八ヶ岳硫黄岳登山⑤
山小屋に到着して、
検温で熱が出てることが判明した息子。
どうにか泊めてもらいましたが、
布団置き部屋に隔離されました。
それでも、
防護服きた山小屋のスタッフが
食事を運んでくださいましたし、
特別にストーブを持ち込んで、
部屋も暖かくしてくださいました。
とてもよく対応してくださり感謝してます。
山小屋に到着時は38度少し。
ところが
夜9時過ぎには40.6度。
ロキソニンを飲ませて、
どうにか翌日朝には熱は下がりました。
それにしても、
そんな高熱なのに息子は自覚症状もなく元気なんです。
関節も痛くなく目眩もせず普通。
後から推察するに、
確かに熱はあったものの、
部屋をガンガンストーブで温めてたので、
あのおでこに当てて測るタイプの
体温計の正確性がおかしいのではないか?
室温も感知してたとしか思えません。
実際、
同じ型の体温計をネットで検索したら、
クチコミで
平熱のはずなのに高い体温が感知された!
みたいな書き込みがありました。
でも
いずれにしろ38度前後の発熱があったのは確かなので、
翌日の予定はキャンセルして下山してきました。
下山時も、
わたしより先にスイスイ歩くし、
元気なんですよね。
いったいなんだったのでしょう??
息子は、
「山の神に怒られたのかもしれない」
なんて言い出すので、
よくよく聞いてみると、
初日の登山中に立ち寄った山小屋の
トイレに100円支払わなかったそう。
最低の息子です。
山のトイレ代ケチるなんて。
そりゃ、
山の神の罰も当たるもんです。
稜線から滑落しなかっただけ良かったです。
帰りは、
八ヶ岳倶楽部でランチして、
清里の清泉寮でソフトクリームを食べて
帰ってきました。
八ヶ岳倶楽部は、
それこそ20年前くらいに家族で
上高地旅行に行った帰りに寄って以来です。
当時、
幼稚園児の息子は、
上高地でたくさん歩かされて、
ブーブー文句を言ってたものです。
もっと幼い娘は、
夫がしょいこで背負ってハイキングしました。
なんだか
あっという間に20年余りの月日が
過ぎ去ってしまいました。
無事に帰宅してきましたが、
翌日には息子のコロナのPCR検査という
ミッションがあります。
山小屋の人にも、
検査の結果にかかわらず、
連絡くださいと言われてました。
もし
コロナ陽性なら山小屋をしばらく
休業しなくてはいけないと脅されてました。
息子の検査には私も一緒に行きました。
もし陽性なら、
わたしも検査してもらおうと思ってました。
仕事上、
ハッキリさせないとまずいですから。
でも、
なんとなく直感的にコロナではなさそうとは思ってました。
そもそも、
息子は在宅勤務で引きこもりに近いし、
わたしの住んでる県全体で、
コロナ陽性者は2,3人という状況でした。
で、
検査結果はめでたく陰性でした。
陽性だったら、
妹夫婦もしばらく通勤できなくなるし、
私も夫も仕事に行けなくなるし、
娘も大学に行けなくなるし、
大変なことになるとこでした。
セーフ
本来は2泊3日の予定でしたので、
それなりの荷物を背負ってました。
息子にいたっては、
初日の洋服のまま帰宅してきました。
何も荷物を使わなかったのに、
大きな60Lザックを背負って硫黄岳に
登ったわけです。
結果的には無事下山できて帰宅できたし、
コロナも陰性でしたので、
アクシデントながらも、
思い出深い登山になりました。
初日は雪の硫黄岳で、
季節は冬!って感じでしたが、
翌日の下山ルートは、
雪もなく秋って感じ。
下界は紅葉が美しく、
紅葉を楽しむことができました。
わたしも、
次回からは荷物を減らすよう努力せねば!
柳生博がオーナーの八ヶ岳倶楽部
ランチです!
お洒落な八ヶ岳倶楽部。
停ってる車も高級車多し。
お客さまたちもお洒落。
そして、
トイレの鏡で自分を見てビックリ!
ヨレヨレの登山服に、
昨夜は洗髪できなかったし帽子をかぶってたので、
髪の毛も変。
お洒落な空間が似合わない姿でした。
久しぶりのフルーツティー。
こちら3000円近くするんです!
山小屋で貰った本格的なマスク。
このマスクなんだか笑えるんです。
妙に立体的でとがっていて、
鳥人間みたい、、、
清里の清泉寮。
ここも久しぶり!
お決まりのソフトクリーム
富士山が綺麗に見えました。
富士山を撮影する私達。
左から
私、妹、妹の旦那様。
妹とツーショット
本沢温泉の野天風呂にて。
他人に言わすと、
そっくり姉妹らしいです。
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