見出し画像

Sink or swim

4回に分けて書いたEiji Salon突撃リポート。
本当はもっと書きたい事あるけど、この辺にしておきます。

伝えたかったのは、そんな甘くないよってこと。
勢いだけでどうにかなる程、世界は甘くない。
どうにかなったなら、それは大したものではない。

僕の場合は、勢いにラッキーが加わって何とか形になった。

後日談、10年後の30歳の時にその当時付き合っていた女の子が裏で話をしてくれたことを知った。
周囲のスタイリストは本当に良くしてくれたし、練習はハードだったけど目的はシンプルだから無駄なことは一切ちらつかなかった。
※その過酷な日々はまた機会を改めてお伝えしていきたいと思います。

その苦い経験が、物事を秩序立てて考えるきっかけになったと思う。

途中、「Mallow's」という喫茶店が登場したけど、
これはそうです。
僕が経営する「Marrows」の由来です。
Lがしっくり来なくて、Rにしてみて、辞書を引いたら「核心」だった。
今は亡き親父の経営していた会社がCore。これは核という意味で、自分の中でストンと落ちてそうなりました。

「Mallow's」にはその時以来、一度も足を運んでいない。
近くを通る度、入ろうとするんだけど入れなかった。
憶えていなかったら、実は全然美味しくなかったら、あの時は優しかったけどいきなり感じ悪かったら、どうしよう、、、なんて不安から訪ねることが出来ずに何年も経過して、閉店してしまった。

とても後悔しています。
今でもたまに思い出すと、胸がキュッとする。
憶えていなくても、不味くても、お礼は言わなきゃいけなかった。
美化された過去なのだとして、それが変わろうがなんだろうが伝えなきゃいけないことがあったと思う。

それも学んだことの一つかな。
時間は平等でも、タイミングであったりちょっとしたズレで物事は歪む。
であれば、感謝を伝えるというのは決して後回しにしちゃいけない。

NYはとてもドライな街です。
チャンスに飢えた人が世界中から集い、鎬を削っています。
そして良いものには歓声をくれます。
成功した人への賛辞も惜しまない。
だから本当にシンプル。
屋台から3年で三つ星レストランに成長したお店だってあります。
その分かりやすさが残酷でもあり魅力でもある、そんな街です。


彼、いつも地下鉄のホームで聴いてた。
めちゃくちゃエモーショナル。
元気かな。

この動画はNYらしさが詰まっていると思います。
次回からはNYの街の魅力を、もう少し掘り下げてお伝えしていきたいと思います。

-- Organic Hair Salon ---------------------------------------------
Marrows(マロウズ)- http://www.marrows.tokyo

メール:info@marrows.tokyo
電 話:03-6274-8199
住 所:〒160-0022
    東京都新宿区新宿4-1-22 新宿コムロビル 901
------------------------------------------------------------ Marrows --

いいなと思ったら応援しよう!