S2シティ8-0全勝優勝|アルセウスヌメルゴンのすゝめ【24,000文字 全文無料】
どうもこんにちは。佐賀と福岡でポケカをしているめあり(@marrrry_pokeca)と言います🙌
今回、1/21(日)に行われたシティリーグS2(54名)において、予選5-0で1位通過→トナメもそのまま負けなしで8-0全勝優勝することができました。
アルセウスというデッキタイプは基本的には動きがシンプルで、他のデッキに比べればプレイの分岐が少ないため、記載できる要素はあまり多くないのですが、
ありがたいことに、かねてから僕のデッキ論を知りたいと言ってくださる方もいたため、自らの備忘録も兼ねて、今回初めてnoteを書くことにしました🙇♂️
優勝したのはレギュ落ち直前環境ではありますが、できるだけ新レギュレーションにも対応できることを中心に記載していこうと思います🙌
自分自身クレバーなプレイヤーではなく、かつ初めてのnoteで拙い構成・内容かとは思いますが、全文無料なので、お暇な方はよろしければお付き合いください🫥
※全文無料ですが、最後に石川県を中心に起きた能登半島地震に募金するための投げ銭を設けています。この記事が少しでもお役に立てた場合は、お気持ちをいただけると嬉しいです。
【2/29追記】
皆さまからいただいた投げ銭について、本日2/29(木)12:25に、日本赤十字社の「令和6年能登半島地震災害義援金」に全額寄付させていただきました。読んでくださった皆さん、あたたかい投げ銭をしてくださった皆さん本当にありがとうございました🙇♂️
被災地域の一早い復興と、被災された方々の心身の快癒をお祈りしています。
◾️自己紹介
まずは僕の自己紹介から🙂🙂
ポケカ歴は1年9ヶ月程。バトルリージョン環境くらいにデビューしました。
直近の実績としては主にこんな感じです⬇️
◎CL新潟2023 DAY2進出(184位)🌾
◎第20回くろいまなざし杯(89名)準優勝🥈
◎第60回むしのしらせ杯(119名)ベスト4🥉
◎2024シティS2優勝🏆
その他ジムバ、トレリ、箱奪優勝→20数回
実は、この戦績における
使用デッキは全て『アルセウスヌメルゴン』。
(以下アルヌメと記載します)
僕はヌメルゴンVSTARの登場以来ずっとこのデッキを握っています。
ほぼ他のデッキに浮気をしていないので、アルヌメを握ってる歴で言えば最長ということになりますね🫠
自分は変遷していく各環境、メタゲームを常に「アルセウスヌメルゴン」というフィルターを通して見つめ続け、その時々の環境に合わせて、自分なりのアプローチを加えてきました。
僕にとっては『ポケカ=アルヌメ』ということになります。
230点以上の打点は出したことありませんし、弱点をついたこともありません😇(壁デッキは除く)
このnoteはそうした奇特なプレイヤーの書きものになりますので、ご容赦をば。
ではまずデッキタイプについて。
アルヌメの基本的なデッキ性質としては、『不器用なまでに愚直』とも言えるデッキです。
自分のこの構築は、ベンチ狙撃や大火力を出せたり、はたまた非エクで小突いたり等、それらの戦術を場面に応じて器用に使い分ける。なんてことはできず、基本的にはVポケモンで前を殴り続けることしか出来ません。
そしてそれに加えて、ほとんどのポケモンVやポケモンexを一撃で倒すことはできません。
しかし、雪道と手札干渉を挟みながら高耐久ポケモンと高い要求値を押し付けることで、プレイングスキルや力量を上回る相手対面であっても、基本的な立ち回りさえ理解していれば、勝機を生み出すことが可能です。
小粒にはめっぽう強く、雪道がレギュ落ちした後の環境も、アルセウスの万能さとヌメルゴンの堅牢さで一定程度の成績を残せるポテンシャルは秘めていると思います。
また、初心者の方にもおすすめできるデッキです。
このnoteでは、当然の動きも多く記載しますが、初心者の方にも読んでいただきたいため、熟練者の方々はその点ご了承ください。
次のHレギュ環境では、アルヌメを握ろうとしている人も一定数いそうなため、ミリ単位くらい参考になるものがあれば嬉しいです🌟
◾️構築と各環境デッキとの対面勝率
まず最初に、先日のシティ優勝のレシピを掲載します。
僕がデッキに採用するカードの基準は、基本的には以下のとおりです。
①複数対面において活躍の場面がある
②シェアが高く苦手対面のtier1デッキに対して効果がある
(例:このデッキの場合ロスギラ)
まずは構築や採用理由を記載するにあたり、僕の私見とプレイスキル(※)による基準値ではありますが、noteを読む前提となる各対面の相性を記載しておきます。
(※)上手い人はもっと勝率を伸ばせるという意味です
それでは、シャイニートレジャーex環境の最終tier表を振り返ってみましょう。
この前週までは確かリザとロスギラが並んでtier1だったと思います。
しかし、次弾でのポフィンやミストエネの発表によってリザが再度脚光を浴びたり、Vガード搭載ピジョリザ構築などが登場したり等、
レギュ落ち前のシティでもロスギラが減ってリザが伸びそうな気配を感じたため、レギュ落ち後に予定していたシティリーグから、このタイミングでのシティに急遽変更しました。
結果としては、自分のこの嗅覚を信じて良かったです。
それでは当時の環境デッキに対する勝率を記載していきます。
【各対面の勝率】※Gレギュ環境当時 ※当社比
◾️リザ:7割
◾️ロスギラ:4割
◾️サナ:4〜6割(相手の練度によってかなり異なる)
◾️ロスバレ:6割
◾️ターボツキ:5割
(後1でエネつきアルセ飛ばされなければ6割強)
◾️サーフゴー:6割
◾️Fミュウ:6割
◾️雪ミュウ:8割
◾️ピオニーミライドン:4割
(後1でエネつきアルセ飛ばされなければ6割)
◾️パオジアン:4割
◾️インテウーラ:3.5割
◾️ブジン系列:6.5割
◾️白ルギア:7割
◾️カビゴンLO:まぁ無理
ロスギラ対面や後1、先2でエネつきアルセウスを飛ばしてくるデッキ以外には、ある程度ゲーム展開を作ることが可能です。
ただ、先ほども述べたように、打点が最大200という点から突破力には乏しいデッキです。
どの対面も決して楽な訳ではありません。
原則として、育て途中のVポケモンがワンパンされないようエネの貼り先を分散させ相手のヘイトを散らしたり、ボスの指令によるワンパンや縛られること等リスクヘッジながら立ち回ることが重要となります。
しかし、場合によっては逆に相手のヘイトが向くようなエネの集中のさせ方を敢えてする事もあります。
また、アルセデッキはトドロクツキに弱いという意見をかなり多く見ますが、実は構築と捌き方できちんと戦うことができます🙌(理由は後述)
◾️デッキ構築について
それではここでもう一度デッキレシピに戻りましょう。
【雪道と災いの箱について】
この型の特徴としては、雪道4枚に加え、ディフェンシブな災いの箱とVガードをそれぞれ2枚採用しているところにあると思います。
その辺りのカードの採用理由から、まず最初に触れていきますね。
①頂への雪道
まずはやっぱりこれ。
レギュ落ちしてますが、当時のメインコンセプトおよび、いずれ代替カードが出るはずですし、少し触れます。
代替カードがいずれ登場するという前提のもと読んでいただければ幸いです。
今もですが、当時の環境は特性が強力な分、その特性に依存するデッキが多く、ロスギラ等を除き、雪道が有効に刺さるデッキタイプがほとんどでした。
(リザ、サナ、パオ、サーフゴー、ミュウ、ルギア、ターボ系デッキの初動)
そのため雪道は最大回数かつ、最速で貼れるように4枚採用です。
元々は事故リスクも考え3枚採用だったのですが、サナの構築が固まってきたくらいの頃(2023.05?)から4枚目を使用する機会も増えたため、それ以来ずっと4枚採用。
めちゃくちゃ強かったです。
リザなど継続的に雪道に縛られるくれるデッキも少なくないため、多少手札でかさばっても使用感は全く悪くありません。むしろすぐ相手が貼り替えしてきたスタジアムを即座に修正できるため嬉しいことの方が多いです。
アルヌメのデッキ特性上ロングゲームになることが多く、活躍する機会は大いにあります。
Hレギュで同様のカードが出た場合、その拘束範囲にもよりますが、おそらく僕は4枚採用すると思います。
環境デッキへの勝率の根幹を成していたのは、やはりこのカードの存在があってこそでした。
スターバースが打てなくなるというデメリットはあっても、相手の初動と自らのハンドから総合的に判断し、積極的に1ターン目から貼っていくことも多かったです。
想定される場面はパッと思いつく限りでも、こんな感じ。
【相手のデッキ、動き】
⚫︎(自分が先攻の場合)相手の初動がイキリンコやネオラントに依存するデッキタイプ
⚫︎ロスギラ対面の時(相手の雪道を腐らせる、初動におけるゲッコウガを止める)※上記のように自分がスターバースに依存する必要がない前提
など
【自分の展開】
⚫︎スターバースに頼らずアルセVSTARがバトル場で殴れる状態にあり、トリニティノヴァの加速先がベンチにいる
⚫︎上記を最低限成立させうるドロサポがハンドにある(博士、ナンジャモ、アクロマ等)
⚫︎2ターン目にビーダルを立てられる&必要札を引き込めるだけのドローが見込める
⚫︎手札干渉が少ない対面かつ、翌ターン自らのスイーパーで無理なく雪道をロストできる
など
ただ、基本的に神頼みのプレイングは避けましょう。重要な局面のみ、各デッキの対面、デッキパワー、今までの経験値から、賭けのプレイングに出る価値、必要性があるかを総合的に判断してください。
(実例)
シティ準決勝でマリガンを2枚?与えていたサーフゴーとのマッチング。
相手に順当に動かれたのちの後攻アルセスタートという盤面。
手札には基本エネがあったもののダブルターボエネルギーはない。ここで勝負に出なければ、おそらく想定されるゲーム展開上追いつけないと覚悟を決め、できる限りの山圧縮を行い、ダブルターボの枚数を確認し、ナンジャモ決行。
基本エネを流すリスクはあったものの、ダブルターボを無事引くことができ、その後何とか盤面を形成し、最終的にギリギリの差で勝利。
これは運良くうまく噛み合ってくれた成功体験ではありますが、JCSへの権利や累積ポイントがかかった重要な一戦(不利対面)でしたので、充分賭けてみる価値はあったと思います。
賭けるときは、プレミや判断ミスを全て潰した上で、「この賭けのプレイングを後から後悔しない」と決めてから行動に移すと、結果はどうあれメンタルは安定します。
また、雪道はスターバース使用後も、このデッキの場合は相手のポケストップや有効に作用するスタジアムを雑に割ることができるのも強みの一つでした。
ですがHレギュレーションでは使用できなくなるため、このカードに関しては一旦この辺で。
ありがとう雪道。また会おうね❄️
②災いの箱
このデッキにおいて”超”がつくほど重要なカード。それがこの「災いの箱」です。
元々アルヌメはVSTARを主軸にする&200打点以上は出せないというデッキ特性上、青天井や280打点を叩き出すデッキ(サナ、パオ、サーフゴー、ギラティナ)や後1、先2で220打点を出せる早いデッキ(パオ、ミライドン)が苦手でした。
なぜなら、アルカナシャインのサーナイトを除き、打点の関係上、VSTARをワンパンされた返しに、そのアタッカーとなるポケモンを取ることができず、いとも簡単にサイドを4枚取られるリスクがあり、それがいちばんの負け筋となっていたからです。
それらのデッキが環境で大流行する中、この悩みを一挙に解決してくれたのが、このカードでした。
このカードを適切な位置に貼ることで、こちらの初動を崩されづらくしたり、相手の理想ムーブを叶わなくしたり、同時気絶や返しでサイドを2枚取り返したりと、攻め手や打点が限られるこのデッキにとって最適解とも言えるカードです🙌✨
次の環境においても、パオジアンやサーフゴー、トドロクツキ対面には効果的に作用するでしょうし、マキシマムベルトを採用する場合に関しては、反射ダメージ80点とベルトローリング(or200打点ノヴァ)で終盤のリザも返しで取れるようになります🔥
前述したトドロクツキ対面は、一般的にアルセ側がかなり不利という見方がメジャーなのですが、このカードを採用し、きちんとデッキを循環させていけば初動を崩されない限り、きちんと戦えます。
というより、ちゃんと勝てます。
新弾カードではミストエネルギーに注目が集まっていますが、そこよりも大事なのは、災いの箱や「くるいえぐる」で相手への反射ダメージを強制させる、そこがツキ対面におけるキーポイントなのです。
エネ加速と妨害性能は基本的にアルセウスの方が上のため、一度流れを作れると、おそらく想定より楽に勝てると思います🙌
220点カラミティストームをノーガードでもらわないために災いの箱を機能させ、ちゃんと後続を立てられれば、相手はイキリンコやネオラントなどが後ろに控え、ダブルターボ込みアルセウスでも1ターンでサイド2を取れる盤面が多くあります。
それに加えて、新弾ではマキシマムベルトやミストエネルギーも登場する訳ですから、それらを採用する場合は、今まで以上にツキex対面やその他のデッキに対しても攻めに転じやすくなると思います🧐
ですが、手札に来た瞬間無策に貼ることだけはやめましょう。相手が小突くことしかできない盤面の時に貼ったりしては意味がありません。
貼る位置によって相手のプレイングを同阻害できるか、自分が守りたい展開を常に意識し、丁寧に貼り先を考えてください。
相手のデッキに手札干渉カードがどの程度採用されているか、また相手が70点の動きをしてきた時にこちらの穴や負け筋を塞ぐためにはどこに貼るのが最適か常に考えましょう。
さて、ここからはその他の各カードの採用枚数と理由について触れていきます。
【ポケモン】
●アルセウスライン4-4
僕は1年以上V4、VSTAR3で回してきました。ネストとハイパーも各4枚採用のため、これまでの経験値上、この割合でも十分に回ってきました。
しかし、今回のシティにおいては、今までずっと採用してきた『チェレンの気配り』をVSTARの4枚目に変更することにしました。
その理由は主に2点あります。
①チェレンの発動機会の少なさ
チェレンの気配りは適切なタイミングで打てば、先攻後攻やテンポを逆転させることのできるかならのパワーカードです。
しかし打ちどころがどうしても限られる点、また今回ドロサポをアクロマから博士に変更したことから、手札トラッシュとの噛み合いの悪さを懸念しました。
ということで、想定しうるシティ最大8回戦において、より初動を安定させる方向に構築を変更しました。
チェレン不採用による戦略性の低下、選択肢の消失というデメリットは否めませんでしたが、
今回のデッキ構築において、ハードなドロサポを厚めに採用したことも相まって、各対面ほぼ順調にデッキを回すことができ、
結果として自分のペースを維持しながら盤面を展開し、それが今回の結果につながるキーファクターとなったように思います。
②
増えると予想していたリザ対面において、ベンチのアルセVがワンパンされるリスクを可能な限り低減させるため。
リザに対してサイドレースを先行する際に雪道や手札干渉まで成立しなかった場合、ペパー1枚で容易にベンチのアルセVを倒してくる(カウンターキャッチャー+ハチマキ・ベルト)という場面がPTCGLにおいてかなり発生しました。
その反省を活かし、ベンチのアルセウスも最速で進化できるよう最大枚数を採用しました。手札干渉札を厚くしたことから、シティでは上記の展開を作られることなく優位に立ち回ることができたので、効果はあったかなと思います。
ネストボールで加速先を持ってくる場合、様々な状況判断が必要となりますが、対面とハンド、そしてアルセとヌメの上のサイド落ち、ハイパーボールの枚数、山のエネの枚数と割合までしっかりサボらず計算した上で適切に選びましょう🙂
●ヌメルゴンライン2-2
ここの採用枚数に関してはずっと変えたことはありません。サイド落ち+博士での巻き込みを考えた場合の最低枚数だと思います。
今後増えそうなロコン入り構築の場合も、メインで使いたいポケモンVは2ラインしっかり入れることをお勧めします∫ ࠥօ⍨օ)ࠥ
アルセの相方の1-1採用は、サイド落ちから負けに繋がる割合が非常に高く、安定がデッキの売りにも関わらず、そのプランが組めなくなるためです。進化先はヘビボでも拾えないですしね😇
さて話が変わり、ここで突然のヌメルゴンクイズです🎩
ヌメルゴンにおいて最も警戒すべきダメージラインは何点だと思いますか?
(理由も含めて)
ー シンキングタイム 5秒 ー
はい、終了🔔
僕の思う正解は220点です。
理由は、
2回80点軽減をできても、ヌメが2パンで落ちるラインだからです。
220-80 = 140
140×2 = 280(ヌメのHPは270)
初心者の方がヌメを使う際は220のダメージラインを意識しながら立ち回ってみてください。
(例:はちまきリザードン、ルギアのストームダイブ、ミライドンのフォトンブラスターなど)
相手への要求値をどう上げていくか、そこを相手のボスやキャッチャーの残り枚数、発動条件など含めて、総合的に判断してみましょう🙌
あと進化前のヌメの下技「ぬるりところばす」はごくごく稀に使用機会が訪れますので、①水鋼の2エネで打てること、②60点出ること、③バトル場のポケモンをどかせることをちゃんと覚えておきましょう。
※カビゴンLO対面は割と絶望ですが、ヌメを進化させずこのぬるりところばすと手札干渉を挟みながら勝てたことが何度かあります。
《アルセデッキのスタートについて》
このnoteを執筆するにあたって、「先1、後1の理想の動きを知りたい」とご質問をいただいたため、記載します。
100点の動きということであれば、皆さんのご想像通り、アルセをバトル場スタートさせて、
●先攻
アルセにエネ手貼り。紐が採用されていないデッキ対面の場合はベンチにビッパや加速先となるポケモンVを配置。
※紐が落ちたHレギュ環境でもテツノツツミまでちゃんと注意しましょう。
●後攻
サポートを絡めつつ、トリニティチャージでアルセや後ろのポケモンVにエネ加速。
みたいな感じかと思います。
ですので、アルセデッキはよく「アルセでスタートできないと弱い」「入れ替え札も少ないため不自由」という意見をよく聞きます。
が、自分の場合、印象が少し違っていて。
基本的に、1ターン目は先攻後攻問わず、アルセがバトル場スタートしなくとも、エネを1枚アルセに手貼りできれば及第点だと思っています。ダブルターボでなくともよきです。
というのも、前述の通りボールやハードなドロサポを多投しており、2ターン目にアルセウスが進化し、スターバースを絡めてトリニティノヴァでベンチのポケモンに加速できる最低盤面が整う構築にしているからです。
今回シティに持ち込んだデッキのコンセプトは、
『スターバースを打たずとも序盤の盤面を成立させる』
という点を目指しました。
実際に回してみて、ここはある程度、体現できていたかと思います。
序盤にスターバースを温存できれば、相手が雪道を割ってきた中盤以降のタイミングでボスを確定で持ってきたり、ヌメルゴンのVSTARパワー「モイストスター」で全回復を狙うことも可能です🉑
リザードン対面などの場合、手貼りでもリザードンは育つが雪道を割るか 等
シティリーグの重要な局面では、相当な圧をかけることができます。
限られた時間の中で、この重要な選択肢を相手に強いることができる点もこのデッキの強みでした。
スターバースを温存できる構築、温存しない構築については、サポの採用枚数と種類に拠るところなので、サポの紹介のところで触れることにしますね。
あと、前述のとおり、アルセデッキは、一般の下馬評として、ワンパンや強制気絶環境などの点によって、逆風と見られていました。
しかし、当時の環境において、実はアルセデッキに追い風だった決定的要因があります。
それは
後1、先2でナンジャモが飛んできやすい環境だった
ことです。
リザやサナ、インテウーラ などなど
アルセウスは上述の通りデッキパワーとしては高くないデッキです。そしてこのことが相手の心理に有利に働く要因だったように思います。
アルセウス相手なら初動で多少トスを上げたとしても、中盤以降に乗り越えられると。
お相手の多くは、自身のVIPパスを優先したり、プレイに自信がある人であればある人ほど、自身の盤面を強くすれば自らのプレイングでアルセなら倒せる。そういう思いからか、勘案のうえ後1や先2でこちらの手札の枚数に関わらずナンジャモを打ってくれる率がかなり高かったです。
このプレイにより、自分も2ターン目が始まるまでに15枚近く山札をめくることができ、アルセウスの上やビッパライン、トリニティノヴァの加速先、雪道、サポートや入れ替え札など、比較的要求の多いアルセの初期盤面を堅く揃えることが可能となりました。
このことにより、自身は冒険することなく、雪道ジャッジマンやぼっちのヒトカゲやセビエをボスで狩るなどの強い動きを決めることが出来たのです。
また、後攻1ターン目にペパーを打たれる環境も脅威性はあるものの、こちらの手札は流されない展開となりますので、割と悪くはありません。
打点アップの道具をこのタイミングで貼ってくれるのであれば、スイーパーが強く使えますし、森の封印石を序盤に打ってくれるのであれば、その後はグッと楽になります。もしくはそれらのカードを貼らないのであればスターバースと手札干渉で流してしまう。
手札干渉を多投したこのデッキタイプにおいては、相手のペパーの恩恵を最小限に留めておくことができます。
今後も環境にはナンジャモやペパーは採用され続けると思うので、組むデッキに迷った際はそういった”初手によく使われるサポートという視点”で環境を眺めてみると、デッキの隠れた強みに気付けるかもしれませんね。
それでは次に、非エクの紹介です。
●ビーダルライン 2-2
2-2がやはり安定します🙂
一時期自分は1-1採用で、上下どちらかがサイド落ちした時は順当なVSTARリレーで盤面を作れはするので素直に割り切って戦おうという考えのもとプレイをしていました。
そのデッキタイプの強みとしてはビッパラインに割く枠が少ないため、自分の好みのカードを採用できるところにあります。
しかし、シティ出場時の環境は従来の雪道ツツジに加えて、ナンジャモによる終盤の手札干渉に抗えず、そのままなし崩し的に負けてしまうことも増えたため、できるだけ初動から安定してビーダルを立てられるよう自分は2-2の採用としました。
サナやロスギラ対面では、ベンチ狙撃などでビーダルラインを狩り、終盤の雪道ツツジやナンジャモでまくるプランをとられることが多かったです。
しかし、このプレイングの裏を返すと、ドローエンジンは失うもののサイド1枚取られる分にはVを主体に戦うこのデッキにとってサイドレースにほぼ影響を及ぼさず、1ターンの猶予が生まれるという微かなメリットも生まれています。
そして、その猶予がさらに何を生み出すかというと、ビーダルが命を張ってくれたおかげで、『アルセやヌメルゴンが小突かれずに無傷でいる』ということです。
そうです。勘のいい方はもうお気付きかと思いますが、このカードが強く作用するということです。
バトル場とベンチに箱を展開出来れば完璧で、サナのように自傷するデッキは打点が届かなかったり、サイド献上覚悟で殴ってきたり、ギラティナ相手にはアルセウスにスターレクイエムを強要せざるを得なかったりと、戦略の幅がかなり広がります。
という使い方もできる点から、僕はビーダルラインを2-2で採用していました。
最後に、ビーダルを使用するに当たっての注意点を。
それはドロサポの軽視です。
ビーダルがあるという安心感から、ドロサポをハイパーボールやロストスイーパーのコストとして安易に切ってしまうのはNGです。
はたらく前歯があるので、手札を減らしたいから、という理由は痛いほどわかります。
しかし、ビーダルが次のターン倒されて引けるはずの手札が引けずドローゴー展開になってしまって、そのまま負けてしまうというのは目も当てられません。
序盤のアドバンテージを逸しないよう、ビーダルが倒されるプランまで常に意識、ケアしながら、ビーダルを失っても次のターン最低限アクションを起こせるハンド作りを心がけてください。
不器用なデッキだからこそ、前のめりすぎは何事においてもNGです。
相手は基本上振れをしてくるという考えのもと、プレイしましょう。
また、ビーダルと相性がいいカードとしてホシガリスも上げられます。
しかし、当時の環境下において、ロストやインテウーラ、ブジンなどの対面でスタートしたくなかったため、しばらく不採用としていました。まぁ単純に枠が足りなかったという点もありますが…😇
ですが、ビーダル-ホシガリスシステムは起動すれば無双の性能を誇ります。
中盤以降は、ボスなどの必要札の大体の位置が計算できるようになります(トリニティノヴァで山を混ぜる行為はちゃんと失念しないように)
また、ビーダルが立てられていない場合も「すあなにかくす」でドローソースを引き、そこからまくった試合も何度もあります。
運に左右されるプレイングであることは否めませんが、ドローソースの採用枚数や山の純度、当たり札の枚数で、ある程度の期待値は計算できますので、この辺りの採用は強い弱いというよりも個々人のプレイスタイルかなと思います。
●ミカルゲ 1
元々は、苦手としていたミュウデッキのゲノセクトV、ルギアのアヤシシVやネオラントVへの回答札として、登場してからずっと採用していました。
しかし、当時はロトムVの「そくせきじゅうでん」を活用したリザードンがかなり成績を残していたため、今回のシティでも強く使えると思い、引き続き採用。
その結果、環境読みは的中し、このミカルゲにかなり助けられる盤面が多数ありました🫠
(けど直前の120人規模の自主大会ではトナメ準決勝の時にミカルゲに後1おとぼけを当てられ最速負けを喫したのでそうしたリスクも承知の上で採用されてください)
あとはターボツキ対面のネオラントを止められるのも相当偉いです。僕はシティS1の際、序盤のハイパーボールでミカルゲを切ってしまい、最終盤面でネオラント→オーリムで加速されて負けということがあったため、そこが勝敗の分岐点となりました。
当時は仕事における残業が激しく、環境デッキの構築把握が甘すぎたことが、めちゃめちゃ反省点です。。
今後のHレギュレーション下でも、相手のポケモンVの特性が幅をきかす環境であれば、常に採用を検討するべき1枚だと思っています。
今のところ新環境でも、ロトムVはリザデッキにぼちぼち採用されていますしね🙂🙂
ただ、ミカルゲを使用する場合の注意点として、リザードン対面においては、脳死で初手から出すのはやめましょう🚨
基本的にはリザ対面においては、マフォクシーを採用している一部の型を除き、ベンチ狙撃手段を持たないため、ミカルゲの特性が強くはたらき続けることが多いです。
しかし、初手の手札で順当に2ターン目にアルセが進化できるorジャッジマンを挟める場合、相手にロトムVを出させて「そくせきじゅうでん」を使わせることの方が大事です🙊
相手が「そくせきじゅうでん」で手札を増やして番を返したときにアルセを進化させ、ミカルゲを添えながら(雪道)ジャッジができると100点です💮
相手は復帰手段を手札5枚から見出すしかなくなる+リスクあるポケモンを背負い続けることになります。
手札5枚で雪道を割った上で、飴でピジョリザともに進化させることは容易ではありません。
ですので、裏を返せば、序盤の展開に博士の研究に頼らざるを得ない手札の場合は、ミカルゲのバリューがかなり高くなり、ミカルゲを初手からセットするなどして相手のハンドを増やさないよう立ち回りましょう。
Hレギュレーションでは雪道が落ち、この戦法による拘束力は安定性欠いたのですが、それでも序盤の圧縮できていない山札の状態でのジャッジマンは相手を1-2ターンバグらせられる可能性はあります。
またロトムVを出させることが、アルヌメ側の勝利条件を満たすピースとなりやすいため、この後出しミカルゲのプレイングは覚えておいて損はないかと思います🫢
それでは、続いてグッズ編です。
【グッズ】
●ボール類
ネストボール 4
ハイパーボール 4
ここはほぼ全てのアルセウスデッキにおいて共通かと思います。
アルセデッキにおいて、ボールは非常に大きな役割を持ちます。アルセへのアクセスは言うまでもなく、基本的にVポケモンは合計3体展開しておきたいし、ビッパや前述の盤面についてはミカルゲも置いておきたいですよね。
また、ボール類ははたらくまえばとの相性の良さや、ナンジャモで必要札を山下に埋められた時に山を混ぜられるという点もお忘れなきよう。
基本的に山の圧縮の方がセオリーではありますが、相手のナンジャモの使用枚数を見ながら山札を混ぜることのできるカードの残り枚数まで把握できているとベストだと思います。
●入れ替え札
ポケモンいれかえ 1
あなぬけのひも 1
採用枚数の少なさから初手に来ることが多くなく、アルセがベンチスタートした場合、序盤のスターバースで持ってくる可能性の高いカードです。
新環境では、あなぬけのひもがレギュ落ちし、プライムキャッチャーが登場しましたね。
当時の構築として、紐2枚採用の方がパワー的には強かったのですが、相手のバトル場のポケモンを先2でそのまま攻撃したい場面も多いため、スターバースで選べるメリットを考慮して、セオリー通り各1枚の採用でした。
【前を殴りたい盤面】
・アビスシーク後のギラティナV
・ヒトカゲやポッポ、コレクレー
・パオジアンやトドロクツキなどのアタッカー候補
などなど多数
いれかえと紐のどちらを使うか大差ない場合は、ひもは後半≒ボスの指令となる場面が見込めるため、まずはいれかえを使っていました。
この選び方は、プライムキャッチャーの場合、尚更そうだと思います。
プライムキャッチャーの評価に関しては、最後にACE SPECの個人的評価をまとめて記載しますので、そちらをご覧ください。
プライムキャッチャーを採用しない場合は、ポケモンいれかえを2枚採用してください。1枚だけだとサイド落ちに泣くことになります(断言)
●ロストスイーパー 2
スイーパーの強さは以下の3点です。
❶既存の雪道を割りつつ、もう1度自分で雪道を貼り直せる
→自分だけスターバースを打った後に雪道を貼りなおして、一方的に相手をロックできます
上記の点が他のスタジアムにはできなくて、スイーパーができる最大のストロングポイントでした。
しかし、サナ対面やリザ対面は基本的に雪道は4枚使用想定のため、そこまでプランに入れておいたうえで自壊させるか考えたうえでプレイしてください。
ちなみに雪道4投しておくと、スターバースでもう1枚の雪道を持ってこずとも手札に来ていることも多々あります、ご参考まで。
雪道に代わるスタジアムが出たらぜひ試してみてくださいね🙌
❷相手のHP上昇系の道具をうまく利用してサイドが取れる
→ミライドンデッキなどに採用されていた「勇気のおまもり」や古代デッキの「ブーストエナジー古代」は結構貼られてうれしいカードだったりします。
というのも、このカードたちが採用されているデッキに関してのみ、1ターンにサイドの多重どりが狙えるからです。
ここでのポイントは元のHPラインをしっかり把握し、逃げエネ確保のためのダブルターボを安易に貼らないこと。
例)ミライドン体面においてライコウやライチュウを取れる200ダメージを確実に与えられるようにしておく
そのため、そういったケースが考えられる対面の場合、ダブルターボエネ付きのアルセウスに基本エネを2-3枚つけておくこともきちんと考慮に入れてプレイしてみてください。
「楽なダブルターボに依存しない」ここ期末テストに出ます📝
❸不要な手札を能動的にロストし、手札ひいては手札干渉後の山札の純度を上げることができる
→スイーパーは使用コストとして、手札を減らす副次作用を持っており、はたらくまえばの補助やデッキ圧縮にもつながるため、リファインや大地の器などを採用していない本デッキにおいて、この副次作用も非常に重要な役割を果たします。
また、新環境においては、既存の封印石やブーストエナジーに加え、ヒーローマントなどが登場しているため、スイーパーのバリューもそれに伴い高まっています。
だいぶ長くなってきましたが、次はサポートについてです。
【サポート】
◾️ドローサポート
博士の研究 3
ジャッジマン 2
ナンジャモ 3
◾️呼び出し札
ボスの指令 3
まずはドローサポートについて触れていきます。
自分は元々これまでの1年間「アクロマの実験」を3投していました。理由は、当時の構築に関係しています。
下の画像は、CL新潟でDAY2突破した時のリストです。
このデッキのコンセプトは上振れを狙わず、序盤のアクロマでしっかりと必要パーツを集めたり、序盤の雪道ジャッジマン(以降雪ジャッジ)に必要なパーツをあらかじめ手札に抱えておけるようにし、スターバースで足りないパーツを補充し、相手を拘束し勝利につなげるというプレイスタイルでした。
アクロマの長所は、博士の研究とは異なり、もともとの手札をトラッシュすることなく、5枚の中から最も優先度の高い3枚を確実に足すことができるという点です。
アルセウスデッキは基本的に進化カードが多く、序盤の博士でトラッシュするのは、場に展開できない各進化先やチェレン、キバナなどの使用タイミングが限られるカードが主でした。
元々自分は博士の研究を採用していたのですが、上記のリスクが嫌で、博士の枠をアクロマにしたところ、使用感がかなり良くなり、すべてアクロマに変更していました。
また、当時の構築として、私はずっと「エネくじ」や「ポケギア」を採用し、後手でも強いアルセウスの構築をしていました。それらのカードと相性のいいサポートが「アクロマの実験」でした。
自身が後攻で、手札にはエネくじとアクロマがある場合、最初の手札・ドローで8枚、アクロマで5枚、エネくじで7枚見ることができます。つまり山上から20枚めくることができるのです。
そうすれば、かなりの確率で4枚採用のダブルターボと、他の必要札にアクセスすることができ、後攻でも安定して盤面を作ることができていました。
じゃんけんが滅法弱い僕にとっての専用構築だったわけですね。
しかし、環境が進行するにつれ、様々なデッキが群雄割拠する時代へ突入していきました。
その中でアルヌメが苦手とするワンパンデッキも種類と母数を増やし洗練されていき、デッキパワーがもともと高くないアルヌメがその環境で生き抜くためのカード(災いの箱など)を採用せざるを得なくなり、エネくじやポケギアも最終的にデッキから抜けていきました。
また、通常のアルセデッキと異なる点は、ナンジャモを不採用としていた点も挙げられます。
その理由は単純で、カードパワーやデッキパワーが劣るアルヌメデッキにとって、自らの初動を優先するために相手にも序盤に6枚引かせる、という相手へのトス効果を嫌い、信用していなかったからです。
アルギラ等であれば、対面がどんなポケモンを立ててこようと、大体ワンパンできます。
しかし、アルヌメは最大打点が200ということもあり、そうした動きが取れません。
各環境デッキとの対面において、お互い70点以上の動きをした場合、かなり分が悪くなってくるのです。
ですので、僕は初動が渋くなるリスクがあろうと、ジャッジマンでお互いの動きを鈍足化させ、相手の理想盤面の完成を妨げつつ、少ないパーツで盤面を完成できるアルセの利点を活かし戦うこともよくありました。
お互い40~50点の展開であれば、かなり付け入る隙があったからです。
しかし、群雄割拠環境になってからは、今までのこうした思考を一旦0ベースにして、多少リスクを払ってでも自分の動きを100に近い形で再現できる構築で臨んでみようと考え、
シティの前週に開催された福岡の大型自主大会「むしのしらせ杯」では、以下の構築に変更しました。
out)アクロマの実験③、ジャッジマン①、セイボリー②
in)博士の研究③、ナンジャモ③
この変更に踏み切ったのは、ロトムV採用型のリザードンの増加、パオジアンの減少、サナの微減のあたりです。
その時の結果は下記の通りです。予選5試合・トナメありの自主大会ではありましたが、デッキの感触もよく、ベスト4入賞することができました。
どうしても苦手としていたロスギラ対面も、ジャッジマンも含めて手札干渉の枚数が5枚となったおかげで、中盤ごろ相手がため込んでいた必要札をナンジャモですべて流したり、相手のリーサルの盤面を崩したりなど想像以上に立ち回りやすくなりました。
※予選で敗北したロスギラ戦はアルセがなかなか起動できずかなり出遅れた展開でしたが、終盤のナンジャモであと一手というところまで追い上げることができました。
ナンジャモと博士の採用によるデッキの使用感は、やはり長短ありといった感覚でしたが、当時の環境にはこちらの型の方がフィットしていたような気がします。
あとはアクロマと異なり、博士は山を掘れるスピードが段違いであり終盤の山を理想的な状態にしやすかった点と、盤面展開力がアクロマよりも大きく上回るため、モイストスターを打てるようにできたことも評価が高いポイントです。
よって採用サポートの傾向とまとめとしては、
●ピン刺しカードが多い/ヌメの進化先を確実に立てたいという思考の方⇒アクロマ型
●多少のリスクを払ってでも最高盤面を作りたい/山を掘るスピードを上げたい方⇒博士型
という風な感じかと思います。
そこに、ジャッジマンとナンジャモをご自身のプレイスタイルに応じて枚数選択されてください🙂
サイド落ちのリスクや2回打ちたい場面も多く、個人的にジャッジマンは最低2枚採用派です。
それでは最後に、ボスの指令の採用枚数(3枚)についてです。
打点が低いアルヌメにとって、相手の呼び出し札は多いに越したことはありません。
1体しか立っていない相手のキーカードを呼び出し咎める動きはもちろんのこと、こちらがワンパンできない相手を先殴りし、1枚のカードにサイド4枚とられないようにするプレイングが極めて重要となります。
使用感としては、4枚欲しくなることも多いですが、序盤の安定性の担保と、枠の都合上3枚で臨みました。
2枚以下だとどうしても痒いところに手が届かず、博士構築の場合トラッシュするリスクもあるため、アルヌメの場合の採用枚数は3枚以上が板だと思います。
【エネルギー】
・基本エネ(水・鋼) それぞれ4枚ずつ
長らくアルセウスデッキを使っていますが、2色必要なデッキにおいて、3枚以下の採用は非常に安定性を欠きます。
3枚採用の場合、サイドに1枚落ちていて、初動のアルセウスに手貼りするだけでも、その色のエネの残り枚数は1枚。最初の加速先がアルセの場合は以降の動きもかなり窮屈になります。
もっともストレスなく回したい場合は基本に忠実に4枚ずつの採用をおすすめします。
・ダブルターボ 4
アルセウスの最速準備に必須のため4投。
また、アルセウスやビーダルの逃げエネとしても優秀。
ただ前述のとおり、200打点が必要な対面においては無闇やたらと貼るのはやめましょう。
また、ダブルターボは貼ることによって、相手のヘイトを集められる点も覚えておきましょう。
後ろのビーダルやアルセにダブルターボを貼ると、狙われる確率が高まります。
その相手の心理をうまく利用し、相手のボスやキャッチャーの刃先を誘導しましょう🤫
・Vガードエネルギー 2
元々は苦手なロスギラ対面を見るために投入しました。
バトル場の無傷のアルセウスに貼るだけで、相手のロストインパクトを一撃耐えることができます。
ロスギラ対面において、この1回耐えられるかどうかがとても重要となります。
また、白ルギアのシェア率が今より高かった頃は、ヌメルゴンに貼って、先述の220点ストームダイブを食らわないようにしたり、後続のアルセを育てることよりも優先する場合があります。
あとは苦手なインテウーラ対面においては、
最終期の構築にはやまびこホーンがテンプレから抜けていたこともあり、ヌメルゴンVSTAR単騎にVガードを貼りひたすらに耐えられるのがめちゃめちゃ偉かったです😇
あとは13、14枚目のエネルギーとしての価値は非常に高かったです。
エネの総枚数が増え、たとえVが入っていない対面だったとしても、初手にこのカードがあれば以降のヌメの要求色が軽くなるため、そうした使い心地も僕は評価しているポイントの一つです。
【その他不採用カードについて】
(1)ポケモン編
・非エクアタッカーについて
攻めという面で見ると、サイド1のアタッカーを挟めた方が強いですし、戦略性も増します。
しかし、ビーダルライン採用の関係上、サイド1のアタッカーで一度戦ってしまうと、後ろに立っているビーダルを狙われるリスクがさらに高まります。
ドロソの排除に加え、サイドレースで無理なく2-1-1-2の動きが取られてしまうという、相手にとって一挙両得となる隙を生み出してしまうため、不採用としました。
基本的にアルセウスやヌメルゴンなどの高耐久のポケモンを押し付けつつ、前述した通り、相手がドローソースのビーダルを取ってくる際は2-2-1-2のサイドプランを強いる動きの方がゲーム展開としては堅いと考えています。
それでも、非エクアタッカーをこのデッキに採用したい場合は、エネ要求が低くかゆいところに届くカードが最低条件かなと思います。
●ウッウ(アクロマやスイーパー採用デッキの場合)
エネ不要、ダブルターボつきのノヴァと合わせても290点まで到達できるのが偉い。
●エレキッド
エネなし、逃げ0、ベンチ狙撃もできる優良アタッカー(つよいことしか書いてない) 狂いえぐった後のツキexをはじめ、200点与えているたねexを気絶させるのに最適なスペックを持つ。
●かがやくリザードン
リザードンex対面で災いの箱の反射ダメージ80点と合わせて330点を出せる。炎エネの採用と残し方が課題。
●かがやくゲッコウガ
手裏剣を打てれば強いが、手貼りで育てるのはいささか難しい。ポピーやネジキの介添えがあればプランとして成立しうるが、げっこうしゅりけんを使用したいのはロスト対面を除き、相手が育ちきってない中序盤であることが多く、そこでのげっこうしゅりけんは後続のプラン構築との嚙み合いが悪く、釣り竿などの周辺カード含めてデッキの枠を埋めてしまうことが難点。
●アローラロコンVライン
非エクではないですが、前環境では雪道との噛み合いが悪く不採用。しかし、新弾環境では蓋をできる対面が多いこと、またひものレギュ落ちから評価UP。ただ非エクを含むバレットデッキが増えているため、環境におけるロック率は万全ではないと考えます。
(2)グッズ・どうぐ編
●キャプチャーアロマ
あったらつよい。アロマは、進化ラインも多くエネの加速先が常に必要となるこのデッキにとっては非常に相性がいいです。ただ枠がない。。
●ポケギア3.0
あったらつよい。手札干渉orボスを適切なタイミングに打ち続けられれば、かなり勝ちに近づけます。ジャッジマン多投型は特に自らのジャッジマンで事故りづらくしてくれる役割も持つため、バリューは高めです。ただ枠がない。。
また、これらのカードは、相手のポケストップで拾えるカードという利点もあります。
しかし、デッキの採用カード属性、枚数的に、安易にポケストップを回すのは非常に危険です。本当に賭けなきゃいけないタイミング以外、無料ガチャ感覚で安易に回してはいけません。
●こだわりベルト
よく「ベルトは採用してないんですね」とお尋ねいただくことが多いです。
確かに、こだわりベルトには進化前のVやシステム枠のVをワンパンできる性能があります。
ギラティナVなどを進化前にワンパン出来ればかなり楽にはなります。
ただ、効果的に使用できる盤面と対面が限られる点や、ベルト230ラインが整うのは最速先3、後2であり、スターバースのタイミングとの噛み合いがあまりよくないと思っています。
また、序盤にベルトを自引きする確率やスターバースでベルトまで持ってくる余裕もあまりなく、望んだ盤面で機能させられる再現性が低いため不採用としました。
(3)スタジアム編
●ロストシティ
あると強いが、的確に機能させられる盤面が限られる。このデッキに関しては雪道やスイーパーのバリューが高かったため不採用。
●エイチ湖
ヌメだけでなくアルセの耐久も上げられるが、結晶の洞窟などと異なり、能動的に効果を使えず、「攻撃をされた時」という相手依存のスタジアムのため不採用。
●タウンデパート
災いの箱を売ってくれる驚異の商業ビル。だがしかし封印石も同時販売しているため建設拒否。
(けど貼る貼らないは自分で選べるため、次環境でスタジアムを採用するなら多分これ)
●ポケモンリーグ本部
ツキやミライドン、ヤミラミへの要求値を上げられるため環境的に相性は良かったが、これも使用タイミングが限られることから不採用。
(4)サポート編
●アクロマの実験
前述のとおり。しかしヌメの進化先を安定的に建てられる点、チェレンなどを確実に打てるようにする点など強みは沢山ありますので、ここはご自身の好きなプレイングに合わせた採用をお勧めします。
●チェレンの気配り
前述のとおり。後手を取った時に先後を入れ替えられる強カードですが、安定性を上げるためにやむなく不採用。けどヌメだけじゃなくアルセにも耐久されたら吐きますよね😇
あとはピジョリザ対面はベンチに下がった手負いのVSTARをボスやカウンターキャッチャーで取られがちなので、リザ環境においてはチェレンのバリューが上がっている匂いがします。
新たに登場したヒーローマントとも相性🙆♂️ ただしホシガリス採用型でないと手札にエネが渋滞し、嬉しい盤面が思ったより整わないため、その点はご注意ください。
●キバナ
後1、先2でエネつきアルセを飛ばされた場合の即時復旧を可能にできたカード。レギュ落ちのため割愛。
※ほかに不採用カードについてお尋ねがあれば、XでリプやDMいただけると僕の私見にはなりますがお答えいたします🙌
◾️各対面におけるプレイングについて(Hレギュ環境)
※新レギュ環境でほぼポケカできてないため、2/1現時点では実践に基づく記事ではありません。恐れ入りますがご了承ください。
(1)リザードンex
基本的に狙うのはベンチの無傷リザードンもしくはピン立ちヒトカゲ。
ポッポを狩ってシステムを成立させづらくする選択肢もあるのですが、無傷のリザを多く立てられることは死を意味しますので、僕はアタッカー候補の芽を摘むことを優先しています。
リザ対面の時は、相手のアタッカー候補のHPを削ることをメインプランとして組んでみてください。
ヌメルゴンはこちらがサイド1枚先行した程度の状態であれば、上記のリザードンを殴り始めれば1体で3回攻撃を受けられます。モイストスターを挟められれば5回受けられるため、理論上は1体で全てのリザードンに200ダメージずつ載せることが可能です。
また、前述のとおりマキシマムベルトを採用した場合、災いの箱とアイアンローリングや200点ノヴァで330点に到達できるので、終盤に完成した無傷リザも返しでとることができます😷
序盤のスターバースに依存しない構築の場合、ヌメルゴンをモイストスター込みで耐えさせたり、中盤にスターバースでボスを持ってきてくることも可能なため、序盤ちゃんと回れば、上記の盤面の再現性は実はそこまで低くありません。
(2)ロスギラ
もともと超絶不利対面でしたが、レギュ落ちによって、こちらも抗える余地が広がりました。ギラティナが複数並びづらいのは、こちらにとって爆アドです。
しかし、ロストギラティナというデッキのポテンシャルは凄まじいもので、個人的にはまだまだ環境に残り続けると思っています。
基本的なプレイングとしては、Vガードや災いの箱でとにかくワンパンを避けたり、返しでサイド2をしっかり取れるようにしましょう。そして適宜、手札干渉をとにかく挟みましょう。
あとはリザ対面同様、きぜつさせられずとも、ギラティナをとにかく先殴りしておいて、返しでサイド2取り返せるようにしておいてください。
個人的に対ギラティナで強いと思っている構築があるのですが、シティを控えているため、こちらについてのみ、今はまだ伏せさせてください🙇♂️
(3)サーフゴーex
(4)パオジアンex
この両対面はひたすらにキツイですね。雪道のレギュ落ちに加え、ポフィンの登場によりだいぶ手がつけられなくなりました。
パオジアンについては、セグレイブというシステム上の急所があるため、プライムキャッチャーやボスでセビエラインを執拗に狙い続けたり、もしくはマキシマムベルトと箱できちんとサイドを2-2交換していく等しながら対処してきましょう。
サーフゴーは今のところ災いの箱以外の対応策を見つけられていません。ベンチ狙撃のないこのデッキの場合、デヴォもさほど意味を持たないですし。。
現時点で自分は、明確に採用バリューの高いスタジアムを見つけられていないのですが、この2デッキのシェアが伸びてくるメタの回り方をするようなことがあれば、スイーパー以外にポケストップを破壊する役割のスタジアムを採用しておくことをお勧めします。
前述したスタジアム以外では、個人的に大口の沼なんかは面白いかもな〜と思ってます。
(5)トドロクツキex
ターボツキの場合はひたすらにアルセウスリレーを続けてください。VIPパスのレギュ落ちにより後1の爆発力は落ちたといえど、無策にバトル場のアルセウスに手貼りなどは厳禁です。
バトル場スタートしたアルセウスは次のターンで必ず取られるという心構えで臨みましょう。リスクヘッジだいじ。
前述した通り、エネのついたアルセウスを取られなければゲームは作れます。そして勝てます。
その後の動きとしては、きちんと加速先となるアルセウスVに災いの箱を貼るなどして、220点カラミティストームによって無傷でサイド2枚を献上することだけは全力で避けましょう。
そしてこの対面はほとんどヌメルゴンを立てる必要はほぼありません。
理由はアルセウスの方がエネの色を選ばず、ダブルターボでも起動がしやすく、かつ4-4採用でサイド落ちしていなければ、ヌメよりも進化できる可能性が高いからです。
3体目として立てるVSTARはサイド落ちの具合で、上を拾いやすい方を選んでください。
あとはロストスイーパーを安易にトラッシュしないこと。ここは忘れずに!
また、そうした戦い方を取る点から、チェレンが強く使える対面でもあります。箱がついたアルセウスを小突いてきた場合、箱ごと戻す動きが強いです。
非エクのツキを採用した型やいわゆる古代バレットについては、まだ対面経験がないため、対面経験後noteの追記をします(その場合はヌメを挟むことになるかと思います)
基本的にデッキ性質上、非エク中打点のデッキは得意寄りではありますが、チヲハウハネ(アルセは闘弱点)の存在を常にケアしながら立ち回ってください。
(6)未来バレット
マキシマムベルト採用型であれば戦いやすそう。こちらも対面経験後に追記します。
(誰か練習させてください🥲)
(7)アルギラ
アルセウスミラーとなるこの対面、雪道が落ちても、ジャッジマンの存在からやはり先攻ゲーになる可能性が高いです。
打点では向こうに分が、エネのリソースや採用している道具的にはこちらに分があります。
しかし、お互いのチェレンの採用有無で激しく攻略難易度が異なりますので、そこに気をつけながら立ち回りましょう。
この対面でもギラティナ先殴りを意識してください。相手のアルセの攻撃は基本的にヌメルゴン1体で3回まで受けられます。
また、今の時期にアルギラを握っているということは、ACE SPEC枠はマキシマムベルトであることが予想され、こちらがキャッチャー型であれば、その点も有利要素になり得るかと思います。
(8)ルギアVSTAR
相手の初動が弱ければ、そこをジャッジマンで咎めていきましょう。
また前述の通り、ヌメにはVガードを貼りルギアの攻撃を1体で3回受けれるようにし、ミカルゲもなるべく早いタイミングで置き、アヤシシとネオラントケアを忘れずにプレイしてください。
(アヤシシの採用率が落ちても決して軽視しないように)
また、後攻アルセウススタートして、手札にダブルターボとVガードエネルギーの両方がある場合、脳死でダブルターボを貼るのはやめましょう。
手札干渉札とエネの加速先の有無など、盤面を総合的に判断し、貼るエネルギーを選択してください。
また手札干渉札を多投しているため、相手のかぜよみもジャッジマンで無に帰すことができます😇
(9)イダイナキバLO
200点VSTARでどんどんイダイナキバを取っていきます。
最速でアルセVSTARを立て、ヌメルゴンに加速。逃げて200点ヌメルゴンでキバを殴り続ける。
このデッキがこのままシェアを伸ばし続けるようであれば、あんしんダムのビーダルを挿したり、ミュウexを採用するなどして、ミミッキュが突っ張ってきたらエネを貼り、手札干渉とプライムキャッチャーでミミッキュ、キバを取りながら、その後は順当に殴り続けていきましょう。
こちらも対面経験少なく、書けることが限られており、エアプですみません。
(10)カビゴンLO
カビゴンLO対面はシティでは切ってました。当時は他に優先して見るべき対面が多すぎたので。
新環境でシェアを伸ばしてくる場合、メテノなどで一定の対策はできると思いますが、カビゴンLOのデッキタイプも型が多様化しているため、安易なことは言わないようにします。
各自が必要だと思う対策札を採用してください🙇♂️
◾️ ACE SPECの採用について
今までそれぞれのACE SPECについて触れてきましたが、個人的には本デッキにおけるACE SPEC枠は、『プライムキャッチャー』のバリューが頭ひとつ抜けてるなと感じています。
理由としては以下の2点。
●スターバースとの相性が非常に良い
→2ターン目で、入れ替え+ボス+手札干渉の3つの強い動きがとれる。はい、つよい(語彙消失
●これ1枚でボスの指令と入れ替え札の2枚の役割を果たす
⇒他のACE SPECを採用した時よりもデッキの枠数-1枚となり、採用できるカードが増える
→繰り返しますが、アルヌメは打点が低いデッキタイプ上、ボスの指令を打ちたい盤面が多くあります🥲
現状ボスは3枚採用ですがそれでも足りず、4枚目を欲しくなる場面は多いです。
前述のとおり、リザやギラティナ、パオやサーフゴーには先殴りしておくことが非常に大事です。
プライムキャッチャーはボス不足の悩みを叶えてくれる上に、入れ替え札の枠を1減らすことができ、他のカードの採用スロットも生まれる。この点が僕がプライムキャッチャーを最も評価している点です。
ボスと違い、手札にきてもかさばりづらいことも好印象ですね。
《その他ACE SPECについて》
❶マキシマムベルト
パオやツキ、未来古代のたねexをワンパンできるようになる非常に魅力的な一枚です。
箱+ベルト+200打点でリザも取れます。
しかし、上述の通りプライムキャッチャーのバリューには今のところ及んでおらず、今後の環境はロストスイーパーの採用も増えそうですし、個人的に今のところはキャッチャーに次ぐ評価です。
サーフゴーまで取れるダメージラインが出たら評価はまた変わっていたかと思います。
しかし、この辺は環境全体のシェア次第でバリューが変わってくるため、今現状(2/1時点)の評価とのことで。
マキシマムベルトも現状めちゃくちゃ強いです。
使う場合は2回使おうというヨクバリスな考えは一旦捨て、1回きりの道具として扱うようにしましょう🙌
❷ヒーローマント
ヌメルゴンやアルセウスに関しては、ヒーローマントが注目されがちですが、スイーパーによる無効化やサイド一気取りのリスクもあるため、僕は採用はしない方向で考えています🫥🫥
アルセにマントをつけてチェレンで複数回攻撃を堪えられるというようなツイートも何度か見かけました。
しかし使ってみればわかるのですが、ホシガリスを立てておかないとアルセとともに回収したエネが手札にかさばり続け後続に加速することすらままならないという場面も多く発生します。
この辺は自分のプレイスタイルに合わせた採用でいいと思います🙌
◾️さいごに
環境にも入らないデッキ、かつこれだけの長文・駄文noteをここまで読んでいただき、ありがとうございました。
また、残業などが続いたこともあり、noteの発表が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。
(元々はレギュ落ち前に発表予定でした)
文中では”不器用”という皮肉めいた書き方をしましたが、素直なデッキタイプのため、初心者の方でも扱いやすい上に、一戦一戦をじっくり戦えるというポケカを楽しむにはもってこいのメリットもあります。
一戦一戦の密度が濃ければ濃いほど、当然上達のスピードも上がりますし、ポケカの面白さを堪能することができます。
そういった意味でも、初心者の方にお勧めできるデッキなのです。
そして最後となりましたが、
このたびの令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
被害を受けられた皆さまの安全と1日でも早く平穏な生活に戻られますことを心よりお祈り申し上げます。
主に初心者の方向けの内容で全文無料とさせていただきましたが、もしこのnoteを読んでいただき、アルセウスヌメルゴンの楽しさや、プレイングにおける気づき等が多少なりとも得られましたら、投げ銭欄を設けておきますので、お気持ちとしていただけますと幸いです。
いただいた投げ銭については、令和6年能登半島地震の被災地支援として、後日全額募金をさせていただきます。
ポケカを通じて広げることのできた交流の輪と、自身の経験を媒体として、こうした形で困っている方々に些少なりともお力添えできれば嬉しく思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!6月のJCSも相棒とともに頑張っていきます∫ ࠥօ⍨օ)ࠥ
皆さまも素敵なポケカライフを〜🙌✨
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