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