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個展のタイトルを決めているところ

11月の個展、DM用の作品が完成したので早く入稿せねばなりませんが、もう一つ決めねばならないことが残っています。
どこまで大事かいまいちわからないけれど、ヘンテコな言葉は選べない個展のタイトル。

今回は古民家の和室で展示するし、さらに和がテーマの過去絵メインの展示なので、古語から選ぼうと思っています。
さて、どこで古語を調べようかと思ったら、いいものを持っていました。


それは…『エモい古語辞典
著:堀越英美 イラスト:海鳥千本
朝日出版社
作られたきっかけが創作に励む中学生からのリクエストというのも素敵!



インスピレーションの一助になるかなと以前購入しておりました。
私が読む前に、認知症が少しある雅な祖母の通いの付き添い時に貸してあげたところ、「いいわねえ、おもしろいわねえ」と喜んでおりました。
ええ、とても面白い。美しい日本語を知ることができる喜びを感じます。

で、ぱらぱらとめくっておりまして現時点でタイトル候補が二つ。
いつも海で統一しているので、今回のようにテーマがバラバラな作品展は初めてなので、難しかったのですがどちらが良いでしょうかね。

1)色鳥のように
秋に渡ってくる小鳥たちのように色とりどりの糸で描く刺繍絵。
装画などに使用した刺繍イラスト原画と合わせてご覧ください。

2)忘れ水
人知れずひっそり流れている野の小川のように…今まで展示する機会のなかった和がテーマの刺繍絵をメインに。安倍晴明の昔話の一コマや茶道にまつわる小作品など。装画や年賀状などに使用した刺繍イラスト原画と合わせてご覧ください。


ちなみに今までの展示タイトルは結構シンプルでわかりやすいのが好きでした。
「刺繍で描く海の生き物スケッチ」「糸の魔法、海の魔法」「にんぎょさま」

さて、どちらにしようかな。。それともまだ出てくるかな。

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