猿山のボス
動物園好きです。
病んでいてしばらく行ってません。
春になって
暖かくなって
コロナがマシになっていたら
久しぶりに上野動物園に行きたいなぁ
と
考えてます。
上野動物園といえば「パンダ」
やはり可愛いパンダは欠かせませんが、
何故か長くは見てられません。
動きがあまりないから
飽きてしまうのかもしれません。
上野動物園といえば、
象とカバも必見ですよね。
子供の頃、
戦争中に危険だからと殺された
上野動物園の象の絵本を読みました。
確か
毒入りの餌をあげても賢いので食べない。
仕方なく餌をやらず飢え死にさせた。
お腹が減った象は、
芸をすると飼育員さんが餌をくれると思い、
何度も芸をしながら餓死していった。
おばさんになった今も
この話を思い出すと
涙腺が崩壊しそうになります。
そして
「カバ」
正直「カバ」はあまり興味ありませんでした。
ところが
カバコーナーに行った時
ボランティアのおじさんに捕まってしまい
目の前にいるカバちゃんのエピソードを
延々と語ってくれました。
なんでも
夫婦でいたカバ。
東日本大震災の時、
メスのカバが転倒してしまい足を痛め、
それが原因で死んでしまった。
残されたオスのカバのジローは、
しばらくは
自分に与えられた1人前の餌を
必ず半分残すようになった。
おそらく亡くなった奥さんカバのために
残してたのだろう。
そして
ジローの今の友達は、
ほら、そこにいる鳥さん。
不忍池から飛んできて
ジローの側にいてくれるんです。
なーんて
またこのボランティアさんの語り口調が
上手くて、涙腺崩壊物でした。
この後
私が「カバ好き」になったのは
言うまでもありません。
姿かたちのかっこいいネコ科の動物も必見。
そして
意外と私が大好きなのが
ニホンザルの猿山です。
もうこの猿山、
いくら見ていても飽きません。
30分は必ず眺めます。
そういえば
メンタル部門界隈では、
「マウンティング」という言葉が好きな人達いるようです。
「マウント」された
「マウントとられた」
「マウントかよ!」
私が若い頃はなかった言葉です。
自慢された
見下された
バカにされた
みたいな意味合いなのでしょうか?
リアル世界でも
「自慢された」
「自慢かよ」
と
騒いでる人達います。
私が無感覚なのか、
私はあまりこのような感覚になって
怒りを感じたことゼロです。
マウントされた!
ってムカついた経験ゼロです。
鈍いのかしら?(笑)
あぁ
自慢してるなぁって思う人はいます。
でも
私は素直にその内容が
そりゃ自慢したくなるなぁっていうことなら、
「すごい よかったですねぇ」
と
答えるし
実際にそう思います。
自分が本当に羨ましいことなら、
いいなぁ〜
私もそうなりたい!
と
プラスの動機にすらなります。
つまらない自慢話に長い時間付き合わされたら、
「ちっ!時間が無駄になった」
と
思いますが
それだけのこと。
別に引きずりません。
マウントされたって騒ぐ人って、
心理学者にいわすと
自分に自信がない。
自分の境遇に不満がある。
他人が羨ましくて仕方ない。
他人と自分を比べることによってしか、
自分の価値観を見出せない。
そういう思考回路の強い人が多いらしいです。
そして
そのような人が
マウントすると思ってる人を馬鹿にして
いうセリフが
「猿山のボス」
でも
猿山のボスって大変なんです。
餌を1番に食べる権利がある。
歩く道を皆が避けてあけてくれる。
毛繕いをしてもらえる。
メス猿とやりたい放題。
メリットもありますが
デメリットの方が多いんじゃない?
っ
てくらい過酷な環境を生き抜いてこそ
ボスになれるんです。
日本猿の生態や猿系の動物学って
とても面白いんです。
野生のゴリラやチンパンジーや
オラウータン。
若い頃
確か分厚い文庫本上下巻で
「猿学」の本を読んだ記憶があります。
当時は
京都大学が「猿の研究」で有名でした。
世界各地にフィールドワークにでかけ、
研究してました。
正直言うと、
そこに進学したかった時期がありました。
「生物学」と「動物学」では、
東大もピカイチ。
数年間、
東大に勤めてました。
千葉県に東大の大学院が集まってるキャンパスがあるんです。
そこの
海洋生物学研究の人達がとても楽しそうでした。
残念ながら東大・京大は私の
射程範囲には入ってきませんでした(笑)
私が進学した大学にも「生物学」は
ありました。
しかし何故か「理系」なんです。
文系数学ではトップクラスの成績を
とれても、
理系数学には歯が立ちませんでした。
まっ
一言で言うと諦めたわけです。
後悔してます。
二浪ぐらいしても
夢を追い求めればよかったのです。
でも
夢を叶えてたら、
おそらく夫とは出会ってなかったし、
それならば
今の子供達は存在しない。
何が良くて悪かったのか、
わからないですねぇ。
話しが逸れましたが、
マウントすると言われてる猿山のボス。
これまた
最近の泣ける話しがあるんです。
高崎の猿山のボスの話。
「ベンツ」と「ゾロメ」
兄弟ボスの話。
ぜひググって読んでみてください。
しかし
すごい名前ですね
ベンツとゾロメ
マウントしてるのかよ!
猿山のボスかよ!
いやぁ
猿山のボスになれるものなら、
なりたいものです。
でも
ボス大変だから、
やっぱりご遠慮させていただきます。
やはり
モテモテのメスザルでしょ!!
発情した赤いお尻フリフリしてれば、
ボスから可愛がってもらって、
美味しい餌をわけてもらえるんでしょ?!
でも
メス猿もおばあさん猿になります。
この辺りも
猿学の本を読むと本当に興味深いですよ。
野生動物の世界は汚い人間と違って美しい!
そのような一面もありますが
実は
人間社会以上に厳しく残酷な
一面も多々あるのです。
猿について語ると止まらなくなるので
もうやめます(笑)
そうそう
ゴリラ社会がまた面白い。
またゴリラブログ書こうかしら🦍
大分の高崎の猿軍団の老いたボス猿
「ゾロメ」
仲間達が老いり弱ったボスを
以前より優しく丁寧に毛繕いしてあげます。
衰え弱ったボス猿は基本メス猿から
相手されません。
メス猿も非常にドライ。
ただ一匹だけ小猿を抱えたメス猿が
ゾロメに寄りそうらしいです。
きっと名作ドラマ「白い巨頭」の世界なら、
その雌猿は「愛人ケイコ」に違いありません。
って 妄想が過ぎるかしら。
上野動物園のカバ。ジロー
噂では新しいお嫁さんを迎えたような、、、
暖かくなったら会いに行くね。
ぶさかわ
ってこういうこと?
そして
私が上野動物園で何より愛してるのが
「爬虫類館」
爬虫類大好きなんです。
ただ
蛇が好き!
と
言うと男ウケ良くないですね。
結婚後も
名前忘れましたが白地に黄色い模様の入ってる
ニシキヘビを飼いたくて、
かなり交渉しましたが、
ヘビ嫌いの夫は
それだけは妥協してくれませんでした。
巨大ニシキヘビを首に巻いて微笑む
若い頃の私の写真あります。
シンガポール動物園で撮りました。