「ある惑星のどうぶつ達」
ここは銀色がひろがる
メタリックな世界
聞こえるか聞こえないくらいの
高音が耳鳴りのよう
万年白夜のようなこの地には
人はいない
静けさに包まれているが
メタリックなどうぶつ達か生息する
シンメトリーでシンボリックな
愛嬌あるどうぶつ達
サンタはいないがトナカイが
光にむかい駆けだした
ここにはダイナソーもいるんだな
鏡の中にも紛れ込んで
己を大きく見せてる
身体は小さめだから?
ここの鳥は蝶にもみえるけど
素早くとおくに飛んでいきそう
自らの身体を反射させて
流星のようにかがやきながら