59歳の映画備忘録 2024.9「花様年華」

(タイトルに作品名を入れることにしました、自分が探しやすいので)

やっと涼しくなりました!私も皆様も良く頑張りました!
映画館に行くのが楽しみになりますね!
(一年中行ってるけど)

今回の映画は「花様年華」、2000年香港、ウォン・カーウァイ監督作品です。

私は2年前、ウォン監督の「恋する惑星」をキネマ旬報シアターで観ています。その際、「ウォン・カーウァイ4K公式パンフレット」を購入してまして、その中に「花様年華」の紹介もあったものですから、嬉しくなって今回鑑賞した次第です。

ストーリーは1962年の香港、同じ日に隣に引越ししてきたチャウとチャン夫人が、お互いのパートナーの行動に疑問を持ち、やがて
傷心の二人は慰め合うようになり…

結末が想像できるようですが、2024年の日本ではないので、思ったとおりのラストではないです。時代背景を考慮しても、じれったい感じはしました。

正直、ストーリーの緻密さよりも、アパートや仕事場、夜店のムード、インテリア、登場人物の話し方やファッションに引き込まれてしまい、私もその場でこっそり後をつけているような感覚でした。

特に女性のチャイナドレス!私の知っているものとは大違いで、カラフルで、大胆で繊細でした。幾何学柄やモノトーン、レースやチュールを使っているものもあります。1960年代のドレスのリメイクとのことですが、本当に美しいです…

もう今は見ることのできない香港の風景ですが、映画の中で出会うことができて幸せです。しみじみと、思い返してます。
またウォン監督作品、映画館で観たいです!
(私は結構引き寄せるので、きっと観れます!)

では、またね!

2024.9 TOHOシネマズ錦糸町オリナスにて鑑賞

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